今日、3月29日はようやく冬タイヤから夏タイヤへ交換でした。

冬タイヤはプラットフォームまであと2~3mm、
2シーズンが終わったので、あと2シーズン程度使用可能でしょうか。
一方の夏タイヤは残りの溝が6~7mm程度
インチダウンした冬用の15インチから、標準の17インチに変えると
走行フィーリングがかなり異なることに気づきます。
レスポンスはよりダイレクトなものの、ゴツゴツとして、
やはり15インチの方が抵抗も少ない印象。
さて、いつもの里山公園に行って少し撮影してきました。
ヤマザクラが満開でした。

コスミレ

石垣の間から顔を出して咲かせていました。

ヒメスミレ

とても小さい。
タチツボスミレの群生

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今日は原稿書きの合間に少し撮影に出かけてみました。
シハイorマキノ。

一応記載はマキノスミレとのことですが、高尾のAさんいわく、シハイとの中間的とのこと
らしいです。
植物はやはり自然のものだから、白黒とつかないような個体があるのも当たり前かもしれません。
クロモジも咲き始めでした。

3月25~26日で長野県の小谷村へ。
目的地は
小谷温泉の山田旅館だ。

雨飾山の登山口に近く、kazは以前2回雨飾山に登っているが
宿泊は初めて。宿の主人の山田誠司さんは山岳スキー界でも有名な方で
ライトなBCクロカンから、現代的なプラブーツのテレマーク、
TLTの軽量ATスキーのレースまでこなしている。
今回はBCクロカンの取材だ。
このため、kazもBCクロカンの道具を揃えることにした。
板は
Madshusのセンター68mmにクロスカントリーバインディング。

ソールはステップソールのため、
シールがなくてもある程度の傾斜は登れる。
ブーツ(CRISPI)は在庫がないためミヤコスポーツからのサンプルだ
山田旅館の夕食

温泉はナトリウム炭酸水素塩泉で打たせ湯があり、
周りに付着して成長している湯ノ花がスゴかった。

さて3月は急速に進んだ春だったが、25日は再び冷え込み雪が降り、
26日朝の段階で真っ白な新雪が10cm程度積もり、黄砂、PM2.5の黄色い雪を隠してくれ
しかも晴れて青空が広がる絶好の取材日和となった。
BCクロカンは基本的には森のお散歩に最も適している。

巨木の森を進む。
だが、そこそこの滑りにも対応している。

山田さんの滑りはすごく自然でムダがなく美しい。
目的地の鎌池へ。池の上の雪原を横一列で競争してみたり。
そして、テーブルを作ってランチ

メインディッシュはパスタや白馬で最近人気の蕎麦クレープ

デザートにミニケーキなど

昼食後は宿に向かって下る。
山田さんのテレマーク教室で見本を見せたり。

モデルさんの参加者はアルペンスキーの上級選手レベルだが、
不安定な道具では転倒の連続。だけど転んでもゲレンデではないので
痛くなく、ガンガン滑りではなく、「遊び」に近いので不思議と笑顔なのが良い。

白馬駅前のマウンテンショップ、
白馬ヤマトヤの松沢さん。
BCクロカンの販売は昨年から始めたとのこと。腕も上手かったです。
※kazもここで購入しました。BCクロカンは普及させたい意向があり
一般のお客さんも含めかなり割引があるとのことでした。

ブナの大木があった。

こちらは触るとネバネバするトチノキの冬芽。

芽はまだ固かったけど、もうすぐ膨らみ始め、
やがて春の芽吹きの季節でしょう。
3月24日は13日に下見した高尾山で観察会ガイド。
テーマは植物と生育環境について。
結局20人の参加枠に対し79人と4倍近い申し込みで抽選になったのだか!
天気予報では雨だったものの
なんとか雨が降らず1日もってくれました。無事に机上1時間を含む講座が終わりました。

この3月の暖かい天気続きで開花が一気に進み、
いつもより10日程度早めでしょうか。
もみじ台付近でははやくもエドヒガンが咲き始め。

日差しもなく、気温は低いなか
地面は完全に降水不足でカラカラの状態。
しかし、観察対象の植物は開花状況も良く
道沿いのスミレ類なども満開の状態で、ヒナスミレなどは盛りすぎのも。
シキミ

季節の進み具合が早かったため
予想外にいろいろ観察できた観察会でした。
また遅れての更新です。
山と渓谷2013年4月号
http://www.yamakei.co.jp/products/2812900936.htmlこちらでは「花の山」の記事2本、
山梨県の日向山と福島県の会津蒲生岳のコースガイドを担当。

