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導入1年:発電量と売電量

kaz発電所(三洋HIT5.0kwh)の2009年6月~2010年5月までの1年間の
・予測発電量と実際の発電量
・発電量と消費量
に続き


・発電量と売電量について考察したいと思います。


一般的な家庭用の太陽光発電システムを導入する場合、
自家消費分を引いても余る電力は、電線に送ります。
これを「系統連系」というのですが、電線に流した電力は
売ることが出来て「売電」といいます。



2009年11月よりこの「余剰電力」がほぼ倍額となる1kwh=48円となり
不況にあって太陽光発電の市場はにわかに活気づいています。



発電の条件として、東京都多摩地方、南南西31°(6尺勾配)1面設置。
消費の条件として家族構成は大人2+子供1+事務所ルーム(RAW現像PCなど電気をかなり食う。
しかし取材など不在も多い)

100610taiyoukou1.jpg


グラフ化すると

100610taiyoukou2.jpg


考察です。


・月毎の発電量は、天気の傾向を反映してかバラツキが見られるが、売電量もそれに比例している。

・しかし売電率は72~76%でそれほど変動は大きくなかった。

・それでも、やはり1月や5月など発電量が多かった月は売電率が大きかった。

・一般的な3.5kwの太陽光発電システムを導入すると、
 発電量の約70%を売電すると言われている。

・kazの場合、事務所スペースがあるので若干売電率は低めと思われる。
 それでも5kwのシステムなので平均で73%だった



実際は昨年の11月から売電単価が48円で10年間固定になったが、仮に毎年この発電傾向が続く場合

売電量4682(kwh)×48(円)=224736円

の売電金額となる。

そして、自家消費分(発電量-売電量)の1728kwhは
本来かかってくるはずの電気代が発電によって賄えた額となるので

1728(kwh)×27(円)=46656
※実際にはオール電化契約で昼間電力(28円、10時~17時)
のほかに朝晩電力(24円)もあるため27円とした

もちろん省エネに気をつかうようになったなど、いろいろありますが、
それらを考慮しなくても

ざっと年間27万円の経済効果と言えるのでしょうか。


しかし、太陽光発電の普及拡大を目的に「発電全量買い取り」を主張する管政権になったことにより
全量買い取りの場合、売電金額は30万円以上に上がると思われます。


これはますます、普及に弾みがつきそうですね。
そして新エネルギー分野の成長=エコ社会化とともに
日本再興となってほしいものです。

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テーマ:太陽光発電 - ジャンル:ライフ

00 : 02 : 25 | 太陽光発電 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
前にも話したと思うけど
確かに太陽光発電による発電と売電は、それぞれ化石燃料の節約や、家計にも良いのは分かる。
また、売電単価の上昇は、太陽光発電の普及の後押しになるのもわかり、良いことばかりのように思える。
んが、そこで考えてみて欲しいのは、例えば太陽光発電の普及率が半数を超えた社会。太陽光発電の普及による売電価格総額の急激な上昇は、発電をしていない家庭の電気使用量の上昇という形で出てくるだろう。では、そのような家庭は環境に配慮していないから、当然高価な電気を買ってしかるべきだということになる。そうすると金銭的にパネルを購入する余裕のある家庭はパネル設置することでますます普及率が上がり、2/3とかそれ以上になると想定できる。しかし、金銭的余裕のない貧困層、またはマンションやアパート暮らしの人に電気使用量の大きな負担がかかるようにはならないか?集合住宅に住んでいると電気代の負担がパネル設置している一軒家に住んでいる家庭の何倍にもならないだろうか?しかし、都会には全員が一戸建てを持てる土地はもはや残っていなし。

