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チシマツメクサ

チシマツメクサ
Sagina saginoides
(ナデシコ科ツメクサ属)

081006tishimatumekusa.jpg




本州中部と北海道に局所的なほか、週北極地方に分布する。


環境省レッドリスト 絶滅危惧1A類
寒地、高山に生える越年草または多年草。茎は株状で細く、多くの枝を張り、高さ3-5cm。葉は細い線形、長さ0.5-1.5cm。根出葉はロゼット状をなす。花期は5-9月。花は茎頂に単生、ときに腋生。花弁は萼片より短い。

※ 環境省HP・絶滅危惧種検索より


…………………………………………
出版物を始め、WEB上ですら開花写真はあまり知られていない。その理由はある意外な事実からだったが、花も実際にごく小さかった。


花は5数性で、直径3㍉。この大きさでは仮に登山道脇で咲いていても気づかないかもしれない。目立ちにくいが近寄ってみると可愛らしかった。

081006tishimatumekusa_up.jpg


全体無毛。ロゼット状から長く花枝を伸ばして広がるようだ。

081006tishimatumekusa2.jpg


環境省レッドリストの危険性の主要因では「踏みつけ」を挙げているが、温暖化など環境の変化も挙げたい。



本種をはじめ、クモマキンポウゲ、ハイツメクサ、タカネマンテマなどは北極圏を故郷に持ち、氷河期に日本まで南下して分布を広げた仲間が、かろうじて本州中部、アルプスの高山の一部にかろうじて生きながらえている、貴重な「生き残り」である。


北極圏に似たアルプスの高山環境。
温暖化、シカ食害と難題に直面し始めたなか、


なんとかそのままの姿で残したい。



※ 画像の公開に際して、迷いましたが、本種の開花写真がきわめて限られていることから、学術目的など公益性もあり画像のみ公開しました。自生地に関する情報公開はご遠慮いただいています。


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テーマ:生物学、生態学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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