昨年のホテイランの観察&希少植物保護問題学習会の
反省と気づいた点をまとめて茅野市と長野県へ送付したところ、
どうも県と市で現場の視察を行ったとのこと。
その後、現場に最も近い天望荘グループの美濃戸山荘のオーナーのFさんが、茅野市と話をして
「盗掘」と、過度の「踏み荒らし」から個体と林床環境を守るため、今年はロープと杭で群生地を囲んで保護するに決まったとのこと。資材は茅野市からの提供です。
KAZは本日はその手伝いで美濃戸は南沢へ。
※ネットが発達し、メインルートとなっている登山道沿いにあるため隠しても無意味に近いこと。
現場でもすでにロープと案内板によりアナウンスしているためオープンにしています。

豊かな自然環境あってこそ、KAZの活動があるからです。
社会に対して保護思想の啓発という意味でも、見たい撮りたいとのワガママガだけではなく、広く長期的な視点で見る必要があると感じています。
開花状況は今がまさに満開。
足下が不安定で崩れやすいにもかかわらず、昨年酷い踏み込みが見られた、登っていくと小尾根状右手の急斜面は一帯全てにロープを張って「林床保護にご協力願います」と理解を求めます。

同時に個体数をカウントし、「希少植物、個体調査中...茅野市生活環境課、美濃戸山荘」との書かれた調査プレートに調査ナンバーと数を込み、盗掘などないかも目を光らせる訳です。

これなら、もし盗掘があった場合、市やマスコミを含めて問題として取りざたされる可能性が大きくなるわけです。
左側も登山道と踏み荒らされない林床環境を明確化するためにも原則ロープを張りますが、
もちろん、間近で観察、写真撮影をしたいという登山者に配慮して2カ所は、株が間近で見られるようにしています。

こちらの並びの株もその一つ。

荒れた林床が少しずつでも回復するとともに、
来年も元気に咲くように、
配慮して愛でるようお願い申し上げます。
そして、Fさん、Yさん、Hさん、お疲れ様でした。
当日、現地でお会いした者です。雨の中での大変な作業、お疲れ様でした。いよいよ、本格的に保護が始まりましたね。私も写真を撮る者として、マナーを守り、花を愛でたいと思います。