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EOS 5Dは20万円の価値があるか?

さて中央アルプス、白馬縦走と使用したフルサイズデジイチEOS 5Dのインプレッションです。
080729_5d.jpg


発売以来、3年経過し現在も流通価格20万円という強気の価格設定です。

性質の違う機種なのでやや強引かもしれませんが、現在サブ機として使用してるKiss X2との比較をします。
080805kissx2.jpg


赤=互角、青=kiss X2が優れている 緑=5Dが優れている

画素数…ほぼ互角
実は両者はほとんど同じで1200万画素クラス。画像サイズは5Dの4368 x 2912に対し、Kiss x2は  4272 x 2848と気持ち小さい程度

しかしファイルサイズでは12bitRAWの5Dよりも14bitRAWのKiss x2の方が大きい。


大きさ、重量…Kiss x2
ボディのみで475gに対し810gと重く大きめ


堅固さ…5D
マグネシウム合金ボディの5Dに対し、Kiss x2はプラスチック。しかし5Dはミラー脱落のトラブルを時々耳にします。

広角…5D
敢えて言わせてもらうと周辺描写など画質を考えると広角ズームはEF16-35mm 2.8Lでも現行型のⅡ型がほしい。このレンズを使用しフルサイズの16mmからの画角は魅力的だ。

それでもこのレンズをKiss x2に装着しても25mmからの広角ズームとなり、工夫次第だがかなりの撮影はカバーできてしまうのが実状。


望遠…Kiss x2
70-200mm望遠ズームで320mmまでの望遠ズームとなる。テレコンバーターを装着すると640mmになる。


レンズのボケ味…5D
ポートレイトや浅い絞りのイメージではフルサイズの方がボケ具合はいい。しかしKiss x2でも絞り2.8ではまあまあのボケ味が得られる。


絞り込んでの撮影…Kiss x2
被写界深度が深くなるAPS-CサイズのKiss x2はカチリとした表現に向く。自然風景や植物の場合、ある程度絞りたい場合が多いのでこのような時も素早い撮影が可能。
5Dでも時間があり三脚を用いれば問題はないが。


ダイナミックレンジ…Kiss x2
シャドウ部の階調を引き出す「オートライティングオプティマイザ」やノイズ低減機構、ハイライト分の階調を引き出す「ハイライト側階調優先」など最新機種らしく先端技術が惜しみなく搭載されている。
実際に5Dは白飛びしやすく感じる。


操作性…Kiss x2
一概に比較が難しいが、Kiss x2は前機種に比べてインターフェースがかなり改良されている。ただしサブ電子ダイヤルやマルチコントローラは省かれている。


ファインダー…5D
5Dのファインダーはさすがに大きくピントの山がつかみやすい。しかしKiss x2も前機種と比べてかなり向上している。


背面液晶…Kiss x2
5Dの2.5インチモニターはKiss x2の3インチモニターと比べて、一世代前のタイプで小さく見づらく感じることは否めない。


電池の持ち…Kiss x2
新しい機種らしくかなり省電力になった。実感として2.5~3倍くらい持ちが良いと感じる。


センサーダスト対策…Kiss x2
5Dはゴミ取り機構がない。レンズ交換が多いと保守が大変。反対にKiss x2は前機種よりもゴミ取り機能が強化されて、シャッターは3万を超えたなか、これまで一度もセンサークリーニングに出さずとも問題ない。


ライブビュー機能…Kiss x2
5Dにはライブビューはない。いつも使うわけではないが、シチュエーションによりほしいと思う時はある

価格…Kiss x2
安ければいいといいというものではないが、市場価格、約20万円の5Dに対し、kissX2は約7万円と一般ユーザーでも無理なく購入可能

テスト使用レンズ
080806lens.jpg


考察と結論

2005年9月発売の5Dは登場した当時としては画期的なフルサイズデジタル一眼レフカメラでしたが、正直さすがに3年近いとなると古さが目立ちます。


一方シリーズ最新機種のKissX2はエントリー機としての位置づけながら、画素数もほとんど変わらず、価格とバランスのとれたカメラとして評価が高いというのもうなずけます。実際使用してみて価格以上のボディであると感じます。