実はこの日向山は昨年6月に初めて登ったのですが、
以前から面識があった故村松正文氏の写真展を見に北杜市美術館を訪れた時に
トップ写真になっていたため、覚えていた場所でした。
http://hokuto-kyodo.jp/kikaku.htmlこの滝を訪れた時も氏が切り盛りしていた「レストラン霧ヶ峰」で
話しあったことを思い出し、なつかしいような感慨深かった思い出があります。
それと親子登山企画でコースガイド2本、陣馬山と小山田緑地を紹介しています。

また仕事の掲載誌の案内です。
岳人4月号

発行 東京新聞 定価800円
http://www.tokyo-np.co.jp/gakujin/gak2013031301.htmlkazの仕事は38~40ページで佐渡のドンデン山のルポ記事
昨年の記録です。kazは佐渡は4回目程度でしょうか。
それに1Pで「春の花図鑑」少しマニアックな種まで載せています。

kazの記事は今回、岳人では最も入門レベルの記事でしょう。
「親子登山」で協力いただいた佐々木大輔さんはなんと、利尻岳のローソク岩に4月の残雪期、
クライミングで登った後にスキー滑降というハイレベルの記録を載せていました。
続けてやや遅れた告知ですが、
TRAMPIN(トランピン)11号
http://www.chikyumaru.co.jp/trampin.php発行:地球丸 定価880円
こちらでは
春に山歩きで観察したい花14種について写真と文章で紹介しています。

いままで良く知らなかったアウトドア系の雑誌でしたが、
全体読んでみると結構、山雑誌になっていましたね。
最近関わったお仕事でもう1冊
山旅100ルート 
発行:エイ出版 定価1200円+税
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=17489kazの担当紹介ルートは
■西海岸8時間トレッキングコース
スコトン岬~礼文滝~礼文林道~香深(2P)
■大雪山花巡りコース
銀泉台~赤岳~小泉岳~五色岳~五色ヶ原~沼ノ原~クチャンベツ沼ノ原登山口(1P)
■白馬岳~朝日岳 花巡り4泊5日コース
猿倉~鑓温泉~頂上宿舎キャンプ場~白馬岳~雪倉岳~朝日岳~蓮華温泉~白馬大池~栂池自然園(2P)
■富士山御中道~精進湖登山道(1P)
■北八ヶ岳コケの森歩きルート
北八ヶ岳ロープウェイ~麦草峠~高見石~白駒池~雨池~~双子池~北横岳~北八ヶ岳ロープウェイ(1P)
■高山植物に会いに行くロングルート(計1P)
・リシリヒナゲシ 利尻山(6月下旬~7月下旬)沓形登山口~山頂~鴛泊登山口
・フタマタタンポポ ニペソツ山(7月中旬~下旬)登山口~山頂(往復)
・タカネビランジ 青木鉱泉~鳳凰小屋~観音岳~青木鉱泉
・ミネウスユキソウ 裏銀座 新穂高温泉~双六~三俣蓮華岳~双六~槍ヶ岳~上高地
の8ページに加え、南アルプス聖岳、光岳、荒川岳、皇海山などは写真のみ。
最初の依頼時の内容ではピークよりも、ルートを重視したいとのこと。
真っ先に思い浮かんだのが礼文島の西海岸8時間トレッキングコースでした。

だけどフタを開けてみたら南アルプスや北アルプスの稜線もかなり含まれ、
なんだ、以前歩いたこのコース、この山も入っているのか、と。
やはり日本では「ロングトレイル」≒縦走登山なのかなとの印象。
あ、ちなみに挙げた白馬岳の4泊5日は、
確か2002年の7~8月にテント泊で実際に縦走したことがあります。
結構充実しましたヨ。
今年は本当に春が来るのが早い。
昨年よりも1週間~2週間程度早いのではないか、と感じるほど。
19日の近所のソメイヨシノは咲き始め。

ソメイヨシノは園芸種の桜で寿命は短く50年程度とされている。
一方野生種の桜にはヤマザクラがあるなか、
エドヒガンも野生種の桜で、大木のしだれ桜はエドヒガンが多い。
花はやや小振りで、薄紅色。花期は若干早め。

こちらはすでに満開だった。
花柄の付け根が丸く膨らむのも特徴だ。
さて、今年の今後の開花状況はどうなることだろう。。。
溜まっていた掲載誌の案内4冊目は
親子登山や雑誌などで忙しいなかで
同時進行だった
インドア ボルダリング BOOKです。

kazの担当は撮影のみ。
名古屋のクライミングジム ズットン で2日間
大阪のクライミングジム クラックス で1日
他に横浜のクライミングジム プロジェクト、ロンドフィットネスクラブ
などでも撮影を行いました。
さて、少しだけ裏話を。
表紙はオリジナルは

