29日は新潟県のかぐらへ。
当初白馬の天狗原~山の神を計画していたが、
白馬方面は早くから天気が崩れそうな予報だったので
行き先を変更。
朝6:30駐車場では早くも多くの人たちが準備をしていた。
降っていた雪も止み月も見える快晴。
絶好のコンディションである降雪明けのピーカンパウダーだろう。
こちらも早めに準備をしていたが、7:30の始発が7:20くらいには第1便が出ていて
第3便くらいと少々出遅れた。
かぐら第1高速リフトに乗る頃にはすでに非圧雪バーンには多くの人が滑り下りていた。
こちらも登り始める前に2本、朝一のパウダーを楽しむことにした。

2本目終わってリフトに乗る頃にはすでにギタギタ。
リフト終点でシールを装着、ビーコンを確認してバックカントリーに出発。

神楽峰へと登り始める。

前回は反射板コースだったので
今回は中尾根コースとした。
右が中尾根で見える広いオープンバーンを滑り下りる予定。
振り返ると上越の山々が見渡せる。

中尾根の山頂のkaz

11時。天気は薄雲が広がってきたが、まだ本格的に崩れてはいない。
その後、先行のボーダーのトレースをついていったが、中尾根の北面の方へ
行ってしまう。ボーダー好みの急斜面が広がっていたが、
とりあえず、予定していた南面へと少し引き返し、約30分のロス。
12時南面のオープンバーンに滑り込む。
気温が低いため雪がとても軽い。
とても気持ちの良い下り。豪快に下りた。


アルペンスキー・アルマダJJのR君。
軽いドパウにファットな板の組み合わせに顔もほころび気味。
和田小屋着12時30分。
ゲレンデはかなりの賑わい。降雪もないためガリガリだ。
ゲレンデでは滑る気になれず、天気も曇りくらいだったので、14時再びショートバックカントリーへ。
といっても再び30分ほどのシール登りで休止している一番上のリフトまで、
ここからの下りはこの日ほとんど滑られてないようだ。
このコースでも北面では極上の、雄叫びを上げるほどのドパウが待っていた。
下部はそのまま中尾根コースの下部と合流。
恍惚感に浸りつつ神楽を後にした。







この日の景色から
オオシラビソに混じるダケカンバ。

続くトレース

中尾根山頂からの上越国境の山々

凍てついたオオシラビソの森
今回のGPSトラックデータとなります。

※クリックすると別ウインドウで拡大します。
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今月は昨年同様に発電はこれまでのところ好調で23日現在で
積算が518kwhとなりました。しかし多摩地域では昨年の12/23から降水ゼロが続いています。
山野もカラカラに乾いた状態で土埃がひどく、湿度も低い日々が続いています。
雪でも良いから夜間に20~30cm一気にドバッと降って、
翌日からまた晴れてほしいという気持ちですが(笑)
屋根の太陽電池パネルも土埃がひどく、
たまにパネルに水をかけて洗い流しています。
定期的に雨が降っているとほとんど行いません。
おそらく数%だけの違いかと思いますが、気分的に(^^;)
1月13日12時過ぎ

発電量4.3kw

ベランダ水栓からホースで勢いよく水を流した。

※左端はまだ未了
左端も水で洗い流した後に確認すると...。

4.5kwに上昇!





