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日光・千手ヶ浜

今年の連休は高速道路の渋滞がひどい。
連休初日の前夜発の予定が、想定外の渋滞のため1日延ばした。

日光へ。中禅寺湖では本格的な芽吹きがまだのようだ。


芽吹き前のシラカバ林
090503nikkou1.jpg


菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜へと歩く。


途中アカヤシオが満開だった。
090503nikkou2.jpg

色合いも良く、咲くと見事。


アカヤシオはツツジの仲間のなかで特に花期が早く、
また全般的に尾根など乾いた環境を好むツツジの仲間で、岩尾根や岩角地などもっとも険しい環境に多い。

こちらは初めて見る

フジスミレ。
090503nikkou.jpg


高尾山などでよく見る、ヒナスミレの母種にあたるというが、印象的にはミヤマスミレにも似ている。
しかし分布は狭く、北関東の一部のみという。

花期が早いらしく、ちょうど見頃だった。




さて、日光と言えば、避けて通れないのがシカ食害問題である。


千手ヶ浜は大径木の立派な落葉樹林が広がるが、
林床の植生がきわめて貧弱というのが6年前に訪れた前回の印象。


今回は本格的な春はまだとはいえ、芽吹きているのはマルバダケブキの葉とフッキソウぐらい。

木々の幹にはかじられないようネットが巻かれるも、食べられてしまうのか、次世代の若い個体が育ってない。
090503nikkou3.jpg


林床の笹も食べられてなくなり、この環境に多いウグイスなど野鳥もいなくなったという。


戦場ヶ原までバスに乗って移動するが、途中シカの群れにあった。
カラマツの樹皮にさえネットが巻かれている。
090503nikkou4.jpg


戦場ヶ原は現在、シカが入らないよう、湿原全体をすっぽり囲うようにフェンスが設置されている。
090503nikkou5.jpg



環境省の案内板では「いずれ撤去する予定」とあるが、

090503nikkou6.jpg


シカの個体数が高止まりしていると聞く現状では、
その時はいったい、いつになるのだろうか?
と疑ってしまう。


南アルプスで高山植物の調査をしていて、高山植物とシカ食害問題にも明るい、静岡大学の増沢教授に取材して聞いたとき語った言葉を思い出す。

「柵を設置するのは実は簡単なのです。現在ボランティアも割と集まりやすいし、資材も補助金、募金などの理解も得やすい。

しかし柵はあくまでも人工物である以上、朽ちていくわけだし、メンテナンスも必要となる。いつかは柵は取り払わなければならない。しかしその時には、設置の時ほど集まりにくいようだ。

柵は一時的な解決策に過ぎないので、あくまで現状復帰を目指してほしい」




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