画面左の換気扇が気になっていましたが
キレイに消えていましたね。
それにしてもクライミングジムはkazが大学生だったころに、
登場し始め、現在はなんと日本全国250軒以上もあるとか!
気軽にトライ可能だからでしょう。
これだけ人気と共に市場も広がっていることでしょう。
kazも感じるのですが、クライミングの経験があると、
一般縦走路の岩場通過で、安全に無理なく通過出来るようになり
結果として岩場に咲く高山植物の観察なども可能になるなど
安全面以外にもメリットが大きいと思います。
でも、kazの場合加えるとやはりインドアはあくまでもトレーニングであり
外岩の方が面白みを感じます。
続いてまた、遅れた仕事の掲載誌の案内です。
モンベル会員誌『OUTWARD』の2013年春号に
kazの写真が4点掲載されました。


手前のフクジュソウの写真などです。
モンベルクラブ・会報誌『OUTWARD』のお届け特集の春を探しに
で
2012年のGW(4月28日)に訪れた佐渡の時です。
早春だった佐渡この時はシラネアオイなどはまったく咲いていませんでした。
ここ数年は春の到来、雪解けが遅いものの、
今年はさて、極端に早まりそうかなぁ
さて、花たちもびっくりしないだろうか...
と心配するkazでした。
やや遅い報告ですすが(^^)
2月23日の日経新聞にkazの写真が掲載されました。
ハイキング この山この花
というkazの活動内容に割と近いテーマで
学者や研究者、写真家など16人に割と手軽に登れて花が良いスポットを挙げてもらい
それを集計してランキングするという内容でした。
kazの掲載写真は2位の高尾山でセッコクでした。

割とこの世界では良く目にする人たちの名が...

ちなみに1位は尾瀬のミズバショウ、3位は大雪山のエゾコザクラで
4位御岳山、5位礼文島、6位九重山、伊吹山、8位白馬岳、9位秋田駒ヶ岳、10位剣山
でした。
伊吹山と九重山はkazも実はまだ行ったことがなく、今後の課題でもあります。
田中澄江氏の花の百名山が元になっていたようです。
新刊の発売の案内となります。
赤ちゃんから始めました 親子登山発行:東京新聞 定価:1600円+税
ページ構成です。
内容を見ていくと、まずルポ取材編です
・初めての親子登山 高尾山でデビューしました。
...2012年の11月中旬、景信山から高尾山まで、1歳10ヶ月と2歳8ヶ月、
5歳ゼロヶ月(lynn)の3人で縦走した時のルポです。
・乗鞍岳 さあ、初めての3000m峰へ
・湯河原・幕山 双子を背負って山頂へ。
・冬は雪遊び スノーシュー体験双子登山・幕山は
大晦日:湯河原幕山(2012年12月31日記事)がルポ取材でした。
次にテーマ別記事となります。
・山は絶好の自然学習の場

・キャンプだって楽しみ
・山上のごはんに子供も大喜び
・3世代登山
・友達、仲間と登る山
・山小屋で充実の山旅
・5歳児で富士登山 若木保育園がめざすもの...若木保育園に訪問して園長の金子さんに話を伺い、その後、大山登山に同行しました。
保育園取材(2012年11月2日記事)次に山行計画編です
・年齢別登山計画のポイント
...何歳くらいでどのような山行計画が組めるかを、実際の山行の事例から書いています。
また最後に身長、体重、靴のサイズと親子登山に役立つ情報のチャート表があります。
・親子登山で注意すべきこと...転滑落、雷、スズメバチ、携行医薬品などについての情報です。
・インタビュー、健康面での注意点...ミウラドルフィンズ所属の健康運動指導士の安藤真由子さんに取材して記事をまとめました
・幼児期の必須装備、ベビーキャリー...選び方、背負い方とベビーキャリーのカタログページも盛り込みました。カタログページにはモンベル、オスプレー、ドイター、マックパック、ファウデを紹介しています。

・子供用装備のポイント
...登山靴、レインウェア、ウェア、ザック、防寒着など
内容は装備ごとに子供用装備の違いと選び方と、代表的な商品のカタログとしています。
・親子登山10家族に聞く...実際の親子登山は家族構成、年齢、年齢差、親の登山のレベルと指向性など子供を取り巻く環境により十人十色のため、自分以外に業界関係者から山で会ったファミリーまで様々な人、10家族にアンケートをお願いし、うち8ファミリーは実際に取材で話しを伺い、写真も借りて、アンケート結果と何歳の時にどの山に登り、その感想との形でまとめました。計54ページ分にもなりました。
協力をお願いした方は