さて、今回は以下のニュースについて意見を述べたいと思います。
家庭の負担増は月額2~21円 太陽光付加金、4月から適用http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110120-00000018-fsi-bus_allフジサンケイ ビジネスアイ 1月21日(金)8時16分配信
※以下引用。
東京電力など電力10社は20日、太陽光発電の余剰電力買い取り制度に基づき費用を一般の電気料金に転嫁する「太陽光発電促進付加金」(太陽光サーチャージ)の4月からの適用を経済産業相に認可申請した。
それによると、1キロワット時当たり1~7銭、標準世帯では月額2~21円の負担となる。同制度は太陽電池の普及を後押しするのが狙いで、地球温暖化対策のための一般家庭の負担が初めて表面化する。
同制度は2009年11月に導入された。太陽電池を設置した家庭で使い切れなかった余剰電力を1キロワット時当たり48円、住宅以外に設置した場合は同24円を基本に電力会社が買い取る。その年間費用から火力発電所の燃料費節約分などを差し引いたうえで、翌年度の一般の電気料金に転嫁して回収する。
料金転嫁の初年度となった10年度は、09年中に買い取った電力が少なかったため、ゼロとされた。11年度の転嫁額には、10年度に回収できなかった分も含まれる。
サーチャージは電力会社管内の太陽光発電の普及度合いなどによって負担額が異なるが、東京電力の場合、昨年1年間で買い取った電力は3億5000万キロワット時で費用は161億円、燃料費の節約などが60億円、10年度に回収できなかった分が3億円あった。
11年度は3022億キロワット時の電力需要があると想定し、転嫁額は1キロワット時当たり3銭、1世帯当たり月8円となった。
同制度は家庭用太陽電池の普及拡大に合わせて余剰電力の買い取り単価を減少させる仕組み。ただ、政府は12年度以降、業務用の太陽光発電設備や風力発電所など再生可能エネルギーによる電気をすべて買い取りの対象とする方針で、電気料金への転嫁額は高くなっていく。
これに加え、今年10月からは地球温暖化対策税(環境税)が燃料の石油、石炭、天然ガスにかかり、電気料金に転嫁される。
以上引用。
以下読売新聞記事より電力会社各社の太陽光サーチャージ(標準世帯1世帯月あたり)
・北海道電力...2円
・東北電力...8円
・東京電力...8円
・中部電力...18円
・北陸電力...3円
・関西電力...9円
・中国電力...18円
・四国電力...18円
・九州電力...21円
・沖縄電力...18円以下考察です。
・地域による普及率の違いからか北海道と九州では10倍もの違いが見られる。
・東北と東京が同じ単価は予想外。明らかに関東の方が東北よりも普及していると思うが...。おそらく関東は東京圏など使用電力が桁違いに大きいから、太陽光発電を導入している世帯も多いが、全体の消費電力が大きいためか全体でならして負担金が多くないのか?
・西日本は全体的に日照率が高く、太陽光発電が普及しているというが、関西電力は以外と少なめ。
・佐賀県は県別普及率がNo.1など、九州は最も普及質が高いというが、実際に数値に出たようだ。
・個人的は北陸~北海道の特に日本海側の地域の太陽光発電導入世帯にとって、現状の制度では発電指数が高い地域と比べた時に不公平感があるように思える。単価のアップを含めて再検討したらどうか?
・以上より導入規模(小容量のシステムしか導入出来ない場合、余剰電力は少なめ)や発電指数にあわせた制度設計のし直しが必要と思う。しかしもっとも意外だったのは、導入前後してマスコミから「負担ズシリ...」など結構、
批判的な論調が見られたものの
・予想外に負担金は低かった
でした。
この負担金はkaz宅のように太陽光発電を導入している世帯からも均等に徴収されます。
オール電化世帯なので夜間を中心に使用電力は標準世帯より多めです。
思い出すと以前2008年末~2009年始めには原油高のため、世帯あたり
400~800円以上もの燃油サーチャージが電気代に上乗せされました。
この時の検針票を見てみると
2009年1月(1/7~2/3、28日間)使用電力総計1189kwh 電気代総計23624円
うち燃料費調整...1676円
太陽光発電普及促進付加金よりはるかに重要な問題なのは「燃料費調整」である。これは国内メーカー関連産業が活気づくなど太陽光発電などとは異なり、
国内経済システムに還元されることなく、一方的に
国富の流出という形で
アラブやロシアに吸い取られる訳です。
その結果が先日のメドベージェフの北方領土上陸
という強気の一因にも現れます。