デジタルの場合、ボディが注目されがちすが、レンズにはもっとシビアとなります。キットレンズでEF-Sレンズのセットもありますが、選択やはり最新設計のLレンズ、50mmマクロであればシグマのEXDGでしょう。

ボディを5Dにこだわるよりむしろ、レンズをこだわれというのが結論でしょうか。

商売上手なキャノンのこと。まだ5D売り続けていますが、KAZは正直このボディを今、わざわざ20万円近く出してまで欲しいとは思いませんでした。

まあ、そう簡単にキャノンの戦略には乗せられませんよ…ということでしょうか。


しかしもうじき後継機の登場と噂されています。これを待ってみて気に入らなかったらD700?
ニコンのナノクリスタルコートレンズも魅力的ですね。

2~3年前は「勝ち馬に乗ろう」という考えからか?マウントをキャノンに変更する人、回り見ても結構目に付きましたが、後悔している人もいるのでは?

今は状況は変わり、ニコンもヤル気でV字回復、魅力的な機種が多く登場しています。SONYも本腰を入れ始め目が離せなくなりそうです。
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テーマ:デジタル一眼レフ - ジャンル:写真

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コメント
KAZ様、おはようございます。
Kissx2はなかなか健闘していますね。コンデジでPOWERSHOT630を使っていますが、いま一つ色の再現が良くなく、特に赤が弱いのですが、同じキャノンでもセンサーやソフトのエンジンが違うということでしょうか。
小生、一眼はミノルタαを使っています。ポジの魅力は捨てがたいのですが、せっかちなので、撮影した絵をすぐ見たいとなると、やはりデジイチに触手が伸びます。αレンズが何本かあるので、選択肢の筆頭はSONY。バリアングルなのでα350は魅力。SONYも注目株なんですね。ちょっと安心?!
by: azm * 2008/08/09 08:59 * URL [ 編集] | page top↑
Re:
こんにちは。

一眼カメラはレンズとのシステムなのですぐに大きく変動するものではないのですが

ミノルタαはSONYに吸収されて、これからが本領発揮ということでしょうか?

開発力があるメーカーなので今後市場に大きく食い込んでくる可能性は十分あると思います。
by: KAZ * 2008/08/09 10:13 * URL [ 編集] | page top↑
同じ誌面でお会いしたことはありますが、はじめまして(^^)。 たまたま見つけました、今後ともよろしくお願いいたします。

で、ちょうどいま使っている機種が両方一緒ですね。
白トビは今となっては、確かに5Dのほうがトビやすいです、高感度はまだ強いですが…
S◎NYはミノのホットシューを引き継いじゃったのが、最大の壁で、よほどのモノを出してくれないと、私は移れません。 今からでも遅くないので、フツーに戻して欲しいです。

ニコンは相当オイシソーで、一度APS-Cだけ移りましたが、当時の機種と相性が合わず、すぐにC社に戻してしまいました。 かと言ってD700は重いし、コントラストAFが遅くてまだ移れません。 X2のおかげで、ライブビュー無しはもう考えられませんし、そういう意味で今一番の期待は……
オリのマイクロフォーサーズだったりして(^^;)?。
by: SO KANEKO * 2008/08/18 03:12 * URL [ 編集] | page top↑
Re:
こちらこそはじめまして。

ソニー、オリとも乗り換えたいとは思いませんが、ニコンの頑張り振りには目を見張るものありますね。

まあ実際にはレンズ資産を含めたシステムなので簡単に乗り換えは容易ではないのですが...。

でも海外を見ると、C vsN、アテネ五輪のプレスブースではほぼレンズの色が白でしたが、北京では半々ぐらい。屋内競技に限ると黒の方が多いと聞きます。

※白レンズとはC社の望遠レンズを業界でこう言います。ニコンでは特に名前は付いていませんが全てレンズのいろは黒です。

まあ、どの分野でも寡占状態だといろいろ弊害がある訳で、互角同士、競い合っているというのが一番消費者にとってもいいと思うのです。

C社も、秋以降D3ショック(N社のプロ機で北京五輪注目、驚くべき低ノイズで乗り換える人が多く、業界でこのように言われた)からの巻き返しが製品になって現れると言っていますし...。

今はそれを待ってじっと耐えているわけですね。
by: KAZ * 2008/08/18 07:58 * URL [ 編集] | page top↑

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