です。ありがとうございました。m(_ _)m
★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆ ★☆
7冊目の単行本はなんと親子登山の本となりました。
2007年に子供が生まれて、2008年から子連れ登山を始めたのですが、
・何歳くらいまでベビーキャリー使うのだろう?
・何歳くらいから歩いてくれるのだろうか?
・高山へ連れて行って大丈夫なのだろうか?など分からないことばかり。
大人向けの登山ハウツー本は多数あっても
子供向けのは全くなく、手探りで色々調べて、試行錯誤もして
子供を山やフィールドに連れて行っていました。
そのような本がないなら、これから親子登山を楽しむ人のために、
自分が1冊作ろうじゃないかと思い、
5年間の経験から、感じてきた疑問に答える内容にしようと、
親子登山に関連した記事を掲載してきた岳人別冊の編集部と
企画を話し合い、約半年前から本格的に取材をスタートさせました。
しかし、最終的には全体のページ数に対して内容が多すぎるなどで、
進行もバタバタになってしまい、
多方面に迷惑もかけてしまう結果に。。。
しかしまあ細かい反省点はいろいろとあるものの、
これまでになかった分野の本なので、
まあまあ自分が満足するものが出来たかなと思っています。
ご購入は
AMAZON楽天ブックスヨドバシ.comなどで購入可能となっています。
よろしくお願いします。m(_ _)m
17日、前日の八方尾根がやや消化不良だったが、
気分を変えて高尾山へ

木々の春はまだ始まったばかり、ダンコウバイは咲くが雑木林の芽はまだ固いようだ。

13日に確認していたヒナスミレ群生地へ。

ちょうど盛りだった。

ナガバノスミレサイシンも咲き始めていた。

下山途中、薬王院のお地蔵さんに供えられていたヒサカキ。
つぼみがついていて一部咲き始めていた。

関東地方以北ではサカキが自生しないため、
代わりにヒサカキが神事に用いられることが多いという。
3月16日、唐松岳へ八方尾根からテレマークスキーで登る計画を立てた。
スキーで北アルプスの主稜線に登ったことはまだなく、
「滑り」よりも「登山」に近い内容か。

朝から青空で、八方尾根スキー場を出たものの、
上部は強風でゴンドラリフトまでの運行で、
このあと2本乗り継ぐリフトは運行停止。
30分ほど待ったが、運行再開の見通しもないため、
シールを装着しハイクアップで登ることにした。
結局八方池山荘の少し先で、同行のR氏がスキーアイゼンがないことに
不安を感じ、この先上部はもっと風が強く、

※強風に巻き上げられた氷雪

気温は高めなものの、強風で斜面も風相当ハードバーンなことから
ここまでとした。
でも、いつかまた改めて再チャレンジしたい。

八方尾根からの火打山、妙高山、高妻山
3月24日に高尾山で観察会をすることになり。
13日にその下見で登ってきた。
春を迎えた高尾の豊かな植生を感じよう!
自然講座「植物のくらしを見に行こう!in 高尾山」、3月24日に開催※ヤマケイオンライン
ここ数年の傾向からすると、
3月24日はようやく、木下沢や日影沢で咲き始め程度。
まして13日は上の方はまだ何も咲いていないだろうな。。。
と考えていたら3月上旬は異常に暖かい日が続き、特に9日は夏日に。
あっという間にパウダーの時期が終わってしまい、
代わりに一気に春が来た。

山頂からの関東平野、何故か手前の雑木林は剪定されていた。
ところが13日、暖かく風が強く、花粉が猛威を振るうなか、N95マスクをして
いざ行ってみると、どっこい、いろいろ咲き始めていてびっくり。
ヒナスミレ

こちらは群生

エイザンスミレ

他にタチツボスミレやアオイスミレも咲いていた。
ヤマルリソウ

ヤマネコノメやヨゴレネコノメも確認した。
さすがに木々の葉まで出ていなかったが冬芽を確認すると面白い。

カラスザンショウの芽鱗は顔にそっくり
木々の葉はまだだが、花は満開だった

ダンコウバイ。
個人的には開花が早まるのはややせかされているようで落ち着かないのと、
もう少しパウダーの時期が名残惜しいので、
あまり急激に春が来るのは考え物か。
でも早く花粉の時期は過ぎて欲しいけど。
今月は発電日和が多く、13日までの段階で333kwh
暖かくなったお陰もあり、電力自給率が100%を超えるようになった。

