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庚申山から皇海山へ

10/8~9で取材の仕事で栃木、群馬県境の皇海山へ。


皇海山は1年ぶり2回目、庚申山は3回目だが
庚申山から皇海山をつなげるのは初めてだ。


取材の前に、関東地方の地表に蓄積したセシウム134、137のマップが公表され、
群馬県、栃木県など北関東の名峰を含む山域が軒並み、

チェルノブイリ基準の「3万7千ベクレル以上の汚染区域」
となり、衝撃的だった。


参考:セシウム汚染の帯、首都圏に 千葉・埼玉の汚染地図公表(asahi.com)





主要な山岳を落としてみた。

111009tochigihousyasen.jpg


※クリックすると大きいな図面で開きます。
文部科学省発表の図面を引用し、山名を書き込んで加工。


子供を連れての場合、考え直したかもしれないが
仕事で1~2日程度なら仕方がない。


でもやはり、放射能におびえ、気にしながら山に登るのは、
普通ではあり得ない、異常事態だと思う。






登山口となる日光市足尾の国民宿舎「かじか荘」で、下山後に聞いたところ、
やはり4月から夏まで、お客が激減したとのこと。


日光全体でも多くの外国人観光客を含め、客足がパタリと減ったが、
当初、賠償を請求したところ認められなかったという。


放射能は実際に来たのだから、風評被害というより、
原発被害と呼ぶ方が近いかもしれない。


今後の周辺県の健康被害や、除染費用、経済的な被害なを含め、
原発事故の影響は計り知れないと思う。





さて、登山に話を戻す。




取材のため詳細は誌面に出るまでのお楽しみとして、


1日目はかじか荘から歩き始めて、庚申山荘まで。
山荘は避難小屋で宿泊は初めて。思ったより快適だった。

111008sukai1.jpg


管理人は常在ではないが、ふとん、まくらなどの寝具は用意されている。

食料を始めコンロ、ガスカートリッジは自前の装備を用意する必要がある。
水は小屋の中まで水道が通じている。

電気など明かりはない。


往路は庚申山~鋸山の稜線上。
鋸山周辺はクサリ、ハシゴ場の連続だ。

岩場の周辺にはサラサドウダンが美しく紅葉していた。

111008sukai6.jpg




出発は6時30分、皇海山山頂には撮影しながらなものの、11:30に到着。
復路は鋸山までは往路を戻り、


鋸山からの皇海山

111008sukai.jpg




鋸山から六林班峠経由のトラバース道で
この道がまたやたら長く、遠かった。


途中のダケカンバの大木

111008sukai2.jpg


結局2日目、登山口に帰り着いたのが19時30分、13時間行程だった。


概して、皇海山は群馬県側、栃木県側ともにルート整備は
最小限しかしてなく、足元が不安定な場所、崩れやすい場所、
ヤブこぎに近い場所が多くあった。


「100名山だから、ルート整備はキチンとしなくても登山客は来るだろう」ということか
特に栃木県側からは安易に100名山を楽しもう気分で来ると手強いかもしれない。




途中でみた自然



庚申山付近の岩場、赤く色づき始めたダイモンジソウの葉

111008sukai4.jpg



真っ赤に色づいたサラサドウダン。鋸山付近

111008sukai5.jpg

ツツジの仲間の色鮮やかに紅葉する木が多い。
谷筋が中心のカエデ類とことなり、稜線や岩場、尾根など乾いた場所に多い傾向がある。



経験上カエデ類の紅葉はその年の気象条件で紅葉の色づき具合がかなり左右されるが、
ツツジ類の紅葉は割合左右されにくいようだ。





久しぶりの庚申山の自然は素晴らしかった。
しかし、心の奥底で放射線のことが引っかかっていたのも事実だった。



「これらの美しい山々が放射線濃度が下がり元の水準に戻るのはいったいいつになるだろうか」

「そして、子供たちを安心して山野に連れて行けるのはいつになるのだろう」




考えずにはいられない。


☆放射能に怯え、経済、意識の停滞・閉塞・分断を招く
原発への固執を見直し、

美しい日本の自然と共生するとともに、
世界で再び躍進できる可能性を秘めた
再生可能エネルギーへの転換を推進します。








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コメント
異常事態
ども!「放射能におびえ、気にしながら山に登るのは、普通ではあり得ない、異常事態」、本当にそうですね。今年はずっと通っていた八ヶ岳のきのこ教室も断念しました。風評ではなく、実際に汚染が広がっているのですから。国の政策は除染といっても、希釈して拡散しているようにしか思えません。やはり自然に還せないものを使って仕舞ったんですね。
by: azm * 2011/10/12 23:14 * URL [ 編集] | page top↑
Re:
こんにちは~。
キノコ狩りも断念ですか。残念ですね。
キノコは放射線の数値高いみたいですからね。

横浜からもストロンチウム検出されたというし。

まあ、いくら隠そうとしても事実は隠せないですよ。

まあ、そのうち国民も気づき電力・原子力政策は大ナタが振るわれるでしょう~。

でも、再生可能エネがきっともっと伸びるてくれると思っています。
by: kaz * 2011/10/12 23:35 * URL [ 編集] | page top↑

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