さらに大きな問題は、もし全国の一戸建ての2/3位が発電パネルを設置した社会を考えてみよう。
天気が良いときは発電量が膨大なので、電力会社は多大な資金を売電に支払わなければいけないし、通常の好天続きであれば相当の余剰電力が生まれるだろうから、発電量自体を相当落とさないと採算が合わないだろう。しかし、梅雨時など天気の悪い時期には、需要に応じるために発電量自体を相当増やす(元に戻す)必要があるので、発電施設自体の縮小は困難だろう。もし好天を元にして発電施設を維持すれば、悪天時には電力不足による大規模停電が予想されるし、悪天を元に発電能力を維持すれば、コストに見合わなくなってくる。
アメリカのように広大な国であれば全国的な悪天はあまりなく、スマートグリッドの構築により好天のところで発電した電気を悪天のところで使えばいいし、ヨーロッパとかもまたしかり。が、日本のような狭い国土で、しかも梅雨という全国的にも悪天が長期間続く気候がありながら、電力会社の経営を圧迫しないようにするにはどうしたらいいか、もっと深いところから考える必要があると思う。
すくなくとも今の制度のままであれば、太陽光発電の普及率自体は上がっていくことが予想されるが、このまま上がり続けていくと現行制度では対応出来ないようになることは確実。その結果、電力会社に多大な負担を押しつけた揚げ句に経営破綻、もしくは大規模な縮小を行わざるを得ないだろうし、そうなったときに誰が必要な電力を供給してくれるのだろうか?
インフラは、満ち足りているときはその存在はあたりまえで感謝の気持ちなんて湧かないだろうけど、無くなって初めてその有難味が切実になるもの。また無くなってしまってから慌てて作り直すのは、時間的にも直ぐに対応出来ないし、コストもよっぽど掛かるだろう。
だからといって太陽光発電自体が悪だと言っているわけではなく、5年、10年、20年、50年先に社会がどうなってて、それに対応していくためにはどのような制度、行政、法律を適応運用していくのが良いのか、もっと深く考える必要が有ると思う。
少なくとも今のまま普及率だけ上がってくと、発電量を維持するための電気使用量の大幅値上げか、電気使用量金の値上げ回避のための発電所削減(コスト削減)による悪天時の電力不足と大規模停電を受け入れる。この二択になってしまうだろう。

さあ、どうする??
by: つきやま * 2010/06/12 10:59 * URL [ 編集] | page top↑
Re:
こんにちは。

なんだか今回のコメントは長めだな(笑)。
これからの梅雨の時期、北海道がうらやましい。

でちょっと待った、うちもローンはたっぷり残っていていて決して裕福ではないよ。
それよりむしろ「日本の将来に投資」と考えて導入したんだ。


この固定価格買い取り制度の案内
をどれだけ熟知して述べているか知らないけど、普及が進んでシステム費用が安くなればなるほど売電は10年間固定だが、単価は下がる仕組みになっている。つまり値下がりを見越して後から導入した人がトクになり過ぎないよう、先に導入した人が割を食わない仕組みになっている。

http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/index.html

現状の余剰電力に限った売電制度から、発電全量買い取りにするのも、集合住宅やあまり載せられない家(うちも土地狭いけど屋根をシンプルな切妻にして載せられるようにした)など小容量のシステムしか導入が難しい世帯にとっても、確実に効果が現れるなど、公平にするための意味合いが強いと思う。


電力会社が一方的に多大なコスト負担を強いられるのではなく、電力需要家から浅く広く一定額(といっても初年度年間数十円程度と言われている)集めた、ある種のプールされた基金が財源となっている。2008年原油高のように、月800円もの「燃料費調整」がアラブやロシアなど産油国に一方的に流れて吸い取られるのと違い、基本的に国内経済に環流される。


それで確かに実際に普及が現在の10倍近くになると、電力網に蓄電能力が求められる時代が来ると言われている。そのための研究開発も進んでいる。
まあ俺たち無知で調べずに文句ばかり言う庶民がいろいろ言う前に、経済産業省や研究機関やエネルギー関連企業はずっと先のことを考えて見越しているだ。

http://www.nedo.go.jp/library/pv2030/index.html

とにかく新エネルギー導入には短期的、中期的、長期的なロードマップがあり、今短期的には需要を喚起し、普及、生産拡大とともに価格の低下が求められているようだ。もちろんその間、原子力発電所を頼ることは今とかわらない。

長期的には化石燃料は燃やさず、原子力発電も役割を終え、太陽光発電と蓄電システムからなるスマートグリットの社会にならざるを得ないと思う。



確実に言えることは原油は枯渇性エネルギーであり、間違いなくいつかはなくなるだろうし、いつまでも同じ価格とは思えないだろう。今後のBRICSや途上国も原油需要は旺盛だ。その時「なくなならいでほしい...値上がりしないでほしいな...」と、今を享楽し、後先考えない日本だと、そのうち「重大局面」を迎え、さらに経済は疲弊して困窮し、日本人は頽廃化が進むと思う。

その覚悟があるか、または将来、次世代にツケとして残すか=これはさらにタチが悪いか?


エネルギーなど国家と国民の根幹に関することは急には転換できない。今から本気で少しずつ取り組む必要がある
少なくとも日本では「環境に易しい=環境技術」は「国益にもかなう」図式が成り立っている。
by: kaz * 2010/06/13 20:58 * URL [ 編集] | page top↑

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