1日あたりの平均が25.6kwhなので
この分だと月末までに800kwh近い。まあ、あり得ないと思うが。。。
さて、1月に設置したエコキュート保温カバーが、
3月13日、kazは高尾山へ行っていて、その間に破断したようだ。

以前からテープが剥がれ気味であり、それでも放っていたら
風をはらんで(?)裂けたようだ。(T_T)

当初剥がしやすいようにと、梱包テープだったが、
今後は剥がれにくいようにアルミテープとかの方が良いのか?
あるいは荷造り用のストラップで補強するべきか。
今回は脇道、耳より情報を少し。
このところ急に暖かくなり
蓄熱暖房は「切」。消費電力も少なくなり、電力自給率も向上してきた。

3月は天気が良く、10日過ぎた段階で239kwhの発電量となっている。
今年は花粉が例年以上にスゴイとの評判だが、
kazは花粉症歴が長く、20年以上で、
以前、耳鼻科で検査した結果、「普通の人の200倍スギ花粉に反応する」
と言われたほど。
例年この時期は修行の日々だが、今年は新しいマスクを導入したところ
いつもよりも症状が軽くなり、調子も今のところ良いようだ。

3M 9010 N95対応マスク
耳に掛けるのではなく、頭の後ろにゴムで掛けるタイプで密着度が高い。
ノーズ部分は、針金ではなく、形状記憶素材の金属のため隙間ができにくい。
息を吐く時に通常の薬局で入手できるマスクよりも明らかに眼鏡が曇りにくい。
外で撮影していてもこれはいい。
表面の素材はかなり緻密で何層にもなっているようだ。

正直やや息苦しいほどだが、前面は突起状に膨らんでいる分、
空間があるので圧迫感はそれほどではない。
通常のマスクでは目が粗すぎて透過してしまう、
PM2.5対応のマスクでもあり、1ヶ月ほど前ニュースになった時に購入したが、
想定通り、花粉にも有効だった。黄砂にも効くとのこと。

価格は50枚入りで5000円程度。
医療関係では頻繁に交換するらしいが、
もったいないので1~2週間に1回程度
さて、これで鼻はかなり楽になったが、
あとは目か。
これはなんとか良さそうな対策はないものか。。。
3月に入り、6日頃を境に急速に暖かくなってきた。
7日に滑った草津白根山では進む雪解けや春霞にも
春の訪れを感じていた。
そこで3月9日、埼玉県の秩父地方へ。
今年初めての本格的な植物観察&撮影とした。
まず、セツブンソウ

予想通り満開だった。
ポカポカの陽気でハナアブが「待ってました」とばかり盛んに飛び回っていた。

花から花へ蜜を求めて飛び回る。
群生。咲き始めもあるがほとんど満開だった。



白い萼片の先端はふつう尖るが丸いものもあった

ちなみに黄色が花弁で、雄しべが神秘的な紫色だ。
次にフクジュソウ自生地へ。

山奥の集落のなか、山林の谷に沿って
フクジュソウが分布している。

気温が24度と高めのなか、下の方の開花が早かった個体は花が
パラボラアンテナ状からさらに平開し円盤状になっているほど
谷の上部の個体は咲き始めが多かった。

地面から顔を出したばかりのフクジュソウ、
葉よりも先につぼみが見える。

自生地は私有地内にあり、庭先を通り抜けて自生地への観察路が続いている。
募金箱もあり、募金ももちろんしたが
この日は休日だったためか、庭の縁側で店を開いて休めるようになっていた。

ここでまぜごはんと飴を土産に買った。
どちらも200円で良心的な価格だった。


しかも甘酒とお茶のサービスもあった。
ご近所さんの集まりだろうか。
おじいちゃん、おばあちゃんの健康そうな笑顔が印象的。
頼んだら集合写真まで撮影させていただき、
WEB紹介も了承してくれた。