※もっともこれはその前の与党の内紛にともなう政治的空白、日本国内の国家体制の甘さも要因がありますが。。。

この本質を見失うことなく、
いかにエネルギー価格に左右されにくく、エネルギー自給を高めるかということを本気で考えれば
日本が取るべき政策はおのずと見えてくるでしょうか。
太陽光発電のますますの普及拡大は国益にかなう。
そのためにはさらに普及を促進させたい。
しかし、現状導入にはコストがかかりすぎる。
流通価格を低下する必要があるのです。
そのように考えると
kaz個人としては、
8円程度なら、
「日本の国家と国内経済の衰退を食い止めるべく、将来へ投資と思えば進んで拠出したい」
というのが正直な気持ちでした。
22日は滑り仲間3人で白馬コルチナへ。
白骨温泉からの十石山でも検討していたが、
天気の関係でもう少し遅い時期にすることにした。
そこで、ゲレンデ+ショートバックカントリーで計画。
雪質の良い「かぐら」も良いけど、今年はすでに2回、
関越道方面の渋滞も考えてコルチナにした。
同行のR君は、新兵器のパウダーマシン・アルマダJJを履いてきた。

右がkaz。左がアルマダJJでフロントロッカーでかなりパウダー向きだが、
パウダー専用という訳ではなく、サイドカーブ、とキャンバーが適度にあり、
ゲレンデでのカーブなど取り回しもラクとのこと。
かなり快適そうでした。
※アルペンビンディングのため、試せなくて残念。。。
朝からドカ雪模様だが、前日は降ってなかったようで、底つき気味。
午前中ゲレンデの後、午後はショートバックカントリーに出る。
ビーコンを身につけ、ゾンデ、スコップを準備。
天気も雪なのであまり高いところまでは行かないコースだ。

第3クワッドリフトからのオフピステのコース。
最初になだらかな雪原を歩き、次にスキー場跡地のコース沿いに滑り下りる。
途中で相当のオープンバーンとなった。

狂喜乱舞で滑り下りる。
荒らされてなく、誰もいない極上の滑り。

終了点から滑ったトラックを見上げる。
※残念ながら滑りの写真はありません。
その後はハイクアップで往路を引き返す。
ゲレンデと違い、自分の足で息せき切って登る雪山の感覚。
より自然に近い自分がいる。
やはり「山は良いなあ」と改めて感じる時だ。
今回のGPSのトラックデータとなります。

前回の本栖湖の
シカ肉ジビエ料理「松風」の続きとなります。
「松風」ではシカ肉カレー、シカナベ料理などの他に、
冷凍されたシカ食肉の販売も行われていました。
本当はロース肉を食べたかったのですが、在庫を切らしているとのことで、
ソーセージを買ってみました。
大きめのサイズで4本入り=600円でした。
それを塩ゆでにして食べてみました。
見た感じは赤みが強いのですが、
食べてみると非常に美味い。
柔らかくてシカの割にはコクも感じられる。やはり調理師の資格を持つ料理人でもある、人がハンターとして捕獲し、
食肉加工された肉というのは味が違います。夕食時でメイン料理はつみれナベでしたが、「つみれ」の代わりにこちらを入れたくなるほど。
次は在庫があれば是非ともロース肉を食べてみたいと思います。
※ロース肉はジビエとして人気が高いため首都圏から注文が多いとのことでした。
シカ肉の付加価値認知にともなう流通拡大は
日本の貴重な生態系においてシカのよる食害から生物多様性を守ります。
美味しくジビエ料理を食べたいですね!
原稿書きに忙しいところですが、なんとか記事を3本。
ラストになります。
三ッ峠下山後、シカ食害と生物多様性の危機。
シカ肉有効活用
に絡んだ独自取材です。









三ッ峠下山後、早めに下りた。
実は、以前から気になっていて訪問したいと考えていた
富士河口湖町に最近出来たというシカ肉加工場と、
生産されたシカ肉料理を食べたかったのだ。
加工場の存在自体は、昨年の「山と渓谷」誌の取材の時に
山梨県のみどり自然課のOさんからも聞いてはいたが、この日実際に行くことにした。加工場は精進湖にあるが
本栖湖湖畔沿いに並ぶレストランではどこでもシカ肉料理が食べられるとのこと。確かに本栖交差点付近ではどこも「本栖の鹿カレー」というのぼりが掲げてある。
と言う訳でまず一番手前のこぎれいな
洋食レストラン本栖館へ。
http://motosuko.com/shop/shop/motosukn/motosukan.html
鹿肉カレー(1200円)サラダ付き。

