スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑

知床取材

本日は知床です。
081017shiretoko5.jpg
知床五湖からの羅臼岳。

KAZは知床は今回3回目、1回目は95年に羅臼岳、2回目は2004年に硫黄山に登っています。



2005年、半島のほぼ国立公園エリアが、世界自然遺産に登録され、ますます注目を浴びています。


しかし、同時に道内でも最も高密度なシカの生息地であり、生態系バランスからも許容量を大幅に上回るシカによる食圧から生態系への変化が目立ちます。

ウトロにある知床自然センターで知床財団に取材し話を聞きました。



その後、食害の爪痕を見ました。


※知床財団では食害という言葉を人間の生産活動が行われている農林被害に対してのみ使っていますが、本州を始めとする日本各地では、自然植生を含み広い意味で「食害」が一般的なこと。わかりやすいことからここでは食害と呼ぶことにします。


詳しい内容は後ほど出版物でしっかりとまとめて発表しますが概要を紹介。

樹皮まで食べられたハルニレ。
081017shiretokomiki.jpg


これは春先に食べ物がない時、樹皮を食べた跡です。全周食べられてしまうと、樹木の維管束系が失われてしまい枯死します。

この樹皮食いの被害は程度の差こそありますが、ほぼ全域に見られるとのこと。

一部はネットを張って保護されていましたが、これも全部はとてもやりきれないとのこと。



お花畑はもかつてエゾキスゲやセリ科植物など、多種多様な草本植物からなっていましたが、今は好まないハンゴンソウ、トウゲブキ、アメリカオニアザミだけであとは低く刈り込まれたようになってしまったとのこと。



こちらの知床100㎡運動の植林地も柵を設けないと、すぐに食べられてしまうとのことでした。
081017shiretokoshika.jpg


柵の外と中で草本の背丈の違いが分かります。


実際シカがうじゃうじゃたくさんいました。

観光客からはカワイイと見えるかもしれませんが、問題はそう単純ではないのです。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:生物学、生態学 - ジャンル:学問・文化・芸術

10 : 49 : 22 | kazの仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<知床エゾシカファーム取材 | ホーム | エゾシカ取材iいろいろ>>
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://araikazuya.blog97.fc2.com/tb.php/272-d7d0a2d5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

kaz-arai

Author:kaz-arai
山岳、植物、自然科学、環境系の各種媒体を中心に、撮影、執筆をはじめ広く活動しています。
多摩丘陵の自然豊かな里山に住んでいます。
HP「新井和也フォトギャラリー」では作品を始め、出版物や機材装備インプレッションなども行っています。是非いらしてくださいね。

最新情報はFaceBookでも発信しています。ご気軽に申請どうぞ。

リンク

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

月別アーカイブ

Amazon商品一覧【カテゴリ別】

オススメ新刊本

最近のトラックバック

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Twitter

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。