もっともこのフクジュソウ自生地、
今年はすでにテレビでも取材を受けているとのこと。
セツブンソウ自生地で偶然会った、花好きのNさんに教えてもらい
最後に近くでイヌノフグリを確認した。
かなり以前に一度見ているが、とても小さな花の大きさに最初は見つからず
目が慣れてから見つかったが、すでに日影になっていて、花は閉じ気味だった。
この日はスギ花粉も大量飛散で、kazはPM2.5対応のマスクで完全防備したところ、
スギ花粉に対しても有効なようで、調子は良かったが
まぜごはんを食べるために、少しの間外したら、しばらく後にに症状が一気に出た。
山間の集落ではマスクをしている人はいないため、聞いて見たら
花粉症の人はゼロではないものの、少ないという。
素朴な手作りのまぜご飯に、排ガスが少ない山間の田舎が少し羨ましく感じた。
プリウスのカタログ燃費はJC08モードで30.4km/Lだが、
この数値を達成するのはかなり難しいとされている。

kazのはSツーリングセレクション
で標準(夏タイヤ)は「86」と同じ215/45R17のスポーツタイヤのため、
グリップ重視、「あまり転がらない」という定評。
そのため、むしろ冬タイヤの195/65R15で雪道ではなく、下道遠乗りの時に燃費が伸びやすい。
2013年3月9日秩父往復187km走行で
初めてJC08を超えることが出来た。


32.7km/L

メーター表示よりは実燃費は-2程度なので30.7程度か?
往路は高速を一部使ったものの、正丸トンネル越えが標高350mと低かったため、33km/L
復路は全て一般道だが、山伏峠が標高600mと高めで、登りで消費した分のエネルギーを
下りでは標高差が大きく、電池容量が一杯になってしまい、全て回生できなかったためか?
やや効率が悪くなったみたいだ。
さて、カタログ燃費とのかい離度で一定の参考になるのが「e-燃費」だろう。
http://carlifenavi.com/同じ1.8L+モーターのHVパワーユニットの
レクサスCTと比較してみる。
※もっともkazはとてもレクサスなど無理ですが。。。

レクサスCTとプリウスではカタログ燃費はプリウスの方が上だが、
e-燃費のユーザー平均はレクサスCTの方が上だ。
ハイブリッドは最初はエンジンが暖まるまでエンジンが停止しない。
このため5~10kmのチョイ乗りよりも長い距離の方が燃費的にメリットが大きくなる
プリウスはチョイ乗りする人が多く、結果的に燃費は伸びず
レクサスは車好きが多いから、遠出のドライブが多くなり
結果的に燃費が伸びるのだろうか?
だが、プリウスも、ある程度以上の遠出ならば、
後続車に迷惑かけず流れに乗った運転で、
e-燃費の18~19より大幅に伸びることは可能と思う。
3月7日、草津へ。
草津白根山BCだ。
同行は業界関係でいつものD助さんとMさん
kazは板は出発前悩んだが、北面にはまだパウダーが残っているかもと期待して
センター115mmのBDアンペレージを選んだ。
しかしこれは後に選択ミスだった。
D助さんはセンター105mmのBDジーロット、
今年BC本格デビューのMさんは95mmのBDリバート

やや出遅れ気味で出発
本白根山へ

白根火山ロープウェィのパトロールステーションに寄って
届けを記入してから出発した。
しかし時間が遅れそうになると携帯に電話がかかってくるなど
なかなか世話焼きだった。

冬期通行止めの国道を横断

芳ヶ平への最後は渋峠への尾根を目指すため、左に回り込んで
最後は急斜面。ここだけはフカフカ気味

昼の休憩

ポカポカの日差しですでに春山だ。
渋峠への尾根をハイクアップ

雪に覆われ通行止めの国道から広大な斜面にドロップするも
ハードバーンでやや手強い。
かなり下ると表面は柔らかくなった。

シュートを滑って芳ヶ平へ。
春霞かあるいはPM2.5か?視界は霞がちで、
山並みはくっきりと見えていなかった。

この下の林道、最後はびちゃびちゃのストップ雪
で太ももにくる。
草津の湯で疲れを癒した。
てれまくりで毎年行われているのが
マムートのアバランチビーコンを使った探索ゲームだ。

JAN(日本雪崩ネットワーク)の指導員による
基本的な知識と操作を教わった後に
実際に雪の下40cmほどに埋め、発信状態になっているビーコンを
探索モードに切り替え、ゾンデ棒で探し当てる内容。
埋められたビーコンはPCソフトケースに収まっているため
人間の感触に近いか。
今年はマムートの「ぬいぐるみ」も景品として一緒に埋められているというので
lynnも参加してみた。

結果、デモ機と同じパルスバリーヴォックスを持っているkaz
も手伝って、ゾンデで見事ヒットと言いたいところだが、
やはりまだ子供だからそう簡単にはいかず。
しかし10人ほどの参加者がいて、
なんと親切な人がぬいぐるみをlynnにくれた。