ややあっさりとしすぎている感じはあるが、
非常に食べやすく美味かった。
シカ肉はコレステロールや脂分が少ない分、
「ヘルシーカレー」と言える。聞いたところ、通常のカレーライスよりも煮込みなどで3倍ほど手間をかけているそうだ。
価格が通常のカレーが1050円だから、
ジビエ料理ということで150円の上乗せならば妥当な価格設定といえる。鹿肉料理はこの1種類だけ。
一昨年から始めて注文は観光客を中心に増えているとのこと。
しかしいろいろ話を聞くうちに、この近くにある
松風という、
民宿兼レストランが本家本元と聞き、食事後に訪問した。
http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0004445423/review/
こちらのオーナーさんは自身がハンターでもあり、
自然のことも大好きで、この付近の動植物に詳しい。
若い頃は全国の山にもいろいろ登っていたそうだ。
現在、料理人としてレストランを切り盛りしがてら、
冬の期間中は基本的に富士山、御坂山塊などこの付近の
山でシカ、イノシシなどを捕獲して近くの精進湖にある加工場で
料理人兼ハンターの腕を生かして、食肉生産もしているそうだ。この季節は山に行っていて不在が多いが、
この日はたまたま幸運にも本人に会えて、話を聞くことが出来た。
こちらはシカ肉料理の数ももっと種類があり、
ロース肉やソーセージも販売していた。
都内のジビエレストランからも注文が多いらしい。
しかし、2年ほど前から地元でも盛り上げようと
本栖湖、精進湖一帯でも扱うようになったとのこと。
店の外観は地味ながら、味は確からしく、
実際に「東京ウオーカー」誌の料理取材なども来たという
http://news.walkerplus.com/2010/0305/12/次回、本栖湖帰りでは絶対立ち寄り食事処はここでしょう。
16日は三ッ峠へ登ることにした。
とても寒い。山麓の富士河口湖町で気温が-5℃くらい。
しかし降雪量はあまり多くないらしく、雪はそれほど積もってない。

凍った道を登る。
森の木々もすっかり葉を落としている。

凍った道の脇から発達した霜柱

秋にピンク色の果実をたっぷりとつけていたマユミ
色あせてそのまま残る。

富士山は今日も雄大な姿だった。

山頂部は雲を抱いていたが、このあと厚くなって隠れてしまい。
そのうち昼前には曇り空へとなってしまった。

三ッ峠山荘で休憩した後に下山。
昨年の秋に設置工事を進め、kazも2日間取材がてらボランティア参加した。
その柵もしっかりと完成していた。

国立公園内の景観に配慮し、色は茶色のためか、
写真ではあまり目立たない。
シカが山頂付近の草地に入り込んで
アツモリソウを始めとする希少種も食べ始めている。
防鹿柵設置は費用と労力もかかるが
オオカミという天敵不在のいびつな生態系のなか、仕方がない措置だった。
気温は低く堰堤では水が凍り、氷のカーテンに
ちょっとしたアートだ。

イタドリの花穂とうっすらと雪化粧した山肌と。

1月は発電も昨年同様、順調で17日までで積算で372kwh。
強い冬型気圧配置となった1月16日。
日本列島は厳寒の1日。
kazは山梨県内の山へ朝から行っていて不在でしたが、
最低気温が-3.6℃、最高気温が6.2℃(八王子気象台)
消費もとどまるところを知らず上昇の一途。
16日は
消費電力過去最高記録となりました。
発電量24.1kwh
消費量45.2kwh
売電量20.1kwhグラフにすると

