先日購入したベビーキャリーを初めて山で使用した。
紅葉の高尾山へ


マックパック、ポッサム。

ボトム部分の荷室に収納されている装備は一眼レフカメラ×1、レンズ×2、外付けフラッシュ×1、他フィルター、電池類。
これに水筒約1.5L、一番小さい110サイズのカートリッジとコンロを収納したクッカー

※ 離乳食を温めるのに必携
さらに、食料、ヘッドランプ、救急セット、レジャーシートなどそれなりに多くなるが、収納できた。他と比べても収納は大きめのザックだろう。
背面ポケットにはレインカバー、ジャケット、タオル、など。
登りで体が熱くなるとジャケットにシャツも脱いで収納したが、
このポケットもフラップがあり余裕を持たせた造りなのでかなり入った。

ちなみに、こちらのボトム部分は家でしまう時は、ボトムのフレームが起き上がって倒れる構造で薄くなる

背面の造り。

黄色いベルトを引っ張って背面長さがが変えられるので、女性でもフィットする。
背負い心地も、登山用ザックと変わらず良い
ウエストベルトもしっかりと造られている。

細かい点だがウエストベルトに取り外し式の軟らかい素材のミラーがあり、
背負いながら子供の表情が確認できるのが良い。
首からは別のカメラをぶら下げて歩けたので、撮影の自由度も高かった。
※ 前だっこだとこれが難しい。
チジュールも山を満喫し、

下山後は高尾山口駅の喫茶店でピッツァに生ビールで締めくくり。
Lynnはキャリーに乗ったまま眠ってしまった。

すやすやと..
.
きっと
乗り心地も良いに違いない。
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本日は3ヶ月ぶりに外岩へクライミング。
湯河原幕岩。
天気は晴れで日差しが温かい一日

アブラカタブラを登るMさん
同行したのはクライマーのR君と、Mさん。
内容は
茅ヶ崎ロック、アリババの岩場
アニー 10b 1Tリード 9+でアップのつもりが勘違い。
アン 9+ RP
マゾおけさ 10b RP
アブラカタブラ 10a RP
とけいワニ 10c RP 10年以上か。本当に久々に登ったが良いルートだった。
成績は久々なのもあり、ほどよく楽しむ程度だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、入門者エリアで人気の高い「てんとうむしロックエリア」です。
去年(人為的?)落石が発生し一時的に閉鎖になったと聞いていましたが、
約1年ぶりに来た今日、まだ閉鎖のようでした。
入口には町が設置した柵が設けられ「立ち入り禁止」となっていました。

すぐ下は梅林で、遊歩道があるので安全上このような措置がとられているとのことでしょう。
梅林は今や規模を拡大し、町の重要な観光収入源になっているようです。
てんとうむしロックの岩場自体が不安定で崩れやすいとは思えず。
人為的だとしたら、その理由はともかく、岩場を使い続けるためなんらかの取り組みも必要なのではと感じます。
例えば1人1日500円程度の有料制にして、その利用料を整備に充てるなど。
決して全てとは言えませんが、
自分中心でせちがらい人が多いのがクライマーの世界ではありますが...
町の理解を得られなければ、将来、禁止エリアが全体に拡大しそうな気もします。
おそらく大雪山など脆弱な植生を守るため、国立公園の有料化が議論されているのと論点は同じではないでしょうか。
「ただ」では自然は守ることはできない
自分も確実にインパクトを与える一人なのだから少しくらい貢献しても良いのではないか。
解決は一筋縄ではいかないと思いますが、視点を広めた方がいいような気もします。
きっと。
新たに2000万画素を越えるデジタル一眼ボディの導入に伴い
中判フィルムカメラPENTAX645 NⅡのボディとレンズ3本のシステム一式を手放した。

