北海道取材から帰ると
なんと丁寧にも先日送付したアツモリソウ展に関する意見書で返事が来ました。
以下、個人名は記しませんでしたが、長野県庁の自然保護課からです。
長野県自然保護課長の○○○と申します。この度は、希少野生植物の保護こついて、貴重な御提言有難うございます。
御承知のとおり.長野県では平成15年に制定した希少野生動植物保護条例に基づき、アツモリソウなどの希少な植物の保護に取り組んでおります。
本年度、ホティアツモリについて希少野生動植物保護回復事業計画を策定し、保護回復に関する事業に取り組むこととしており、これを契機に野生のホテイアツモリを保護しようとする気運が一層高まることを期待しているところです。
お話のイベントに関する御懸念につきましては、後援をしている町を通じて、主催者にお伝えし.会場内で希少野生動植物保護こ関する普及啓発の資料を.配布するなど,野生個体の保護の啓発について依頼したいと思います。一応しっかりと受け止めてくれたと言うことでしょうか?
「会場内で希少植物保護こ関する普及啓発の資料を.配布」などやや弱い気もしますが
注目は
「本年度、ホテイアツモリについて希少野生動植物保護回復事業計画を策定」
とあることです。
絶滅寸前の状態であるホテイアツモリに関しては突っ込んだ政策を期待したいところです。
1992年に種の保存法ができた後も、平然と違法に盗掘され続け、野生ではもうほとんど見られないというのに、
一方では高嶺で取引され、人工増殖が難しいために「現行犯で見つからなければ…たとえ違法でも山から…」という異常な事態となっているわけです。
希少な野生植物を自生で見たいという人
少なからずいると思う。
自分が見たいだけでもいいけど
ほんの少し社会のために出来ること
やはり黙っているだけではなく、
意見として伝えるべき点はいうこと。
きっと、もっと意義深くなるかな。
帰りもフェリーで帰りました。
速度は25ノットで時速約46kmとのこと。
苫小牧発1:30で大洗着が19:15、
こちらの商船三井フェリーですが、
ラウンジやら、大浴場、食堂テーブルなど設備も整っていて、

寝台も窮屈な2段ベットから1段のみとなり快適なのですが、
深夜便は以前はあった個室がなくなってしまったのが少々残念です。
モンベルクラブのカードがあれば15%引きとなり、乗用車込みで片道24650円でした。
そして

留守番ご苦労さま。。。
毎日撮影、登山、移動とせわしく、なかなか更新できず
お持たせしました。
道内最終日、札幌市の植物写真家U沢さんから情報交換して恵庭岳へ。
まだ直接会ったことはないけど、彼の著作「北海道山歩き、花巡り」はユーモアもあり読み応えがある本です。
KAZも雑誌の企画で何回か写真を借りたことがあり、電話ではいろいろ話しています。
まずフチゲオオバキスミレ

ミヤマハンショウヅルの群生に

シラネアオイの群生

となかなか良い山でした。
約1週間の予定を無事にこなして本州へ
本日はチジュールママと札幌市近郊にとあるトレイルへ。
最近整備された道で、かなり豊かな植物が見られるとのこと。
クルマバソウの群生に

サルメンエビネ

ユウシュンラン

オクエゾサシン

運良くスズムシソウも咲き始めていました

ところでサルメンエビネは盗掘の対象となりやすい種。来年以降もなんとか盗掘されないで咲き続けてほしいものです。
そこで、保護を訴える案内板など検討してはいかがでしょうか?
こちらのアポイ岳のように。


心に訴えかけるものがありますね。
アポイ岳ファンクラブの皆さんと
地元の小中学生との協調の賜です。
冷たい雨が降る中、網走〜サロマ湖〜興部とオホーツク海沿いに北上。
観光が目的なら宗谷岬ですが、KAZの今回の目的はこちらの
テシオコザクラ

道北の蛇紋岩地にのみ生える希少種です。
その後は一路南へ進路をとり小樽へ
鈍色の空に

道北のガラガラで走りやすい道
様似町から根室市へと移動。道南から道東へ。
日高は新緑が美しい時期でしたが、道東は季節がやや逆戻り、根室はまだ桜も咲いています。
霧に覆われた霧多布湿原。ネーミング通り霧が多く、気温もあまり上がらないのでしょう。

足下に咲くエンコウソウ。

浜中町ではユキワリコザクラが海岸に咲き

根室市、落石岬ではのサカイツツジとヤチツツジが咲いていました。

そして道北へ
本日は雑誌の取材でアポイ山塊のピンネシリ岳です。
登山道の整備の一環としてハイマツの枝払いをして、そのついでに、年輪と、年枝からハイマツの成長の度合いを調べるというものです。
静岡大学から3人とM沢教授、アポイ岳ファンクラブから約20人。当日は朝から雨で、濡れて風もあり寒い1日でした。
アポイ岳はもともとカンラン岩という特殊な岩盤のため標高800mという本来高山植物が生えない高度で高山帯があり高山植物が生えている奇跡の山です、
それが昨今の温暖化の影響でハイマツが爆発的に増えて高山草原の面積が急激に減少しています。
そしてヒダカソウは絶滅寸前とういう状態です。
今回の取材はそれを科学的に裏付けるための調査という訳です。

