前日の天気予報では晴れて温かくなるはずだったこの日。
朝からどんよりとした空に肌寒かった。
しかし登ると体はほのかに温まる。
季節を感じさせる3枚
フジイバラ
紅葉が進み、赤い果実が熟していた。
カリヤスモドキとツルウメモドキ
ツルウメモドキはすでに葉は落としたが、まだ果実が割くけてなかの赤い種が見えてなかった
マユミ
すでに落葉し、果実がたくさん熟していた。
山梨県三ッ峠にて
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ
今年はアポイ岳の温暖化調査や、エゾシカの食害現場の取材を行った。
辺境の地、取材で動き回るのはやはり車となる。
※根室市落石岬にて
車がないと相当不便。
でも当然、車だから化石燃料を消費する。
エゾシカの取材にしろ、温暖化が要因の一つと言われている。
エコドライブには気をつけているが、正直なところ、温暖化問題に関連して、車で取材して回ることにどことなく、「矛盾さ」を感じなくもない。
新車が売れなくなってきているという。
景気の問題もあると思うが、「質」の問題もあると感じるのはKAZだけではないのだろうか。
例えばハイブリット車、プリウスは着実に売り上げを伸ばし10位にランキングしているという。
しかし、ハイブリットなど次世代の車は、小さいか、一部の高級車だけ。
現状、選択肢が少なすぎるのだ。
だから「待ち」と皆考える訳だ。
追加の経済対策で
・高速道路が1000円で乗り放題?
・減税の方法は給付金方式で所得制限なしで全世帯?
やや「安易すぎる」と感じるのはKAZだけでしょうか。
そのまま次世代に残す借金となりやしないか。
これから将来、環境問題に直面せざるを得なくなる時代、次世代燃料車、太陽光発電など代替エネルギーをもっと推進すれば、化石エネルギーに高い金を払わずにすむし、もちろん地球にもやさしく
その技術も売れて世界のなかで沈みかけている日本がもっと元気になるのではないだろうか。
短視眼的でなく戦略的な政策を
望みたい
知床取材での追加の写真です。
こちらは樹皮食いによって枯死した木立の林。ハルニレやオヒョウ、キハダなどを選択的に食べるため、半島に限るとこれらの樹木が失われてしまうと危惧されています。
道沿いのハルニレの大木など目立つ個体は、樹皮ネットを巻いて食害を防いでいますが費用と手間、道がないところも多く「半島内全てはとてもやりきれない」とのことでした。景観的にもよろしくないですね。
こちらはウトロの町の外側に張り巡らした鹿防護柵。1mあたり6~8千円の費用がかかるとのこと。道東を中心に現在農作物被害を抑えるため3000Km以上の柵が設置されてあるとのことでした。ちなみに農作物被害は2005年に50億円に達したとのことです。
イチイを除き針葉樹は食べないため「このままだと針葉樹と広葉樹が混じって生える針広混交林の植生が、針葉樹中心の植生に変化してしまうかもしれない」とのことでした。
草本に限るとフレペの滝遊歩道ぞいのこの草原、かつてはエゾキスゲ(ニッコウキスゲ)などが咲き乱れるお花畑だったものが、ハンゴンソウのお花畑に変わったとのことです。
今は枯れていますが一面のハンゴンソウ
そのため、昨年から今年にかけての冬、環境省は知床岬先端部で原則禁猟の国立公園内ではほとんどない銃による捕獲を行い、132頭を捕獲したのとのことです。
もはや状況は危機的になっているのか。
心配された苦情の声などはほとんどなかったとのこと。世論も理解してきているのでしょう。
明るくない話題ばかりだったのでテーマを変えて...
