2012年4月の発電実績となります。※三洋HIT5.0kw (210W×24 6直4系統) 2009年5月連系
発電量 598kwh
消費量 642kwh
売電量 454kwh
買電量 499kwh
自給率 93%太陽光発電を設置してから3回目の4月です。
今年の4月は昨年と比べると、曇りや雨が多めでした。
1年目は538kwh。2年目は反対に発電日和が多く727kwhと大幅に伸びましたが、
今年は598kwhでした。
一方、消費電力は1日平均では21.4kwh。
昨年は668kwhだったので減っています
28~30日とファミリーで佐渡に行っていて不在だったためかな?
一方発電量は三洋電機シミュレーション値の発電量495kwhに対しては
121%と上回りました。(^_^)1日あたりの平均は約19.9kwh
システム1kwあたりでは3.95kwhとなります。
設備利用率は16.4%でした。※自然エネルギーでは、発電効率を示す指標として使われる。
5kwのシステムが24時間フルパワーで発電した場合を100%として、
夜間は発電しなく、天気も悪い時も発電量がが伸びないため実際の稼働率を示す数値。
太陽光発電の場合、年間を通じて日本では12%程度とされる。
消費量は、3月より大幅に減りました。
4/8で蓄熱暖房が終了。
ちなみに蓄熱暖房の消費量は計測器「エコワット」の数値によると39kwh。
12月からの期間積算は715kwh(約6500円)でした。
その他深夜時間の気温上昇にともない、
エコキュートに必要な電気も減っていると思います。
電力自給率は93%
売電は455kwhで発電量の76%。

こちらは日毎のデータ

最高は過去最高となった4/4の35.3kwh。
最低は2kwh。
消費量

売電量

買電量

発電量と消費量

こちらは売電量と買電量

こちらは前月との消費量の比較

こちらはCO2換算での発電量(削減量)

石油換算。

電力自給率的にはわずかなところで100%には届きませんでしたが、
太陽光のエネルギーは枯渇することのない恵みということで
今月も太陽に感謝でしょうか。





















さて、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で
10kw未満の住宅用以外の、主にメガソーラーなど
産業用、発電事業専用の太陽光発電の全量買い取り制度の単価がようやく決まりました。
1kwh=42円というものです。
これに対して、「高すぎる」という意見も、
一部の御用マスコミや、原油郷愁系の懐疑論者からも聞かれ始めていて
バカらしくて読む気にもなれませんが(^^;)
導入済み約3年という観点から、
kaz的に気になった論点を一つ。
単価は、まず価格の妥当性よりも、もっと
地域、設置条件、設置規模、発電事業専用or商業施設などで主に節電が目的
など区分けして、それぞれにきめ細かく制度を運用した方が良いのではと
感じました。
具体的にはまず、商業施設の屋根や駐車場などは
水平設置も多く、必ずしもベストの設置条件ではないものの、
電力多消費型施設で省エネの観点から、このようなケースでは優先度は高いので
早めに投資回収が見込めるようにしても良いのではと。
それと、省エネの観点から考えると
設備容量がだいたい2kw未満の住宅用。
主に狭小屋根やマンションなど集合住宅の戸別設置で、
これも現在の余剰電力のみではなく、全量買い取りにしないと
普及が難しいのではと感じました。
それでいて太陽光発電導入に伴うモニター画面での
「エネルギーの見える化」は
省エネ意識の向上に侮れないほど大きな役割を果たすと思います。
これからの日本社会、
将来、原発にはもう頼れないからこそ、このようなイキな工夫もほしいと感じました。
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