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2012年最後の大晦日12月31日は
最後の取材、最後の山登りで
神奈川県の湯河原幕山へ。
KAZは以前茅ヶ崎にいた頃はこの下にある岩場でフリークライミングを含め、
よく通っていたものでした。
そして今回は
この山で双子の子供を背負って山に登っている親子登山の取材でした。

通常、小さい年齢の親子登山の場合ベビーキャリーを背負いますが、
多くは父親が背負い、たまに母親が背負っているのも見ますが、
ほとんどの場合1台のみ。
兄弟がいる場合、2歳差程度なら下の子が生まれて乗るようになると
上の子はキャリーを「卒業」するケースが多いのですが、
Sさんの場合、双子のため、2台というワケでした。

1歳7ヶ月の男の子と女の子、双子だと何かと普段から大変なのは十分察し出来ますが、
それでも夫婦そろって頑張って背負って登っていました。
今はいろいろと手がかかり大変だと思いますが、
でも将来はきっと2倍楽しみでしょう。

天気は予想外に雲が多く、
風も強く寒いものの
青い相模湾と大島の眺めが綺麗でした。

仕事掲載誌の案内、続きは
PEAKS 2013年1月号です。

発行:枻出版社
価格:980円
KAZの担当は冬山装備インプレッション撮影in立山
で写真は中ページで10ページほどに加え、今回は表紙も。
それに同じく立山取材で使用してみた、
ファイントラックのウェア一式が写真+原稿で4ページほどの紹介です。
※予想はしていましたが、少し広告っぽいです(^^;)
今年の11月下旬に北アルプス、立山で取材撮影をしたものです。
ほしい装備がいろいろ出てきて困りました(^^;)
吹雪のホワイトアウトあり、晴天ありましたが、
11月下旬の立山これほどの「初滑りの聖地」のような場所だとはこれまで知りもしませんでした。
※この取材では滑りは残念ながらなし。。。
それとこの表紙ですが、実のところ印刷結果の色がデータと大きく
異なっていて正直びっくりでした。