山梨県内は昼前から曇りでしたが、多摩地域では昼過ぎもそこそこ発電してくれたようです。
エアコンは朝7時までに22℃になるようにタイマーで起動させ、
蓄熱暖房のお陰で発電時間帯は消費が少なくなっています。
1月はこのままだと消費が1000kwを超えるのは確実な勢い。
対する発電量は600~700kwhくらいか?
前回の検針では購入電力も1万円以下だったけど、
次回は確実に超えるでしょう。
※まあ、ガスや石油も使ってないからこれでも上出来かも?まあ、あまりヤセガマンはせずにほどほどにエコをしていますが、
エネルギー効率という意味では、
蓄熱暖房よりヒートポンプを利用したエコキュートの方が
効率良いということが分かりました。
しかし床暖房だと大がかりになってしまうので、
もっと手軽な据え置き型のオイルヒーターのような機器で
エコキュートオイルヒーターなんてもがあると理想的なのだけど?
10日、ふたたびかぐらへテレマークへ。
今回、同行は業界関係の
D助さん。
業界通のテレマーカーだ
ビーコン、スコップ、ソンデ、シール、GPSと
バックカントリーの準備も一応していたが
寒波が来ているだけあり、リフト一番上までいくと
横殴りの吹雪!
という訳で一日中ゲレンデ。
降り続く雪のお陰で腰までのドパウダー!
kazの板は現在、トップ124-ウエスト88だけど、細すぎて埋まってしまう!
もっと太い板が欲しくなる、ザデイな1日でした。

右がkaz、
左がD助さん。高速で滑り廻るため、ついていくと太ももが疲れてパンパンになってしまいました。
原稿書きに忙しいのですが、ちょっとだけ更新したいと思います。
家庭内化石燃料消費ゼロを目的に
昨年の石油ファンヒーター置き換え
この冬導入した
アルディミニについて。

導入した直後のインプレッション
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-716.html導入し使い始めて半月ほど経った、晩秋のインプレッション
http://araikazuya.blog97.fc2.com/blog-entry-716.htmlそして現在、年間を通して最も寒い時期となっている。
さすがにこの時期エアコン併用なしでは厳しい。
蓄熱暖房とエアコンの併用。
24時間で1日の流れを紹介。
①蓄暖は通常深夜23時~朝7時の深夜電力時間帯(1kw=9円)に電力を消費して蓄熱する。
基本的に蓄電のファンは切っておき、蓄熱に専念、蓄熱量の設定は「大」でだいたい6.5~7.5kwh消費。
リビングルームは不在の場合、23時頃の段階で16℃くらい
②5時過ぎ:タイマー起動したエアコンのスイッチが入る。この時の室温は13℃くらい。
タイマーの設定は朝6時に24℃になるような設定
③朝6時では19℃くらい、6時30分には22℃くらいになる。
④割安な深夜電力時間帯の終了とともにタイマーでエアコンは切れる設定。
代わりに蓄暖のファンがタイマー予約で起動し放熱を促進。
⑤朝8時頃、チジュールの出勤、kazの仕事部屋移動とともに蓄暖のファンを止める。
蓄暖はその後は自然放熱を続けるがエアコンを止めて、まだこの時点では
外気温も低く、室内に暖かい日射しが射し込まないので、
室温はやや下がっていて約20℃。
⑥2階リビングのため朝9時頃~夕方15時頃までは、関東地方では冬にすっきりと晴れが多く、
日差しが射し込み室内が暖まる。
天気にもよるが午後15時頃で18℃~22℃。ちなみにこの冬一番冷え込みとなった7日は19℃だった。
この間は基本的にファンも回さず、エアコンも入れない。必然的に太陽光発電の売電量が多くなる。
⑦夕方16時頃には日没が近ずき寒くなる。室内に暖かい日差しも射し込まなくなるので、
保温目的でカーテンを閉めて蓄暖のファンを回し始める。
⑧晩ご飯の支度を始めるころ室内は18~20℃くらいか。寒さを感じる時は補助的にエアコンを入れるが、
入れないで済むことの方が多い。
⑨チジュールは風呂上がりにエアコンを入れる事が多いが時間は短い。
その後蓄暖のファンを切り就寝。kazは仕事部屋へ。昨年と電気使用状況を比較してみる。モニターで見てみると
2010年1月1日...最低気温-4℃(八王子気象台)

2011年1月7日...最低気温-4℃(八王子気象台)

