FC2ブログ

尖閣諸島問題とレアアース問題

今回は、最近注目を浴びている尖閣諸島問題についてです。


このブログは基本的に山と植物について書いていますが、


国や社会に対して、kazの理念やフィロソフィーまで広く発信していますので、
この問題についても、あえて避けることはせず、意見を述べたいと思います。





まず、歴史を見てみると




尖閣諸島は1895年、清国の支配が及んでいないことを精査し、
国際的に認められて、沖縄県に編入し、日本人も入植したとのことです。


この時清国(中国)から意義はなかったとのことです。



鰹節の製造が当時の基幹産業で最盛期250人が住んでいたとのことですが、
現在は無人島になりましたが、土地所有は現在も開拓者の子孫が所有する民有地とのこと。


1951年のサンフランシスコ講和条約でも日本が放棄した領土に含まれず、



1972年の沖縄返還まで米軍の施政下に置かれた時も、
中国や台湾は意義を唱えなかったとのこと。



ところが70年代、海底に石油資源が眠っている可能性が取りざたされた頃から、
(一説によると推定1095億バレルという、イラクの埋蔵量に匹敵する大量の石油埋蔵量の可能性!)



領有権を主張しはじめたとのことです。



参考資料


外務省HP:尖閣諸島の領有権についての基本見解

ウイキペディア:尖閣諸島領有権問題







次に記憶に新しい今回の事件の経緯です。



中国の漁船が故意に領海侵犯し、海上保安庁の巡視船に故意に体当たりして、
損害を負わせましたが、その悪質さから逮捕した船長に対し、
※中国政府の支援があったと言われています。


中国政府が反発し、次々と対抗策を発表しましたが、そのなかに
レアアース(希土類)の禁輸措置が含まれていました。



その後、中国国内で遺棄化学兵器の処理事業に関連して
現地調査をしていた日本人4人が拘束されたとのこと。

※軍事施設区域に入っていたとのことですが、
地元民でも知らなかったようにその標識や境界はないとのこと。


日本は那覇地方検察庁が、異例の政治判断というべき、
権限を越えた釈放を決定しましたが、


その後も中国は「自国領」を主張し、
謝罪と賠償を求め4人もまだ釈放されていません。







さて、kazの見解となります。



決して全ての中国人に当てはまる訳ではありませんが、
民主主義国家ではない中国政府の本質を、


おそらく多くの日本人が今回の事件で痛感したのではないでしょうか。
デモ行進など感情を表に出さない国民性ですが、

日本人の深層心理に不信感、危機感として強く刻まれたと思います。




チベットやウイグルのように歴史的に異なる民族で、
(チベット人やウイグル人は)お互い共存平和を唱えつつも



資源や領土を目当てに、中国政府は、実効支配を進めるべく
弾圧をしています。
※オリンピックの聖火リレーが記憶に新しいところです



参考:ユーチューブ動画、マラヤ登山隊が記録したチベット難民への弾圧

※チョ・オユー(8201m)登山口である、ネパール国境ナンパ・ラ峠での映像...山岳関係者では知られた映像です。



今回、首相はあきれるほど沈黙を貫き、
官房長官もイラ立つほど危機感が感じられないスピーチをしていましたが、


国際社会において主張するべくことははっきりと、
正面から国民や国際社会に向かって毅然と発信していかなければ、
※それにしてもいつビデオ公開するのか?やはり公開すべきだと思います。


日本は黙認していると思われ、間違いなく中国政府は次は監視船、その次に軍艦
、次に上陸などますます、今後エスカレートするでしょう。


※すでにこの海域には中国の漁業監視船が現れ、
沖縄の漁民たちも「これではもうこの海域では操業できない」
と政府に一連について抗議しています。




さらに言うと、一主権国家として「やはり自分の国は自分たちで守るべきでは」
という意識も、若い世代から広く浸透し始めていて、この事件を機にさらに拡大しつつあると思います。