こちらは羅臼の漁港近くの定食屋のカニラーメン、タラバガニが沢山入って1700円でした。
こちらはウトロの町近くからみたオホーツク海と夕日です。
シカ食害取材の続きです。
知床での食害の現場、札幌のエゾシカ協会と取材し、
有効利用としての流通、シカ肉料理まで踏み込んで取材を行った
今回の北海道取材行も今日が最終日。
カジュアル(スープカレー)、イタリアン(パスタ)に続き、3番目はいよいよジビエ料理のフレンチです。
実はシカ肉はヨーロッパでは高級食材としての地位を確立しているのです。
取材先は北海道内最高級の一流レストランの一つ。
札幌駅の駅ビルの最上階にあります
ミクニサッポロです。
最高級レストランに恥じぬよう、
今回はKAZもこれまでの料理撮影のノウハウと機材装備などを持ち込んで、質問だけでなく、撮影にも全力投球で臨みました。
JR札幌駅の駅ビルの最上階、待合いラウンジも優雅
高級感あふれる店内
席はほとんどが予約のお客さんで満席に近いといいます。
こちらのコース料理、エゾシカ肉のジビエ料理のコース、価格はディナーで1万7千円とのこと。
北海道出身である三國清三プロデュース。
北海道の旬の食材のおいしさを最大限に生かし、
素材をありのままに表現するというコンセプトとのこと
こちらのエゾシカ肉はロース肉を使用
レンズ豆、にんじん、ほうれん草を添えて、やや甘めのソースであえています。
撮影後KAZも食しましたが、
柔らかく、優雅な味で美味しい。
まさにエゾシカ料理の最高峰とも言える味でしょう。
もちろんですが臭みなどは全くなく、食べやすいためすぐに食べ切ってしまいました。
甘めのソースがベストマッチ。
仕込みなど苦労しているのかなとシェフに聞いたところ
「調理でも特に手を過剰にかける必要はない」との意外な答え。
それは素材が良いからとのこと、当然とも言えるでしょう。
※仕入れ先は知床エゾシカファームで知床産のエゾシカとのことでした。
それなりの設備のある処理場でしっかりと処置し、適切な食肉加工を施した食材だからでしょう。
「シカ肉はこんなにも美味しいのか」と感じさせられました。
今度は是非ともプライベートで行きたいと思った、こちらのエゾシカ料理、
ランチはロースでないものの4500円からの設定があるそうです。
本日は知床の
知床エゾシカファームという養鹿場(ようろくじょう)で取材。
養鹿場とはどのような施設かというと、生け捕りにしたエゾシカを食肉加工にするまで一時エサをやって飼う牧場。養豚場のブタをシカにしたような施設です。
ここでは同時にハンターにより捕獲されたエゾシカも運び込まれます。
その場合、2時間という制限時間があり、内臓が破裂していたりした個体は引き取れなといいます。
衛生管理もしっかりとしており、加工場内は写真撮影が目的でも立ち入りができませんでした。
この知床エゾシカファーム、面白いことに土建業からの転向とのことです。※正確にはサイドビジネス。
従業員も7名抱え、公共事業が大幅削減の真っ直中にある北海道にあり、食糧危機とも重なり、これからの農林水産業見直しの時代、その一つの流れとも言えると感じました。
道内にたくさんあるエゾシカ肉料理、レストランなどは高い品質の肉が安定的に入手できることが前提となります。
このよなの流通ルートの確立に欠かせないのが、しっかりと衛生管理され、品質を保証されたこのような食肉加工場なのです。
本日は知床です。
知床五湖からの羅臼岳。
KAZは知床は今回3回目、1回目は95年に羅臼岳、2回目は2004年に硫黄山に登っています。
2005年、半島のほぼ国立公園エリアが、世界自然遺産に登録され、ますます注目を浴びています。
しかし、同時に道内でも最も高密度なシカの生息地であり、生態系バランスからも許容量を大幅に上回るシカによる食圧から生態系への変化が目立ちます。
ウトロにある知床自然センターで知床財団に取材し話を聞きました。
その後、食害の爪痕を見ました。
※知床財団では食害という言葉を人間の生産活動が行われている農林被害に対してのみ使っていますが、本州を始めとする日本各地では、自然植生を含み広い意味で「食害」が一般的なこと。わかりやすいことからここでは食害と呼ぶことにします。