こちらはPC環境はキャリブレーションされたモニターでデータを作成していますが
印刷結果はYがやや強すぎな印象を受けました。
先頭を駆ける佐藤佑人さんの顔の表情は顔色が良いのだけど
まさか、その狙いで色が大きく変わったのかも???
その分、青空も鮮やかすぎて
雪面も少し黄色くなっているように見えます。。。
※このスキャン画像よりも実物の印刷物の方が顕著かな。
まあ、ともあれ、この写真、事前の打ち合わせにないシーンで3人に
スノーシューで走ってもらい、撮影したところ、皆の表情が良く、
kaz的にもイチオシでしたので、このカットが選ばれた時には少し嬉しかったです。
ヤマケイが、シカ食害に、固有種の高山植物とマジメな(!?)テーマなら
PEAKSはギアインプレッション取材と、軽いノリ(!?)
かどうかは、想像にお任せしますが、まあヤマケイはヤマケイらしく
ピークスはピークスらしいと言えるかも。
仕事の掲載誌の案内となります。
山と渓谷2013年1月号
発行:山と渓谷社
価格:1200円
今回は7ページ分で企画記事
「拡大する 日本列島シカ食害」をまとめています。
10月に八ヶ岳美濃戸で行われた防鹿柵設置工事から始まり、
八ヶ岳、美濃戸:防鹿柵設置工事日本列島で今、どのエリアでシカ食害が、
どのくらい深刻なのかが分かる地図と
八ヶ岳、霧ヶ峰エリアでの食害被害と
その対策についてまとめました。
最後は食肉有効活用の取材で締めくくってっています。
信州ジビエ 自然育工房 岳やや内容が多いためパツパツ気味ですが
わかりやすい図面の提供(植生学会さんありがとうございました)
もあり、深刻さが分かるかと思います。
途中別媒体で取材・不在期間などもあり
結果的に記事執筆の進行も時間的に厳しくなってしまいました。
特に日本列島「シカ食害」エリアマップでは
掲載場所以外の事例もたくさんあると思います。
そして、下記機関、関係者の方々のご協力があり、なんとか記事にすることができました。
この場を借りてお礼したいと思います。
さっぽろ自然調査館
北海道環境生活部環境局自然環境課
環境省 自然環境局 野生生物課 鳥獣保護業務室
南信森林管理署 業務第一課
南信森林管理署 諏訪南森林事務所
自然育工房 岳
長野県諏訪地方事務所 環境課
長野県 環境部 自然保護課 自然保護係
同 野生鳥獣対策室
茅野市役所 生活環境課
赤岳天望荘グループ
硫黄岳山荘
麦草ヒュッテ
コロボックルヒュッテ
黒百合ヒュッテ
鷲が峰ひゅって
宇都宮大学農学部(植生学会)
田中 正人様
山岡 圭司様それと、
別冊の便利帳ですが
こちらは巻頭カラーグラフ5ページ分で
「憧れの固有種・希少種の山へ」
あの山でしか出会えない花を見に行こうこちらはリシリヒナゲシ、ツクモグサ、ホテイアツモリ
などを9種ほど紹介しています。
なおカラー印刷ですが、こちらはやや薄めかな~という印象でした。
※特に中表紙のリシリヒナゲシ
この便利帳ですが、今年は購入者限定でPDFダウンロード版も用意されているようです。
スマホなどにダウンロードして、電波が届かない場所でも山岳情報が確認っできるようです。
よろしくお願いします。m(_ _)m
大変遅い報告ですが(^^;)
来年のカレンダーの案内です。
フラワーカレンダー2013(2520円)発行:山と渓谷社
公募作品でKAZも背表紙(ドーナツ状のシコタンハコベ群生です。)
を含む数点採用させてもらっています。
仕事の掲載誌の案内です。
「岳人」2012年12月号
東京新聞出版部 定価800円
こちらでは
1月25日の記録が3ページ分で記事になっています。
高尾山:雪景色朝、大雪が降ったら仕事を休んで、上り電車ではなく、下り電車に乗ろうというサブタイトル
そう、人間たまには仕事を忘れて自然のなかでリフレッシュも必要だよね
という語り口で書きました。
でも、もうすこし「ゆる系」の雑誌向きかなと思って
いたのですが、まさか岳人で使いたいと言ってくるとは思っていませんでした。(^^ゞ
一方、
「山と渓谷」2012年12月号
では一転マジメな記事です。
2色刷1ページで
2012年8月に見直し発表された環境省レッドリストの改訂をまとめたものです。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15619植物に関していうと全体的には、キバナノアツモリソウが1997のCR(絶滅危惧ⅠA類)から、
現在VU(絶滅危惧Ⅱ類)になっているのは、もうちょっと深刻だよなあ...と感じますが
1997→2007→2012と改訂発表ごとに正確になっている印象です。
すでに登山道沿いで見ることが出来なくなっている
ヒダカソウは前回と同様CRですが、
これがEX(絶滅)にならないことを祈るばかりです。

ヒダカソウ(キンポウゲ科)
まあ、道具とか商業的な記事、イメージだけの記事ばかりでなく、
このような記事もあることにも意義があると思うところ。
取材で秦野市にある
若木保育園を訪問しました。
この保育園、5歳児、小学校に上がる前の年に
富士山に登ることで知られています。
もちろん、いきなり富士山を目指す訳ではなく、
日常の園生活から、普通の保育園のように園庭や公園で遊ぶのではなく
歩くことを主眼においていてるとのことです。
ちょうど2歳児がヤビツ峠から大山を登っているとのことで
昼からこちらも登って合流しました。