明らかにもう出番がなくなり防湿庫の肥やしにしかならなそうだったからだ。
でも逆に思い出がつまった機材なだけに正直かなり悩んだ。
KAZの撮影スタイルでは35mmが中心で、これまでも中判を取り出して撮影する時は
本当に「ここぞという風景」で「じっくりと」に限られてしまっていた。
だから取り出さずに重荷だけを背負っていることも多かった。
・ ボディは明らかに重く
・ 被写界深度は浅くブレやすいのでほぼ全ての撮影で三脚が必要
・ それでも近接の植物群落の撮影ではピントが浅めなので苦手
だから撮影本数も35mmフィルムに比べると、
格段に少なかった。
機動力は明らかに35mm一眼レフに劣る。
それでも敢えて35mm一式とは別に、重い中判機材を加えていたのは、フィルムサイズの大きい中判ならでは豊かな階調表現が可能だったからだ。
だがその優位さも最近はその「外堀」が埋まりつつある
単純な比較では難しいが、オーバー2000万画素のデジタル一眼は中判フィルムに相当すると言われている。
こうなるとこちらの方が機動性に優れ、行動できる範囲、チャンス、撮影対象ともに広がるとともに、後処理、管理もしやすくなる。
可能性が広がるのだ。
これも時代の流れなのだろう。
このところ急速に冷え込み始めた。
撮影で高尾山へ
4号路。低山なので色彩は赤よりも黄色が中心。

イヌブナ。太平洋側のブナ帯下部に多い

ブナ。遺存的にあるだけで幼樹は育っていない。葉はすでにかなり落ちていた。

イロハモミジ。天然分布は沢沿いで、稜線のものは植栽

ツチグリ。最初に見た印象は「柿のような形を木の実」だが菌類の仲間

ノササゲ、マメ科らしい果実が熟していた。

冷たい雨が降った今日の祝日
今年は冷え込みもそこそこあり、冬らしい冬になりそうな気配。
さてこのところ写真整理の日々。
実はポジフィルムの整理は手間がかかるため、過去撮りっぱなしスリーブのままとなっているものもあった。
2006年の撮影分を整理していた。
こちらのエイザンスミレ。撮影は山梨県三ッ峠。

薄ピンク色のエイザンスミレにしては花色がかなり薄い。
ところが、ヤマケイの「日本のスミレ」のなかにエイザンスミレ×ヒゴスミレの雑種が紹介されていてヒラツカスミレとある。撮影は新井二郎氏と書かれ撮影場所は三ッ峠だった。
ヒゴスミレはエイザンよりもっと葉が細かく切れ込み、エイザンの基本3裂に対し、完全に5裂している。花は白色だ
ヒラツカスミレとある図鑑の写真もこの写真とよく似ている。
両親が似ているので見分けが難しく、結実して時にヒラツカスミレだけの群落も形成するという。

こうなるとますますややこしい。
キリガミネスミレなど明らかに違いが分かり結実しない雑種ならともかく、正直なところエイザンとの違いがよく分かりにくい。
かつて、環境省植生図の仕事で燕岳へ調査に行ったとき、
同行した東京農大教授で植物社会学が専門のN氏は「アザミもそうだが、調べて分かりにくいのは分類が悪いからだ」と笑いながら話していたのを思い出すが、必ずしも厳格に分ける必要があるのかとも考えるときもある。
でもそれほど真剣には悩んでいないかな。
自然のものなのだから、時にファジーなものもある。
必ずしもキッチリとしなくても良いじゃないの
きっと。
ベビーキャリーを購入した。
マックパック ポッサム
重量2300g 定価26250円

フレームはザックの生地で覆われているたるためベビーキャリーらしいゴツさが感じられない。
荷物はボトム部分と背面ポケットで計35リットルと割と多く収納できる。

ボトムはフレームがあり自立可能。可倒式で収納時はコンパクトになるのも○
ちなみに背面ポケットのないコアラというモデルもあり、こちらは荷室は25リットル。1.9kg
20475円という。
フード、レインカバーは別売で6300円。