左端から7番目まで、0時台から6時台までのグラフの山が高くなっているのが分かる。
特に2010年の3時台、4時台はグラフから消費は家の基礎代謝部分のみだったが、
2011年は蓄熱暖房が1kwhぐらい消費している。
昨年のデータを参考に
内訳を推測してみた。
白...基礎代謝(冷蔵庫、24時間換気、待機電力など)
黄色...蓄熱暖房
桃色...エコキュート
赤...タイマーエアコン(2部屋分)
※実際には23時台から深夜電力が始まり、その時から
蓄熱暖房とエコキュートは自動的に運転が始まっているエアコンは仕事部屋用(7.5畳)もあるため、
リビング用だけで見ると正確にはわからないものの
消費電力はだいたい1.5~2kwhぐらか。
リビングルームは16畳+傾斜天井+ロフトスペースも加えると
実質的には20畳以上の空間だと思う。
蓄熱暖房は24時間のベース暖房の違いがあるとはいえ、7kwh消費しても
部屋の温度を上げるのは苦手。
一方エアコンは2kwhほどの消費で13℃ほどの部屋を8℃くらいも上げることが出来る。
その電気代も深夜電力使用なので1kwh=9円なので18円未満だ。
☆★☆得られた考察☆★☆①...なんだかんだでエアコンは効率がよい。これはヒートポンプの原理上、1の電気で5~6以上の熱を生み出すことが出来るからだろう。
特に最近のエアコンは高性能化が進んでいるようだ。
一方の蓄熱暖房は構造上、基本的に1の電気で1の熱だろうか。
エアコンが寒くて、電気代が高いというのはおそらく、
・上の方の空気はあたたくても足元が寒い。
・年式が古いため性能、効率が劣る
というのもあるだろうか?
しかし、石油が一番安いと多くの人が思っているようだが、
それは実際には正しくないようだ。
参考:家電Watch(インプレス)エアコンの光熱費は暖房器具の中で一番安い
②蓄熱暖房とエアコンのコンビネーションは良い。蓄熱暖房は7kwhも消費しておいて、その割にあまり暖かくないじゃないか、
とも思うところ、
仮にエアコンだけだと、やはり運転時間は、冬は10時~15時を除いて
ほとんど1日中、運転しなければならないだろう。。。
特にまだ寒い午前中、太陽光発電がしっかり発電していても午前9時過ぎまでずっと
エアコンをつける必要があると思われる。
その時の電気代は実質的に通常の倍となる1kwh=48円となる。
たとえば夜に補助的に2℃温度を上げるため30分ほどエアコンを入れて切ったとしても、
長時間その温度をキープし、寒さを感じないのは蓄熱暖房のお陰であろう。
導入コスト、光熱費をトータルで考えても、床の補強工事を行って、
もっと大型で蓄熱量も大きい蓄熱暖房機を導入するよりこの方が現実的か?
※ただし雪国やさらに寒冷地ではこの限りではないと思うが
ともかくオール電化+太陽光発電導入世帯で、光熱費で考えると、
これは最強の方法だと思う。
③太陽は偉大太陽光発電として電気エネルギーばかりでえなく、熱源としても太陽の役割は大きいなとの印象
これは冬に日差しが射し込みやすい関東地方ならでは。この熱エネルギーもうまく利用したいところ。
④気密性、断熱性が重要暖房時は窓から約50%の熱が逃げるという。
内窓、LOW-Eガラスなど消費エネルギーが少なくて済む対策をとる
⑤まとめ正直なところ、この時期だと
「もう少し大きめの蓄熱暖房機でも良かったかな」という気もするが、
内窓を導入したりと断熱、気密性を工夫すれば、まあなんとかなるかなという印象。
補足だが、最近はヒートポンプの原理を利用した
エコキュート床暖房というのがあるとのこと。
エコキュートは安価な深夜電力を利用して
お湯を炊きあげる機器だ。
最近は床暖房兼用というものがあるという。
効率と光熱費からも、これはおそらく最強か?
年が明けてからも原稿書きの日々が続いています。
本日7日は東京都心で初氷が観測されたとのことですが、
多摩地方は都心部から3℃ほどは低いようなので氷は5mmほどの厚さになっていました。
代わりに今日は朝からすっきりとした青空が続きました。
きっと高尾山あたりでは立派なシモバシラが観察できることでしょう。
シモバシラではありませんが、仕事の合間に近くを歩いたなかから季節の写真をお届けしたいと思います。









