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仕事の掲載誌の案内となります。
岳人別冊秋山2010 発行中日新聞社 東京新聞出版部 価格1100円
今回の特別企画
「日本の山岳環境を考える」
のテーマは
山のクリーンエネルギーとなります。
内容はカラー3+モノクロ7の合計10ページで
太陽光発電、風力発電、マイクロ水力発電を導入している山小屋を実際に取材し(白馬山荘、穂高岳山荘、夏沢鉱泉)
・電源方式の違いと長所と短所
・年間積算発電量ただ単に表面的にエコだエコだのではなく、実際にどのようにエコなのか?
すなわち
・年間軽油削減量(山小屋は電線がないため主にディーゼル発電機に頼っている)
・年間CO2削減量
・植林効果換算そして気になる費用対効果についても
・導入コスト
・投資回収年数についても計算で割り出して紹介しています。
ちなみに山小屋の場合、太陽光発電に関しては現在、一般家庭で導入が進んでいる
「系統連系」システムとは全く異なり、余剰電力は売電せずに蓄電する
「独立電源型」のシステムが主流となります。
比較のため、kazの自宅事務所のシステム(三洋HIT5.0kw)に関しても同様に
発電量、環境効果、導入コスト、投資回収年数を紹介しました。
実のところkazは太陽光発電を実際に導入するにあたりその前後で得た、新しい知識、知見が
非常に多く、今回は新エネルギーに関連したジャーナリストとして、
取材を進めることが出来た反面、
「もっとエコに普及しろ~」と思うこともたびたびありました。
あとがきの一部を抜粋して転載します。
kazが最もこの企画で最も言いたかった内容も含みます。
私が普段から撮影の対象としている高山植物たちは光合成により、太陽光から自身の成長に必要なエネルギーを得ている。それは太古の昔から受け継がれてきたサステイナブルな営みでもある。
(中略)
本企画のきっかけは日高山地、アポイ岳だった。固有植物の宝庫であるアポイ岳で起きている絶滅危惧種の激減やお花畑の消滅など、環境変化が温暖化と関連があるらしいと聞き、取材を進た。
(中略)
資源量として考えた場合の太陽光は無尽蔵とされ、
自然エネルギーは将来の環境問題、重根寝るギー問題を解く鍵になるのだ。
私たちも普段日常から再生可能エネルギーに対する認知を広め、
その普及を見守っていきたいと願う。白馬山荘、白馬館のM社長をはじめスタッフの方々、
穂高岳山荘のI社長、Nさん
夏沢鉱泉のUさんほか
また
NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)広報部のHさん
この企画ではいろいろとお世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。









他に昨年の秋に歩いた
南アルプス、光岳~聖岳のテント泊単独縦走のルポも
カラー5ページ分で紹介されています。
よろしくお願いします。m(_ _)m
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