詳しい内容は後ほど出版物でしっかりとまとめて発表しますが概要を紹介。
樹皮まで食べられたハルニレ。
これは春先に食べ物がない時、樹皮を食べた跡です。全周食べられてしまうと、樹木の維管束系が失われてしまい枯死します。
この樹皮食いの被害は程度の差こそありますが、ほぼ全域に見られるとのこと。
一部はネットを張って保護されていましたが、これも全部はとてもやりきれないとのこと。
お花畑はもかつてエゾキスゲやセリ科植物など、多種多様な草本植物からなっていましたが、今は好まないハンゴンソウ、トウゲブキ、アメリカオニアザミだけであとは低く刈り込まれたようになってしまったとのこと。
こちらの知床100㎡運動の植林地も柵を設けないと、すぐに食べられてしまうとのことでした。
柵の外と中で草本の背丈の違いが分かります。
実際シカがうじゃうじゃたくさんいました。
観光客からはカワイイと見えるかもしれませんが、問題はそう単純ではないのです。
本日は札幌市内でエゾシカ関連の取材。
エゾシカ協会を訪問して、シカ食害関連とその対策について話をうかがい、
市内2軒のレストランでエゾシカ肉を使った料理の撮影。
エゾシカの現状はのちほど説明するとして
まず
エゾシカ肉料理の店です。
時計台近くのイタリアンレストラン
イルピーノこちらのエゾシカ肉ミートパスタ
1000円(ランチ)
フィットチーネにエゾシカの挽肉が微妙にマッチしていました。
クセがなく非常に食べやすくて美味かったです。
次に札幌名物のスープカレーで
スープカレーLAVIエゾシカto野菜カレー、1300円
こちらはしっかりと熟成させたブロック肉で
まろやかでやわらかく、コクがありました。
「シカ肉はこんなにも美味しかったのか」と感じさせるほど。
今までにKAZも5回くらいシカ肉料理を食べていますが、この店は本気で美味いと感じました。
食べることが自然保護につながるというシカ肉料理取材。
のちほど出版物でもしっかりと発表したいと思います。
裏剱3日目のアップがまだですが、
そろそろ北海道へ行く支度に移らなければならず...ですので後ほど。
忙しくてなかなかアップできずすみません。
これから約1週間の予定で、札幌、知床を回ってきます。
今回の取材のテーマは「シカ食害」。フォトジャーナリストとして
エゾシカ協会に話を伺い、知床で食害の現場を見て取材に頑張りたいと思います。
2日目は
日の出前に出発して裏剱の展望台、仙人池へ。
仙人新道の登り途中から、錦秋の山肌と三ノ窓雪渓にチンネ。
仙人池ヒュッテの有名な(テレビに何度も出演している)おばあちゃん。なんと78歳。元気でした。
池ノ平への途中からの裏剱。絶景が広がっていました。紅葉は今が最終段階。
ナナカマドの紅葉がひとき鮮やかな道を下って再び真砂沢出合へ。
10月の3連休は裏剱へ。
2泊3日のテント泊。
同行は山の同期でクライマーのR君。
初日扇沢からアルペンルート経由で室堂へ。
室堂周辺は高山帯。
高山帯の紅葉は草紅葉といい、森の紅葉とは違った趣がある。
チングルマの紅葉はすでに終わり気味だったが、盛りのものも多く見られた。
こちらはハクサンイチゲ、チングルマとのコントラスト
霧雨のなか、雷鳥坂を登り、剱沢を下って真砂沢出合へ。
テント泊。すでに夜は冷え込みが厳しかった。
デジタルの比率が高まるにつれるのと、また1枚あたりの容量も増加の一途と相まって、画像データの溜まるスピードは増す一方。
外付けHDは4月に500GB増設して合計1TBとしたが、最近満杯に近くなり、さらなる増設を検討していた。
最近発売されたという、バファローの新しいHD(一番手前)。
電源がコンセント部に移り、一定時間HDへのアクセスがないことを検知して自動的に回転を止めるため本体は熱くなりにくいためファンもないとのこと(やや心配ですが...)、本体も小さめ。
ヨドバシドットコムの時間限定割引で16800円だったため購入した。これで合計2TBでしばらくは?安心。
しかしやや頂けないのは本体に電源スイッチがないことだった。
でも、それより問題なのは合計660GBの内蔵HDかも。
増設したくてももうベイが空いてないのです...。
プリンタは2台ある。
