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エイザンスミレorヒラツカスミレ?

冷たい雨が降った今日の祝日

今年は冷え込みもそこそこあり、冬らしい冬になりそうな気配。

さてこのところ写真整理の日々。

実はポジフィルムの整理は手間がかかるため、過去撮りっぱなしスリーブのままとなっているものもあった。


2006年の撮影分を整理していた。

こちらのエイザンスミレ。撮影は山梨県三ッ峠。

081124mitutougeeizansumire1.jpg



薄ピンク色のエイザンスミレにしては花色がかなり薄い。

ところが、ヤマケイの「日本のスミレ」のなかにエイザンスミレ×ヒゴスミレの雑種が紹介されていてヒラツカスミレとある。撮影は新井二郎氏と書かれ撮影場所は三ッ峠だった。



ヒゴスミレはエイザンよりもっと葉が細かく切れ込み、エイザンの基本3裂に対し、完全に5裂している。花は白色だ

ヒラツカスミレとある図鑑の写真もこの写真とよく似ている。



両親が似ているので見分けが難しく、結実して時にヒラツカスミレだけの群落も形成するという。

081124eizansumire2.jpg


こうなるとますますややこしい。



キリガミネスミレなど明らかに違いが分かり結実しない雑種ならともかく、正直なところエイザンとの違いがよく分かりにくい。



かつて、環境省植生図の仕事で燕岳へ調査に行ったとき、

同行した東京農大教授で植物社会学が専門のN氏は「アザミもそうだが、調べて分かりにくいのは分類が悪いからだ」と笑いながら話していたのを思い出すが、必ずしも厳格に分ける必要があるのかとも考えるときもある。


でもそれほど真剣には悩んでいないかな。

自然のものなのだから、時にファジーなものもある。

必ずしもキッチリとしなくても良いじゃないの

きっと。
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