上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今年の1月はどうも乾燥が続いているものの、曇りが多く、
晴れ続きで711kwhも発電した2011年の1月と比べて調子は控えめ
19日は晴れのち高曇りで発電量が11.2kwh
1月のこれまでの積算発電量が362kwhとなっています。
さて、今回は住宅設備としてのEVコンセントに関しての考察です。

※2011年12月の環境展示会、エコプロダクツで三菱自動車の会場で。
景気が上向かず、ガソリン高の時代の中、
少しでも燃料コストを抑えたいと
トヨタのプリウスが3年連続で販売台数日本一になるなど
今やハイブリッド車など燃費性能が、
車選びの重要な要素なのは疑いもない事実ですが、
プリウスもプラグインハイブリッドが登場し、
ニッケル水素電池とモーター付きから、
リチウムイオン電池とモーターに外部充電機能付きへと進化しています。
そして、EVも日産リーフと三菱アイ・ミーブが順調に
販売されていて、見る機会も増えてきました。

三菱からはミニキャブ・ミーブという商用EVも登場し、
こちらの方はアイ・ミーブの倍くらい注文があるとのこと。
聞いたところ、この店では廉価版のMグレードが登場し、
アイミーブは月2~3台ペースで売れるなか、
かつて一世風靡した大型RV車のパジェロ、ランエボは
月1台売れるか売れないかというから時代も変化したものです。
kaz宅が建築中だった2008年はまだ、市販のEVがなく、
実証実験段階だったので商品としてのEVコンセントはあまり聞きませんでした。
外にはコンセントが一つ設けてありましたが、これは通常の100Vのタイプ

芝刈りバリカンを使用する時などに役立ってはいます。
車庫の横にありますが、このコンセントを
200VのEVコンセントに交換したら、使えるか調べたら否でした。
壁の向こうにある部屋の照明やコンセントと共用の通常の回路だったのです。
一方、EV充電には大容量の電流が長時間流れるため、
専用ブレ―カー付きの、20A以上の専用回路が必要とのことでした。
http://www.ev-life.com/consider/pdf/i-miev_charger_set.pdf最近の住宅には200Vの機器対応に分電盤から
専用ブレーカー付きの回路が準備されていて、

※左は太陽光発電のパワーコンディショナ、中央が太陽光発電の専用ブレーカー、右のケースがブレーカーBOX
kaz宅では200V対応はIH、エコキュートが。
またエアコン用の高い位置にあるコンセントは
専用ブレーカー付回路で200Vに対応していますが、
引き渡し時では100Vのコンセントカバーとなっていました。

※後にリビングルームのエアコンは200Vでしたが、
この場合設置業者が簡単なカバー交換程度でした。

平型200Vプラグの形状
EVコンセントのプラグの規格もほぼ決まったようです。
現在見る機種は、ほとんどパナソニック製ですが、今後は各メーカーから登場すると思います。
EV・PHVのための充電設備設置にあたってのガイドブック..経済産業省
「EV・PHEV充電用 屋外コンセント」に新色(ホワイト、ブラック)を追加発売で、まだEVを導入するか決めてないものの、
仮にkaz宅が工事する場合の費用を見積もってもらったところ、
2.0×3芯FVケーブル10m...2800円
コンセントWK4322...3700円
2P2E20A安全ブレーカー...1800円
タイムスイッチ露出型TB31209...5100円
労務費・諸経費...40000円
消費税...2666円
で合計56000円コンセント自体はあまり高くなく、3500円程度。
またタイムスイッチは充電開始の時間を決めることが出来るタイマーです。
どうも分電盤から屋内の壁の中を配線して専用回路を伸ばす工事が、
やはり簡単ではないよう。
ハイブリッドがそうであったように
充電時代は予想外に早く来るかもしれません。
とりえあえず、現時点でEV、PHVがなくても
これから新築の予定があり、HMとかでなく
地元の工務店等の場合でも、
コンセントはともかくとしてブレーカー付きの専用回線だけも
準備しておいた方が賢明かもしれません。
- 関連記事
-
スポンサーサイト