普及タイプの染料A4タイプと、
色見本、作品出力用の顔料A3ノビ。
A4プリンタ(キヤノンPIXUS ip7500)は購入してもうすぐ3年。
日々、適度に動かしているため、特に調子が悪くなることなかったが、このところプリントされて排出された紙の裏側にインクがべったり付着するため、
サービスに問い合わせたところ、廃インクが一杯になっているのではとのこと。
※ ケチって動かさない方がプリントヘッドの目づまりなど起きるようです。
確かにビジネス文書からサムネイル出力まで、かなりの頻度で使用していた。
プリンターはサイクルの早い商品だ。
最近キヤノンとエプソンから新商品も発表されたが、店の人の説明では新しいインクが採用され、インクタンクの容量が少なくなり、その分印刷コストは高めになったとのこと。(キヤノンの場合)
光沢紙へのカラー出力など、ハイレベルの出力はエプソンのA3顔料機で出すようになったこともあり、
A4プリンターは特に不満なく使っていて、複合機への買い換えの理由もなく、もったいないので修理に出すことにした。
ポイント5%を充てて加入する、ヨドバシカメラの長期保障サービスに入っていたので店頭持ち込み。
同時に購入したフラットベッドタイプのスキャナーも、ガラスの清掃(内側に汚れが付くが分解・清掃できず...)も依頼する。
結果プリンターはクリーニングのみで2300円、スキャナーもクリーニングのみで1400円程度と予想外に安くすんだため、5年間で1回のみしか適用できない長期保障は使わないでいたところ、
2007年の2月から月ごとに通常の購入金額の1%を充てる、修理専用のポイントが付くようなり、これが1万3千円くらいたまっているというので充てることにした。
使えるものはしっかりとメンテして大切にしていきたい。
※しかし1年半の間に130万円くらいの買い物をしていたとのことになるようです。フィルム、カメラ、PC用品など、仕事に必要なものとはいえ少し驚きましたね…。
それと修理期間2週間以上かかりました。これも長すぎですね…。プリンターは2台あるのでなんとかなりましたが、納期で2回ほど問い合わせました。
チシマツメクサ
Sagina saginoides(ナデシコ科ツメクサ属)
本州中部と北海道に局所的なほか、週北極地方に分布する。
環境省レッドリスト 絶滅危惧1A類
寒地、高山に生える越年草または多年草。茎は株状で細く、多くの枝を張り、高さ3-5cm。葉は細い線形、長さ0.5-1.5cm。根出葉はロゼット状をなす。花期は5-9月。花は茎頂に単生、ときに腋生。花弁は萼片より短い。
※ 環境省HP・絶滅危惧種検索より
…………………………………………
出版物を始め、WEB上ですら開花写真はあまり知られていない。その理由はある意外な事実からだったが、花も実際にごく小さかった。
花は5数性で、直径3㍉。この大きさでは仮に登山道脇で咲いていても気づかないかもしれない。目立ちにくいが近寄ってみると可愛らしかった。
全体無毛。ロゼット状から長く花枝を伸ばして広がるようだ。
環境省レッドリストの危険性の主要因では「踏みつけ」を挙げているが、温暖化など環境の変化も挙げたい。
本種をはじめ、クモマキンポウゲ、ハイツメクサ、タカネマンテマなどは北極圏を故郷に持ち、氷河期に日本まで南下して分布を広げた仲間が、かろうじて本州中部、アルプスの高山の一部にかろうじて生きながらえている、貴重な「生き残り」である。
北極圏に似たアルプスの高山環境。
温暖化、シカ食害と難題に直面し始めたなか、
なんとかそのままの姿で残したい。
※ 画像の公開に際して、迷いましたが、本種の開花写真がきわめて限られていることから、学術目的など公益性もあり画像のみ公開しました。自生地に関する情報公開はご遠慮いただいています。
このところすっかり秋らしくなって来ました。
高山では今、花が終わり草紅葉の季節です。
この夏の取材・撮影も高山植物に関してはほぼ一段落といったところでしょうか。
忙しかったなどで未発表のままとなっているもの。
成果を順次アップしていきたいと思います。
まず、最大の成果はチシマツメクサの花を撮影したことです。
※花の大きさは最小に近いかも!?