フードは取り外し式、アルミパイプは可動式でなく、曲がらないため収納性はやや劣る。サイドの視界が悪くなるのもマイナスか。

雨の多いニュージーランドブランドらしく、レインカバーは十分すぎるほどしっかりと作られている。
実は「山と渓谷」2008年6月号の企画でベビーキャリーの撮影を担当していて、
この時8種類の製品を実際に手にして比較していた。
この時、背負心地も良く、適度な重量と、荷室の容量、ファッション性などからマックパックのこのザックが最も気になっていた。
ちなみに、主な他の候補との比較。
※ 全てその時の誌面用撮影から
モンベル ベビーキャリア
1700g 12800円

価格は最も安価で軽量だが、荷室の容量は13リットルとやや少なく、重要な日差し対策であるフードやレインカバーに対応していないため、候補から外れた。
※その誌面の記事中でも、フードは日差しよけとともに、道を歩いていて小枝などからも子供を守る役目も果たすと言っていた
ドイターキッドコンフォートⅡ
2750g 25200円

背面の通気性、背負いやすさなど造りは追求されている。荷室は18リットル。ドイターはキッドコンフォートⅠからⅢまで3種類あり、ⅠはライトでⅢはヘビー。Ⅱは多くの人が使っている定番とのこと。
軽量さと、荷室の大きさからマックパックを選んだが、しかしフードに関してはドイターの方が工夫されて良いと思う。

フード、レインカバーはそれぞれ3500円、2500円とのこと(別売)
では、次は山で...

仕事の掲載誌の案内です。
11月15日発売
山と渓谷12月号
KAZの仕事は今年の3月に
参加、取材したテレマークスキーのイベント「てれまくり」の参加レポート2ページ。
これに関連して、2ページ、テレマークスキーの用具のカタログページを独断で(?)チョイスして、スタジオ撮影を行い、ページ構成までしました。
独断ですが、細板ステップソールにライトなプラ靴から(実は雪上散歩用にほしい)極太のパウダー用板まで偏りなく選んでいます。
個人的に気になるシステムが新しいビンディングシステムであるNTN。
ここでは詳しく述べませんが、これも撮影、紹介しています。

それと、やはり今年3月の
八ヶ岳のバリエーションルートの取材撮影4ページ。これはなんと石尊稜のはずがワケありで日ノ岳稜に。。。
他、過去に撮影した八ヶ岳バリエーションルートの紹介など
それと、やや遅れてですが、
小川山と
B-PUMP2の撮影が
新規創刊となる
クライミングJOYに載っています。

こちらはロクスノのビギナー向けとのことです。
メインのデスクトップPC本体の入れ替えを検討している。
CPUはデュアルなものの(PentiumD)、3年経たずやや、もたつきを感じる。
デジタルカメラの進化に伴い、PCへの要求レベルがますます高まっているのだ。
2006年の導入当時から比べると画素数は倍、ファイルサイズも3倍以上だ。
従来の32bit版Vistaではメモリが3Gまでしか認識しなく、大量の画像データをサクサク動かすには正直なところ8Gくらいはメモリがほしい。
64bitのPCではそれが可能とのことでいろいろ検討していた。
現在、Adobe Creative Suite 3(Design Premium)をセットでインストールしてあるが、
先日発表となり12月19日に発売されるPhotoshopCS4では64bitに対応するとのこと。同時にCreative Suiteも3から4になるというので、この際64bitPCを購入し、Creative Suiteも4にするつもりでいた。