※永久中立国のスイスにしろ、ドイツにしろ、独自の「国軍」を持ち、
「自分の国は自分たちで守る」というのは、世界的に見ても「当たり前」の論理なのですから

だから、それは「戦争が出来る国にするのか?」などという、社○党の主張はまったく見当違いということは
最近の選挙結果からも明白にわかることと思います。




さて、次にレアアースについて



EVやハイブリッド車のモーターに使われているネオジウムなど
レアアース問題について以前このブログで取り上げたことがありました。




日中ハイレベル対話>レアアース進展なく 譲歩引き出せず




中国側がレアアースを外交カードとしてちらつかせましたが、


レアアースは今のところ中国で主に産出されているものの、インドやモンゴル、カザフスタンなど、
未開発の国も多いとのことと、


勤勉で創意工夫に長けた日本人であれば、必ず代替技術も開発できるから
むしろ、日本が偏った対中依存から脱却でき、内需拡大にむけた転機という意味で


「日本人の底力を目覚めさせることになるだろう」

と考えていましたが


早くも、そのような頼もしいニュースが発表されました。






レアアース不要の車載モーター NEDOと北大、開発に成功


2010.9.29 18:44 SankeiBizニュース
※以下引用



 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と北海道大学の研究グループは29日、レアアース(希土類)を使わない新構造のハイブリッド車(HV)向け磁石モーターの開発に成功したと発表した。モーター内で強い電磁力を発生させ、それを逃がさない構造にして高出力を実現した。国内メーカーから打診があれば協力して実用化を目指す。



 尖閣事件を契機に中国からの輸出が停滞し、レアアースの調達問題がクローズアップされる中、注目を集めそうだ。電気自動車(EV)にも応用可能で、次世代エコカーの開発競争で日本の新たな“武器”となる可能性もある。


 HVやEVのモーターは、レアアースを使うことで高出力を実現している。レアアースを使わない高出力モーターはこれまでにもあるが、新開発のモーターは、回転が滑らかなうえ軽量で小さく、車両への搭載に適しているという。


 モーターの回転部分を円盤状にするなど独自の構造で、強い電磁力を外に逃がさず、動力として活用することに成功。トヨタ自動車のHV「プリウス」などに使われているモーターと同じ50キロワットの出力を実現した。モーターのサイズも同等という。


 現在のHV用モーターは、コストの3~4割をレアアースが占めており、コストを大幅に削減することも可能としている。会見した北大の竹本真紹準教授は「必要な出力に応じた設計をすれば、EVにも応用できる」と指摘。NEDOの弓取修二・蓄電技術開発室長は「民間企業と連携し、技術を大きく発展させてほしい。必要ならコーディネートをする」と話した。
※ここまでニュースから引用






有名なEVスポーツカー:テスラロードスターは誘導モーターという、
これもレアアースを使わないモーターを採用しているとのこと。


トヨタ自動車がテスラモーターと提携したのも、
一つの目的として脱レアアース戦略だったのではと感じます。




さらに今回の事件でkazが改めて強く感じたこと。
それは...



太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーから、
人間の活動に必要なエネルギー(電力)を生み出して


蓄電池に蓄え、それをEVなど多方面に利用する、
完全な持続可能型社会をもっと早く実現させること


それが、化石燃料など枯渇性エネルギーを巡る
「資源を巡る争い」を減らすことにつながります。


つまり


環境問題の解決のみならず、


日本の技術を広く普及させることで、再び日本の産業も成長し



ひいては世界平和につながると


そして、それが十分実現可能だと
(太陽光発電を導入して知識を得た結果)確信しました。





日本には資源はありませんが、技術力があります。



それら太陽光発電、高性能2次電池、電気自動車など
普及促進に向けた(経済的な負担軽減など)大胆な政策誘導を行うとともに、


我々も理解して、長期的な視点から国の将来のため、
勇気を持って、できることから取り入れるべきでは...

と考えています。
関連記事
スポンサーサイト



テーマ:憂国ニュース - ジャンル:ニュース

21 : 59 : 48 | 社会問題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<9月の発電実績 | ホーム | 白馬岳:草紅葉>>
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://araikazuya.blog97.fc2.com/tb.php/686-eb7690bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

kaz-arai

Author:kaz-arai
山岳、植物、自然科学、環境系の各種媒体を中心に、撮影、執筆をはじめ広く活動しています。
多摩丘陵の自然豊かな里山に住んでいます。
HP「新井和也フォトギャラリー」では作品を始め、出版物や機材装備インプレッションなども行っています。是非いらしてくださいね。

最新情報はFaceBookでも発信しています。ご気軽に申請どうぞ。

リンク

カレンダー

05 | 2021/06 | 07
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

月別アーカイブ

Amazon商品一覧【カテゴリ別】

オススメ新刊本

最近のトラックバック

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Twitter

ブログ内検索

RSSフィード