上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
仕事の掲載誌の案内となります。
岳人別冊「夏山」2010
発行 東京新聞 定価:1100円
岳人別冊ではこれまで
・温暖化とアポイ岳(2009春)
・エゾシカ食害と食肉化利用(2009秋)
・南アルプスシカ食害(2009夏)と自然保護・環境系の記事を10ページ前後と、
割とまとまったページ数で取材・ルポしてまとめてきましたが、
今回は北海道、夕張山地・崕山を取り上げています。カラー4+モノクロ5ページで
昨年6月に現地で学術調査を取材した内容と、
崕山を調査してきた北海学園大学教授の佐藤謙先生、
植物写真家の梅沢俊さんと、崕山自然保護協議会・山岡桂司さんのインタビューも盛り込まれています。カラーページの写真では学術調査の取材ということで
特別に許されたモニター登山コース外で撮影した内容が掲載されています。
その他、花のコースガイドでは八ヶ岳が3ページ
折り込み付録の図鑑では3ページで
「アルプスの高山植物34 間違いやすい種の識別ポイント」ととしてまとめています。
崕山ですが、モニター登山はうまくやっているシステムで、
参加は非常に有意義、かつ希少植物(特にホテイアツモリ)見学でも
貴重な存在だと思います。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
崕山
興味深く読ませて頂きました。 崕山のモニター登山は「魅せる保護活動」という新しいモデルになると思いますが何処の山でも可能かどうかはいろいろ問題がありそうですが素晴らしいシステムだと思います。
ヒダカソウも一般登山道沿いで見れない状態が長く続くと関心も薄れてしまいがちになるので咲いてる場所での「魅せる保護活動」も必要になるかもしれませんね。
Re:
崕山は実際には国有林であること(本州は民有林が多い)。
現時点で文化庁の天然記念物などにも指定されてないこと(指定されていると、予算が付きやすい反面、許認可などで大変な面も)
など要因が重なり、地元主導で一気に進んだことも大きいと思います。
ヒダカソウはもう登山道脇で咲かないので、これはもう増殖するしか方法がないと思います。
増殖
ヒダカソウ。もうそんな段階まできているのですか! 培養して移植というのは保護という概念からすると不本意ですけど、種を守るためには仕方ないことでしょうね。出来たら自然に増えるのが望ましいのでしょうが・・・。
Re:
そうなんです!
実際には培養といっても、礼文島のレブンアツモリソウのように(15~20年かかる)、すぐに成果が現れるものでもないので、
もう本当に危機的と言えるかもしれません。手遅れにならなければいいけど...。