週末は北海道のアポイ岳でしたが、
その前に太陽光発電ネタで一つ。
5月はこれまでの積算が531kwhで、前半は気持ちよく発電したが、後半に入り失速気味。
1月に記録した688kwhを超えるか微妙なところ。(三洋HIT5.0kw)
さて21日、金曜日は朝から気持ちよく晴れた快晴の天気、
12時頃、里山公園から見た空
※14mm超広角レンズで撮影
その後、北海道へと移動した。昼間の時間も長くなったので
「どのくらい発電しているだろうか」と期待していたが
結局31.5kwhで4月25日に記録した34.4kwhを上回るほどではなかった。
5月21日のグラフは
山が低くなっているのではと考えたが、
4月25日日のグラフと見比べると明らかだった。
天気は両方とも快晴で綺麗な山型のグラフカーブとなっている。
対比点で見てみると
日照時間(気象庁八王子観測所)4/25...11.4
5/21...12.3
となり5月の方が長い。
次に
平均気温4/25...10.7℃
5/21...22.9℃
最高気温4/25...17.4℃
5/21...30.9℃
となり5/21は夏日となり、8℃くらいも高めだ。
それでもHITは高温に強い方というものの、
太陽電池はやはり暑すぎると効率が落ちるようだ。
日照時間は長くなったもののやはり日中、発電量を稼ぐ10時~14時くらいの
発電量が伸びないということか。
次に
南中高度4/25...67.5°
5/21...74.5°
となり、kazのソーラーパネルは屋根の6尺勾配=31°
で設置されているので計算上59°が直角に太陽光線が射し込む
ことになり、これに近い4月の方が有利となる。
考えてみると
これから夏至が近づき、日照時間は伸びても太陽はより北東方向から昇り
北西方向に沈むようになり、直接パネルに光が射し込む時間が長くなるとは限らないようだ。
傾斜角からも、この先、1日あたりの発電量はそれほど大きく伸びないかもれない。
陸屋根設置のように傾斜角が10°程度と浅めの場合、この時期は有利かもしれないが、
その代わり冬は発電量が落ちるだろう。
kazのシステムは冬もそこそこ発電しているお陰で、もうすぐ1年になるが、
これまでの積算発電量が6315kwhと、曇りがちの関東地方南部で5kwのシステムとしては
まあ、成績は良い方ではないだろうか。
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日本版グリーンニューディールというほど強力にはうたっていませんが、太陽光発電関連の技術は、世界的にも1970年代からの日本の技術力は優れていて、今後世界市場で急拡大が見込めるからでしょう。
資源量としても再生可能エネルギーのなかでは太陽光は唯一、無尽蔵とされているようです。
それに、アメリカのような広大な国土ならまだしも、日本では風力の場合、導入可能な場所が限られることも大きいと思います。
山小屋の場合、これもkazが導入していろいろ知識を得た後に、各山小屋で話しをしてみたのですが、だいたいどの山小屋も「太陽光の方が使いやすい」といった返事でした。
一般住宅のように系統連系ではなく、独立電源型のシステムではバッテリーへの蓄電が不可欠で、どうも風力はその際、バッテリー負荷などいろいろあるようです。
それでも太陽光の場合、天気が悪い日が続くと発電が見込めないので、穂高岳山荘などでは独自に積み重ねたノウハウを生かし風力も積極的に導入しているようです。