チシマツメクサ(ナデシコ科ツメクサ属)環境省絶滅危惧ⅠA類。
分布は長野、青森が生育、富山が現状不明・文献情報となっています。(これに関しては北海道、長野、富山?と思いますが...)
本種に関しては写真が掲載されている図鑑が非常に限られ、特に花がしっかりと写っているものとなるとほとんどないばかりでなく、
WEB上でも写真はほとんど見つけられません。
主な詳しい図鑑は
「日本の野生植物」平凡社1982年…利尻島での撮影とありますが、花はなく、葉と果実のみ
「日本の高山植物」山と渓谷社1988年…花弁がない花の写真のみ。記述には「普通白い花弁があるがまれにこのように花弁がないものもある」と書かれている
「高山に咲く花」山と渓谷社2002年…基本的に「日本の高山植物」と同じ写真と推測される。葉のみの写真も掲載
「信州高山高原の花」信濃毎日新聞社1992年…精力的だった今井建樹氏の撮影で、かろうじて花が開き始めた株の写真はあるが、横顔のみ。
「しっかりとした写真がないのなら、オレが撮影してみようじゃないか」と今年までに何回か数日かけて登りました。
そして見つかりました。
花は予想外に綺麗だという印象。
※ しかし、その後「新北海道の花」北海道大学出版会2007年、という新しい図鑑で花の正面からの写真も掲載されていることを知りました。掲載サイズは小さいものの利尻山での撮影。
さすが北海道を網羅するUさんです。
しかし本州中部のものより、いくぶん矮小?やや異なる印象でした。
花の写真、続きは次回で…ご期待下さい。
本日は撮影で都内へ。
帰りに銀座のキヤノンプロフェッショナルサービスへ。
フラッシュを修理、代替機材を受け取った後、
11月下旬発売で注文済みのEOS5D MarkⅡ、発売前の先行展示・デモ機を実際に操作してみた。
その印象は
・ シャッターのフィーリングなどは現行型に似ているがやや早くなった。
・ 50D同様、新しく高精細な背面液晶は鮮明でピントチェックもしやすい。
・ 重量810gとほぼ同じためか持った感じもほぼ同じ。
・ AF測距点の配置は評価があまり高いとは言えないEOS50Dや現行5Dと変わらず、この部分でもっと進化がほしかった。
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シャッターを切った時の感触は、現行型に比べると多少キビキビしているけど、隣に置いてあるEOS-1D系のそれと比べるとどうしても物足りなさ感じてしまうようです。
最高級機D3から下位機種まで操作系、フィーリングを比較的よく継承して評価を得ている、ニコンと比べると、
操作性やAF測距点配置がかなり異なるのは、クラス分け(格差か?)をしっかりとつけるキヤノンらしさとも言えなくもないと感じます。良くも悪くも。
率直な印象としては期待以下ではないが、期待以上でもなかったか。
時にハードな山行やクライミングなど機材を極力減らしたい撮影もあるKAZの場合、現行1D系はゴツ過ぎ。
現在も位置づけとしてはメイン機であるフィルム1眼レフの最高級機EOS-1Vのように、普段はコンパクトにもなり、またブースターを装着すると縦位置撮影や連写も早くなるシステムがもっとも望ましいのですが…。