標高差は500mあり、子供13人、引率の保育士3人+サポート1人で登り
さすがにコースタイム通りとはいかないが、往復5時間で
背負われたりすることなく下山してきました。
lynnが2歳児の時の子連れ登山では、ベビーキャリーが欠かせなかっただけに
ちょっとびっくりするような、でも目からウロコの園長先生の話でした。
仕事の掲載誌の案内です。
Mountain gear book 発行:枻出版社 定価1260円
MOUNTAIN GEAR BOOK(枻出版HP)
発売日は9月25日でした。
山岳ガイド、山ヤ、ライター、ショップ店員、業界関係者など、
アウトドア・山の世界で活躍する人たちが所有している個人の道具で
お気に入りのもの、思い入れのあるものについて
紹介しているものです。
最新の装備もありますが、廃盤のものや、日用品に近いものまであるようです。
20~25個ほどリストアップしてほしい、との依頼があり
なるべく普段の撮影取材で使用している装備を中心に送ったところ、
今度は、その全てを郵送して撮影させてほしい、と依頼があり、
北海道、知床取材の関係でどうしても使う装備などもあったため、
2回に分けて送付したりと。
で紹介している個人装備は
・時計 カシオプロトレックPWR1300J
・ザック グラナイトギア/ヴェイパーフラッシュ
・カメラザック マウンテンダックス/CS2000PRO
・トレッキングタイツ ノースフェイス/バイオテックストレッキングタイツ
・パンツ ノースフェイス/APEXパンツ
・雨具 モンベル/ストームクルーザー
・ソックス スマートウール/トレッキングヘビークルー
・長袖Tシャツ モンベル/クール ロングスリーブジップシャツ
・中間着 パタゴニア/R1フルジップジャケット
・シュラフ モンベル/ULスーパーストレッチダウンハガー
・ガスストーブ プリムス/エクスカイザEX-ULT1
・帽子 モンベル/3Dメッシュハット
・ランタン ブラックダイヤモンド/アポロ
・登山靴 スカルパ/カイラッシュGTX
・手袋 モンベル/クールグローブなどまあ、ふだんKAZはこのようなものを着たり、背負ったり、はたまた身につけたり
で山に行っているわけですね。
それぞれのコメントは実際に内容を見ていただければと思います。(^^;)
それと、他の業界人の紹介装備とコメントももいろいろ面白く
参考になりますね~。
それと、今回リストアップしながら、
現行製品ではないなど、編集部判断で掲載が漏れた装備が一つ
あるんです。(:_;)非常にお気に入りなのですが、
こちらの
IBSオリジナル ゴアテックスパックライトテント1~2人用
※2012年7月 日高山地 戸蔦別岳で撮影
薄くて軽量なゴアテックス パックライトを使用している
1~2人用のでテントで、
今はなきIBS石井スポーツのオリジナルテントです。
ポール込み重量1.2kgと軽量です。
最大の特徴は基本はフライが不要なシングルウォールでありながら
前室部分のみフライが付属していることです。
この前室スペースにシューズが置けるのは
大きなメリットです。
実はICIのゴアライトの1~2人用も所有していますが
特に雨天時は泥だらけのシューズを取り込まなければいけないとか
面倒なため、あまり使用していません。
IBSを吸収合併したICIで
是非とも再び製品化してほしいと願っています。
では、本屋さんで見たら是非とも手にとって下さいm(_ _)m
仕事の掲載誌の案内になります。
岳人別冊秋山2012
発刊 中日新聞東京本社
定価 1100円
東京新聞WEBAMAZONKAZの担当は
・特別企画 「富士を見る山」で箱根の金時山からのルポになります。
この金時山実は初めて登ったのが高校山岳部の時という思い出深い山です。
記事の素材は2010年のこの登山が元になっています。
2010年11月20日ブログ記事:金時山それと
・特別企画「子どもを連れて山に行こう」で
全7ページでルポが3ページ。これは乗鞍高原ハイキングと
2011年10月27日:ブログ記事 乗鞍高原 晩秋年齢、月齢別山行計画の立て方...2Pと
最新人気機種 ベビーキャリーカタログ...2Pとなっています。
まずは本屋さんで見てください!
よろしくお願いしま~す。m(_ _)m
7月19-20日で北岳へ行ってきました。
専門学校、
国際自然環境アウトドア専門学校のプログラム学習で
高山植物の講師役です。
元YK編集部のMさんが、職員になっていて、
学生を教えていて、学生さんからの要望、依頼があったので、
編集部時代ではお世話になった経緯もあり、引き受けました。