コセンダングサ

果実は動物や人間の衣服にくっつきやすい。
くっついて種子を拡散させる戦略をもつ

そしてこの日の雑木林の風景。
すっかり葉を落としていた。

ではまた。
まだまだ寒い日が続きますが
風邪を引かぬようお気をつけ下さい。
★☆★☆この記事は再生可能エネルギー普及と
私たち人間と自然界、持続可能な将来の推進を目的に
参考程度に書いています★☆★☆1/6に検針がありました。


12/5~1/5の31日間の検針結果となります。
まず、購入電力。使用電力量総計 829kwh
昼間(10~17時)=29kwhで820円(1kw=28円)
朝晩(7~10時、17~23時)=86kwで4302円(1kw=23円)
夜間(23~7時)=614kwで5630円(1kw=9円)
基本料金=1260円
※契約種別:6kVA 電化上手
で燃料調整(-1541円)、オール電化割引(-5%)などで最終的に
9607円前月の検針(31日間)と比較し
全体で709→829kwhと120kwhほど増えました。
昼間は6kwh、朝晩は10kwhほどの増加だけですが、夜間が510→614kwhと大きく増えているのは、
蓄熱暖房機が大きく1晩で7kwhほど電力を喰うので220kwh(約1800円)ほどは蓄熱暖房と思います。
それに朝、蓄熱暖房とともにタイマー起動するエアコンがありますが、
これはワットチェッカーがないため使用電力量は不明。
それにエコキュートも大きいと思います。
ヒートポンプの性質上、気温が下がる冬の深夜は
よりエネルギーが必要になります。
※一説によると夏場の4倍ほど?
購入電力は前月の8650円から9607円に増加。
さて次に、前年同月と比較です。
前年は石油ファンヒーターを使用していましたが、50リットル使用し3150円かかっていました。
前年同月の電気代は635kwhで9005円だったので合計12155円。「化石燃料家庭内消費ゼロ」を目標に今年は石油ファンヒーターを廃止し、
代わりに蓄熱暖房を導入した訳ですが、光熱費としても下がり
とりあえず「前年を上回らなければいいな」と希望がありましたが、願いは達成しました。
まあ、これは今年は内窓を設置したり、1/1~1/5の期間中、
チジュールが帰省していたりと単純比較はできないのですが...。
次に売電となる「太陽光発電設備からの余剰購入電力量のお知らせ」


は
478kwh(三洋HIT5.0kw)
478(kwh)×48(円)=22944円晴れの日が続き、前回の検針(21648円)より1000円ほどの微増。
1日あたりの売電量は15.4kwh。
よって今月は購入電力も増えましたが、プラス幅も増えて
13337円のプラス収支です。冬の一番エネルギーコストがかかる時期に光熱費ベースでこの結果は
やはり太陽光発電+オール電化+蓄熱暖房の威力でしょうか。
で、今月もお日様に感謝となりました























ちなみに今月の経済効果は
12月の積算発電量582kwhから売電量478kwhを引くと、自給分の電力は104kwhとなります。
検針日は5日ほどズレがあるため、正確な数値ではないものの、
※年間を通じて計算するとだいたい変わらず
自給分は昼間料金(28円)の他に、朝晩料金(24円)もあるため1kwh=27円と仮定すると
104×27(円=kwh)=2808円
本来かかってくるはずの電気代が太陽光発電によって賄えたことになります。
よって
今月の経済効果(売電+自家消費分)は約25752円と前月とほぼかわらなくなりました。










遅れましたが30日の神楽テレマークの報告について。
新潟県のかぐらスキー場は標高が高いため質が良く、
ゲレンデトップからのバックカントリースキーも楽しめるため、
毎年2~3回は滑りに行っている。
午後からちょっとバックカントリーへという
スタイルでも楽しめる。
シーズン始めは雪不足気味だったらしく
12月中旬に計画した初滑りは延期。
26日に草津で初滑りで足馴らし。