※ありがとうございましたm(_ _)m
リビングルームに飾られたマムート君のぬいぐるみ

ロゴマークより少し鼻が短かめか。
参加賞の景品はシールで
これはシール帳に張っていた。

キティちゃんとマムート
ちょっとイメージが違うけど、まあアリでしょう。
kazの太陽光発電システム(三洋HIT5.0kw)
都内の普通に狭い敷地のなか
屋根の小さな発電所の経済効果について。
3/6に検針がありました。


2/6~3/5の28日間の検針結果となります。
まず、購入電力。
購入電力量総計 829kwh 昼間(10~17時)=11kwhで338円(1kw=37.5円)
朝晩(7~10時、17~23時)=215kwで5418円(1kw=25.2円)
夜間(23~7時)=603kwで7127円(1kw=11.8円)
基本料金=1260円※契約種別:6kVA 電化上手
で燃料費調整(-315円)、オール電化割引(-5%、-938円)、
再生エネ発電賦課金(231円、1kwh=26銭)などで最終的に
13068円前月の検針(30日間)と比較し
926→829kwhと減少。
昨年同時期と比較しても868kwh→829kwhと減少。
昨年より気温が緩む日が多かったからかな~。
購入電力は2月の14777円から減少。
ちなみに今回は前月の検針と比較して特に昼間電力24→11とが減っています。
天気が晴れの日が多かったためかなぁ?
次に売電となる。
「太陽光発電設備からの余剰購入電力量のお知らせ」

467kwh(三洋HIT5.0kw)
467(kwh)×48(円)=22416円晴れて良く発電したためか、昨年同月は356kwhだったので100kwh以上増えています。
よって今月は
9348円のプラス収支になりました。





















次に自給分電力。
568wh(1月の積算発電量)-467kwh(売電量)=101kwh(自給分の電力)
※検針日は5日ほどズレがあるため、正確な数値ではないが、
年間を通じて計算するとだいたい変わらず。
自給分は1kwh=28円と仮定し、
※昼間料金(30円)の他に、朝晩料金(25円)もあるため
101×28(円=kwh)=2828円(自給分の電気料金)
今月の経済効果...22416+2828=25244円(売電+自家消費分)で、今月もお日様に感謝となりました。













さて、東京都の補助金がいよいよ平成24年度の年度末で終わることになったようです。
住宅用太陽光発電の新たな普及策
「屋根ぢから」ソーラープロジェクトを開始します1kw=10万円という大盤振る舞いの補助金で、
kazは制度開始の2009年の4月に申請して5kwh×10で50万円と
少なくない補助金のため、導入コストが抑えられて助かったのですが、
制度停止の根拠がなんと導入コストが4年間で4割近く低下しているとのこと。
このコスト低下に、2009年に始まった固定価格買取制度が狙い通りの効果を上げている
ことは間違いないでしょう。
kaz個人的には、導入すれば、だいたい期待以上の発電をして、
狙い通り、シミュレーション値より前倒し、
10年前後で投資回収は可能なので、
今後は国や社会を挙げてのPR、認知度アップがポイントになるように感じています。再生可能エネルギー、特に太陽光発電に関しては、「懐疑派」がネガキャンを振りまくなど
馬鹿らしくてそのような論調は読む気もしませんが(^^;)
国の将来の資源エネルギー政策や、世界市場での技術開発競争もあるため
日の丸太陽電池、スマートグリッド、蓄エネ技術を応援したいところですね。
毎年取材で参加している3月第1週の土日
日本最大級のフリーヒールスキーイベントである
「てれまくり」に今年も参加した。
今年はいきなり暴風雪の荒れ模様の天気からスタート。

1日目は視界が悪いため、滑りの写真はぼやけがちであまり撮れなかった。
最初は松本と高田の駐屯地から来た自衛隊による
スキー滑降のデモンストレーションもあったが、

彼らの装備を見て驚く。
革靴に原始的な金具にポール。
これで急斜面を滑り降りていた。
1日目は主にメーカーテント周辺の取材。
ついでに気になる板やブーツを試乗してみたり。
ちなみにkazにとって衝撃的だったのがこちらの

BDカーボンメガワット(センター125)
なんと重量は旧モデル4.2kgが3.6kgと600gも軽量化していて
今ファット板としてメインで使っている
BDアンペレージ(センター115)
よりも1kg軽く、リフトに乗っていても明らかに重さを感じなく、
これだけ太いとゲレンデでもややもてあまし気味かと思いきや
軽いためテレマークポジションの足の入れ替えが予想外に楽だった。
間違いなく来期注目のスーパーファット軽量板だろう。
宿はゲレンデから少し離れた少しお洒落なペンション
ちなみに夕食は中華だった。