初日は広河原から御池小屋まで。
大樺沢沿いに二俣へ。

登山道脇で出会う高山植物の種名とその知識、見分け方から
亜高山帯を構成する主要な樹木。
さらに、植生の話まで。
レクチャーには時間がかかるものの
若い学生さんだけあり、テント泊ながら、ペースも良い調子。
今年は残雪が豊富で、この時期にしてはまだかなり雪渓が残っていました。
2日目は御池から山頂往復。
朝は朝焼けの空と鳳凰山。

草滑りを登っていると途中から雨の天気に。。。
基本的に将来ガイドさんになるのが目標の学生さんたちですが、
若く知識も吸収しやすい時期から高山植物の知識を身につけるのが狙いだそうです。

kazの周りでもガイドさんには高山植物の知識に乏しい人が多くいますが、
「岩の山では岩に登り、花の山では花を見て覚えること、
若いうちはどん欲になんでも吸収すること」の大切さも教えます。
また、高山植物だけでなく、南アルプスで今、激化して問題化しているシカ食害や
希少高山植物の保護問題まで広く話しをしました。
キバナシャクナゲ

オヤマノエンドウ

草滑り上部のシナノキンバイ-ミヤマキンポウゲのお花畑

※この場所にはシカ柵が張られ、
ネットの間からレンズを入れての撮影です。
山頂はあいにくのガスの中、
しかし、その分高山植物は雨滴を帯びて生き生きとしていました。
6月20日、忙しい時期でのPCトラブル、再インストールから
主要なソフトもほぼ入れ終わり、
モニターキャリブレーションなども安定しはじめ
ようやくPC環境が落ち着き始めました。
さて、新刊の案内となります。
※発売日からはもう3週間ほど遅れていますが(^^;)
PEAKS BOOKS 高山植物の基本
発行 枻出版社
税込み価格 998円
参考:枻出版 高山植物の基本参考:AMAZONページ数:128ページ
カバーの内側はソフトビニールカバー仕様
サイズは新書サイズを若干大きくした程度
ザックの雨蓋に収納するにもピッタリだと思います。

今年2冊目の単行本で、通算6冊目の単行本です。
6月まで、執筆、編集作業に追われていました。
この図鑑は種数を主要な100種前後に絞る代わりに
代表的な種は生育環境も入れたワイドアングルのカットを
右側1ページに大きく裁ち落としで使っている点が特徴で
全体のおよそ2/3はこのような構成です。
また山域はほぼ本州中部に的を絞った内容となっているため
100種でも、通常に登山道を歩いていて、高山帯で花が目立つ種に関しては
ほぼ盛り込んでいると思います。
以下中身のページを一部紹介します
10-11ページ キタダケソウ
78-79ページ タカネビランジ
見開き紹介で左ページには
図鑑的な縦位置生態カットの他に
部分アップ、必要に応じて類似種との対比など。
加えて「撮影メモ」として撮影場所や山行記録などの
主観を入れた簡単なメモ書きも加えました。
そして
環境編の解説が10ページ分
他に
・高山植物はなぜ美しいのか
・高山植物はどこから来たのか
・観察と撮影のポイント、安全に配慮した山行
・高山植物を巡る諸問題(盗掘、シカ食害、温暖化など)も盛り込みました。
この図鑑は環境込みの写真も重視してきた自分にとって
ある種の「写真集的カット」も多く、入れることができたため
満足な結果で、結構気に入っています。正直なところ、枻出版PEAKS編集部には花や高山植物に詳しい編集者が
非常に少ないのですが、「環境が見えるとわかりやすい」とのこと、この思い切った構成が好評でした。
※細かい写真を並べる図鑑は既に作っているため、
あまり興味がなかったという理由もありますが(^^)
サイン本の発送も受け付けています。希望される方はまずはメールでお知らせ下さい
なお要望を受けて
今回はご希望により~様と名前も入れますので
希望される方は「名前入れ希望」と記して下さい。
よろしくお願いします。<(_ _)>