この日はボードのK君と、アルペンスキーのR君も。
この日が今年本格デビューか。
ところがビーコンなど3種の神器は用意していたものの、
バックカントリーに必要となるシールを忘れてしまい、m(_ _)m
終日ゲレンデで練習となった。
午前中雪も舞っていたが、次第に晴れ間も覗き
遠く越後三山も見えた。

最初はかぐらの上部エリアと田代エリアで、そこそこフカフカの程良い条件だったが、
降雪の供給もなく、賑わいのため、時間が経つと部分的にギタギタとガリガリに。
昼食後、みつまたエリアに移動、プチ非圧雪バーンなどもあった。
3時頃まで楽しみ6時過ぎに帰着。
そして、翌日、翌々日はお約束の太ももの筋肉痛...
テレマークを始めて10年。
面白みが分かり始めたのが2~3年経った頃
毎年のことだが、この繰り返しだ。
2010年も無事に過ぎました。
KAZの太陽光発電システム(三洋HIT5.0kw)



2010年12月の発電実績となります。
発電量 582kwh
消費量 930kwh
売電量 456kwh
買電量 804kwh
自給率 62%
12月も前月に引き続き晴れる日が多くなりました。
関東平野の冬らしい日々が多かったように思います。
冬はくっきりとした青空に低い気温と太陽電池の高温に弱いという性質上、
ロスが少なくなるようです。
発電している時間は短いのですが、割と効率良く発電すると言えましょうか。
設置角度は南面30℃ですが、もっと角度があればさらに発電量は上がるかと思いますが、
代わりに夏は落ちるので、バランス上30℃が最適と言われています。発電量は11月の563kwhより若干増えましたが、
日割ではほとんど同じ。
前年同月は543kwhで、今年の方が40kwhほど多くなっています。1日あたりの平均は約18.7kwh
システム1kwあたりでは3.7kwhkwhとなります。
消費量は10、11月より大幅に増えて510→747→930kwh
石油の代わりに今年より導入した蓄熱式電気暖房の消費は
11月の147kwhから、12月は202kwhに増加
蓄熱量は連日「大」となっています。
ちなみに蓄熱暖房分の電気代は安価な深夜電力を使い1800円で済んでいます。それと朝7時までに、同じく深夜電力をタイマー運転しているリビングルームのエアコンと
寒い夜などに蓄熱暖房の他に補助的に使用するエアコン、たまにつけるkazの仕事部屋のエアコン
でしょうか。
ここまではワットチェッカーで計測していないので使用電力は分かりませんが、
それほど多くはないと思います。
残りはエコキュートでしょう。
気温が低くなり給湯にかかるエネルギーが増えていると思われます。
売電は456kwhで発電量の78%となりました。

そこそこ発電したものの、消費も増えているため
電力自給率は62%。
さすがに冬は消費が多く、自給率は下がりますね。
こちらは日毎のデータ

11月の最高は29日の26.3kwh
最低は13日の0.7kwh。
消費量

最高記録は31日、過去最高の38.7kwh、
基本的に家族全員家にいました。
最低は26日の17kwh、この日は家族で草津へ行っていて不在。
どういう訳か不在でもかなり消費。
売電量

買電量

こちらは発電量と消費量

自給率100%を超えているのは2日だけ。
こちらは売電量と買電量

消費は多くても多くは深夜電力と朝晩電力で日中は少なめなので、
そこそこ売電しているのが分かりますね。
こちらは前月との消費量の比較

消費の伸びが分かります。
こちらはCO2換算での発電量(削減量)

50kgの削減効果



石油換算で132リットルでした。






















こちらは設置以来の積算。

発電量10477kwh。※1月1日9:45分までで

と言う訳で12月も順調に発電し環境貢献に役立ってくれました。






あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年、最初の1枚目のショット

紅富士、朝日に染まる
初日の出

遠くに見える街並みは横浜だ。
正直なところ山頂付近は木が多く、やや撮影には向いていないようだ。
朝日が昇ると、国旗が掲げられ、国歌が流れた。

自然と心が厳かな気持ちになる。
2011.1.1 Mt. Takao