業界では決して多くはないプリウス兄弟。左側の兄貴分(20型)はライターのD助さんので、
すでに16万km以上走行している。まさに「乗ってナンボのハイブリッド」を地で行っている。
夕食後は再び会場に行き、てれまくりナイトの取材。

今年も大変な盛り上がりを見せていた。
2日目は晴れるかと思ったが雪でスタート。
昨日から新たに20cm積もっていた。

しかし、このお陰で、雪質はすこぶる良かった。
当初オフピステで「スティープ&ディープレッスン」を撮影する予定だったが、
前々日の雨で固くなった雪に新雪が重なった悪条件。
弱層を考慮してゲレンデ脇に変更。
トップライダーも参加していたので
その撮影だったが、
さすがにトップライダーは滑りが美しく、とても絵になった。

藤川健氏、稲垣勝範氏

高梨穣氏

上野岳光氏

松澤幸靖氏、成澤泰成氏

倉金純也氏

Per Jonsson氏(海外招待ライダー)
そして昨年も参加したBCクロカンに今年も参加。
kazは昨年はステップソール細板に3ピンを使っての、
T2X(プラブーツ)と反則気味だったが、
今年は本物の革靴+細板で撮影もした。
かなり修行系だったが、予想外にピステも滑れて面白い。
プラブーツと異なり、装備に頼れない分
滑りはしっかりとテレマークポジションを身につけてないと厳しいようだ

白馬ヤマトヤと松沢さんと、山田誠司さんと
NTNに新しく軽量バインディングが登場したので
乗ってみた。

※右端のもの
確かにBD O1程度の重さで軽い。
クライミングワイヤーは高さが異なる2つのモードがある。
唯一価格面がややネックだが、剛性感があるNTNならでは力強い滑りは可能だった。
トップライダーでも倉金さんと、松沢さん、Per JonssonさんはもうNTNだった。
ライターのD助さんもかなり気に入ったようだ。

案内してくれた倉金さん
そして、業界関係者の皆さんありがとうございました。
2/28は暖かい1日のなか
取材で群馬県のみなかみ町へ。

マムートジャパンが主催したアバランチビーコンの講習会の
取材撮影でしたが、

2/18に6ヶ月点検を受けたkazの30プリウスにとって
点検後初の運転でした。
点検前なんとなく若干の燃費の低下が気になっていたので
・タイヤを空気→窒素に変更し圧力を2.6Kpaに(以前は2.4~2.5程度?)
※タイヤは195/65R15 スタッドレスタイヤ ミシュランX-ICE2
・オイル交換(
モービル1 0W-20)※100%化学合成 添加剤はなし。
・エンジン洗浄・燃料添加剤の注入(
ワコーズ F1)※ディーラーで販売されていた。1680円
結果、約360km走行し、車載表示燃費が29km/リットル
と、驚くほどの結果に。
※満タン法燃費は約27km/リットル程度、で約13リットル程度使用か?

感覚的に1.5割ほど向上か?
エンジン洗浄・燃料添加剤はこれまで入れたことがなく、
ディーラー整備士さんの話しでは半年に1回程度でいいらしいのですが、
特にピストン周りののススを洗浄する効果があり燃費改善にもつながるとのこと。
3つの複合的な要因があるにせよ、エンジンオイルが100%化学合成など、ある程度グレードが高いものであれば
エンジンオイル添加剤は必要なく、ピストンのススを洗浄する効果がある燃料添加剤を入れた方が
効果があるのでは?という印象でした。
でもこの添加剤、価格が少々高いのがややネックですが、
走行も軽くなった気がします。
26日の三ッ峠、四十八滝で撮影した
水と氷が創り出す世界。
沢の途中、模様を残したまま氷結した流れがあった。

段々状に形成された氷

結氷していない中央の流れと凍った周辺

落ち葉が流れてきて、浮いたまま凍ったのか。

イヌブナ、ケヤキ、イロハモミジの葉だった。
溶けて水滴したたる滝

氷瀑に張った薄い氷の内側に水が流れていた
このような不思議で独特の模様は初めて見る。

どのように形成されたのか。
垂直に落ちる氷で、半分氷に覆われた落ち葉があった。

カバノキ科のサワシバだろうか。
気泡がたくさんある氷漬けの葉

イヌブナだろうか。
垂直の滝、厚く形成された透明度の高い氷

登ることで発見できる
水と氷の不思議な世界がそこにあった。