ところが、64bitPCは現在、BTOでも扱っているメーカーが限られる。
エプソンダイレクトの直営店で聞くと、32bitとのデュアルモードはサポート外など制約も多いという。
それに加えCreative Suiteも全てのソフトが64bitに対応する訳ではなく、Photoshopだけだそうだ。
それほど大きな進化もないようだが(!?)、4にバージョンアップするようだ。一式で30万近くするソフトであるので、今回はパスとなりそう。
という訳で64bit化の計画は…。
これからの冷える時期。
山ではニット帽が目立ち始める。
街のアウトドアファッションから山や岩場まで様々なニット帽が目立つなか、
KAZはニット帽が(似合わないためか)あまり好きではなく、テレマークスキーの時以外はあまり使わない。
一方、子連れ登山では赤ん坊は基礎体温が高いとはいえ、体を動かして温まる大人に対し
体を動かさないので、冷え対策は気をつける必要がありそうだ。
チジュールがLynnのためにニット帽を編んでいたが、このほど完成した。

耳を覆う今流行(?)のタイプ。
山デビューの前にかぶらせたところ
似合わないKAZとは反対に結構似合ってるじゃないか。

でもその前に、そろそろベビーキャリーが必要か!?
テレマークを中心にバックカントリースキーの総合雑誌である
パウダーガイド7号
編集パウダーガイド社、発行:JTBパブリッシング 1200円
が発売されています。

I編集長から依頼があり2007年の蔵王山の遭難事故についてレポートしました。
やや気恥ずかしい気もしますがモノクロ4ページで紹介されています。
そろそろ書店にもカレンダーが並ぶ時期となりました。
本日は掲載カレンダーの紹介です。
まず壁掛けタイプの月めくり大判タイプで
「日本花紀行2009」山と渓谷社1200円。

こちらは8人の写真作家による集合作で、月めくりのため表紙を含んで写真は13点、
KAZは昨年に引き続き2点採用されました。
こちらの表紙のタカネツメクサもKAZの撮影で撮影場所は白馬岳です。
それと4月のオオバキスミレ群落となっています。こちらのオオバキスミレは新潟は旧山古志村での撮影でした。
次に
フラワーカレンダー2009 「FLOWER CALENDAR 2009」山と渓谷社 2100円

こちらは日記帳形式となっていて週めくり形式。「日本花紀行」より多くの写真作家による集合作となっています。
今年はこちらのカレンダーの表紙もKAZの撮影でした。
エイザンスミレで、山梨県三ッ峠。
裏表紙はヤマザクラでこちらは山梨県身延町。
キバナハナネコノメの撮影に出かけた時のものです。
今回はKAZの作品は6点採用されましたが、
うちの表紙、裏表紙を含む4点はデジタルデータです。
データ作成、色見本用プリンターの導入などいろいろありました。
ところで、ちらのフラワーカレンダー2009ですが、来年以降は未定とのこと。
存続は今年次第?
しかしながら多くの写真作家の集合作とだけあり、バランスもとれていて、美しい群落や、はっとするような綺麗な光の写真も多く、アングルや構成など参考になる作品も多いのが事実です。
どうにか形を変えても存続できるように。皆様、お求めの程?よろしくお願いします。m(_ _)m
最後にご尽力いただいた、山と渓谷社のOさん。選定、植物種のチェックをされたNさん、ありがとうございました。
連休の真ん中の11月2日
11ヶ月になるlynnを連れて三ッ峠へ。
5:30早出して、8時過ぎに登山口から登り始める。

紅葉は今が最終ステージ。
他の木々より遅く色づき始めるカラマツが見事に黄葉していた。
風もなく、穏やかな晴れの天気。
しかし空は予想以上に雲が広がっていた。

深まる晩秋の道を約1時間強、適度なハイクで
そこは
Lynnにとって初めてのこの景色

やや雲が多めなものの紅葉の山肌の向こうに富士山の絶景。

そしていつも通り三ッ峠山荘で休憩して
昼過ぎに下山。
本日のlynnの着こなし

モンベル/クリマプラス 200 プリントベスト Baby's 3225円
モンベル/クリマプラス 200 パンツ Baby's 2415円

サイズはそれぞれ80と90があります。
それにフードのある上着を防寒着として着ました。