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イワウメ 北極圏紀行

イワウメ3部作
最後のテーマは北極圏紀行。



イワウメ(イワウメ科)

の学名は
Diapensia Lapponica var. obovata


分布は北海道、本州(中部地方以北)、東北アジア
となっている。


2003年9月下旬、kazはプレス取材でスウェーデンの北極圏を旅した。
世界遺産の街・ルーレオから北上し、北緯66°を超えて北極圏へ


極北の大地でオーロラを見て、最後にアビスコ国立公園を訪れた。
すでに雪に覆われたツンドラの地で、


案内板を見ると見慣れた高山植物であるチョウノスケソウやイワウメの
絵が描かれていた。


翌、2003年6月、個人的にその地を再訪した。
日本の高山植物のルーツたちに会いに。

100218abisuko2.jpg

アビスコ国立公園:ニウラー山からの展望

前回のオーロラとは代わり、
白夜の大地だった。

夜中の12時になっても日が沈まない。
夕方が続き、そのうち朝になる。




この地で見たイワウメ
100218iwaume_sw2.jpg


正確には学名は同一ではなく基準変種の
Diapensia Lapponica var.lapponica


となり北極圏に広く分布がある。
葉身が細く、幅2mm未満で葉柄との境がほとんどないという。
lapponicaとはこの地の名前「ラップランド」から来ているのだろう。


つまりここがイワウメゆかりの地といえそうだ。

100218iwaume_sw1.jpg

葉は確かに日本のものと比べて細めの印象。
しかし花も含めて見た限り、大きく印象が異なる訳ではなく

やはり日本のイワウメとルーツは同じだろう。



かつての氷河期、陸続きになった北極圏から日本へ渡り分布を広げ
それが氷河期の終わりとともに気候が似ている

日本の高山へと逃げ込み、生き残っている
貴重な氷河期からの生き残りである。


高山植物にはそのような種が多く
「周北極要素」という。



他にもツンドラの大地で様々な日本の高山植物とのルーツを見いだした。
100218abisuko0306.jpg


アビスコ国立公園、ニウラー山:ツンドラの原野に咲くチョウノスケソウやイワウメ


※また改めて北極圏で見た、いくつかの種を紹介したいと思います。
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テーマ:生物学、生態学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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