いろいろと興味深く、衝撃的なデータも得られました、じっくりとまとめあげてカラー6ページくらいで来年の「岳人別冊春山」では発表する予定です。
取材に協力してくれた皆さんありがとうございました。
昨晩のうちに様似町へ。
本日は2年ぶり、4回目のアポイ岳の登山です。
一昨年の5月もほぼ同じ時期に登っていますが、今年の開花はさらに早いよう。
5合目まで樹林帯に多いエゾオオサクラソウ、今年は開花期間中寒さが舞い戻ったためか、霜にやられて花弁はしおれ気味。5合目のから上に現れるアポイアズマギクもどことなく花弁が縮れ気味立てたりと元気がないよいようです。
それでも登っていくとサマニユキワリやエゾキスミレ、アポイタチツボスミレなど、そこそこいい群生がありました。
サマニユキワリ

エゾキスミレ

一昨年見た場所でヒダカソウ今年は咲いていないようです。かつての大量盗掘の受難は過ぎたのですが新たな脅威が確実に進行しているようです。

明日はその取材です。
下山後はアポイ岳ファンクラブの皆さんと高山植物の分野で研究されている静岡大学のM沢教授と合流。3社の新聞記者も現地入りして明日の取材を前に歓談でした。
苫小牧へ
北海道へ行くときは飛行機とフェリーが半々ぐらい。
飛行機は確かに速いのですが、荷物は限られ、搭乗手続きなど面倒で、到着後の移動も制約があります。短期でスポット的な旅や取材向きです。
一方、1週間以上の旅となると船で行くことが多く、大洗から苫小牧までのさんふらわあを使います。
2年ぶりに利用するとダイヤが変わっていて、大洗発が深夜2時、苫小牧が19時45分と2時間以上、スピードアップしていました。
大洗までは約2時間30分、出発日の日中は仕事でも余裕を持って出発でき、到着後は200km程度までの移動も可能なので、実質的に半日はかかる飛行機利用と比べても遜色ありません。
なにより荷物や道内の移動も制約がないのが大きい。
フェリーのなかでは調べ物したり、仕事の原稿を書いたり…

ゆったり旅情もあります。

今夜から1週間ほどの予定で取材・撮影で北海道へ旅立ちます。
アポイ岳、道東、道北など巡る予定です。
取材の留守番役

6ヶ月過ぎ、日々成長するlynn。
そろそろハイハイできるかな…。
本日は東京都内にあるヒミツのエビネ自生地へ。
やや湿った斜面に数十個体散らばって生えている。
森が暗いので光がないとフラットな印象になりがちだ。

斜光が射し込むのを待って撮影したカット

こちらは逆光。造形美が強調されている。

緑に白の花弁の個体もあった。

近くの雑木林にはハクウンボクが多かった。
丸みを帯びた独特の葉の形が面白くて、強調して表現した。

本日は高尾山
ミシュランのガイドブックで三ツ星評価との関係は不明だけど、
このところ間伐作業が多い。
植林してから良質の木材にするため、また森全体を健全にするため欠かせないのが間伐作業。
間伐前と後では、真っ暗だった森に光が射すなどかなり違った印象。

実は植林地のなか、ヒミツの場所にエビネがあった。

登山道から少し離れた場所に偶然発見した株でここ以外ではほとんど見ていない。
園芸採集で激減したのであまり残されていないのだろう。
今年も確認しようとしたらこの部分は全て伐採されていた。
切り倒した材木の下となっていてとても確認は厳しい状況。

この後、広葉樹でも植えるのでしょうか?
エビネは日差しに弱いだけに気になりますね。
それでも盗掘されるよりはマシでしょう。
森が復活し環境が整えばまた増えるかもしれないのだから。
きっと。
埼玉県側はなかなかのダートロードだが、長野県側はしっかりと整備されている。
おそらく植栽したものだと思うが、
道沿いのオオヤマザクラが見頃だった。

関東近辺の里山に多いヤマザクラより標高が高い場所に多く、
花弁の赤みが強いため豪華な印象
道沿いに続いている。ソメイヨシノの並木道よりもどことなくセンスが良い。
峠からトレーニングがてら早春の稜線を駆ける
稜線上、まだ芽吹き前の林床に咲いていたヒメスミレサイシン

場所は違うけど、雨滴にしたたるヤマシャクヤク

今回はモバイルPCからの更新です。諏訪湖SAにいます。フリースポットという無料無線ランサービスがあるのです。便利ですが、やはりモバイルPCは画面も小さいし、作業効率も悪いですね。
画像データのチェックも難しいです。
本日はシナノコザクラの撮影で南アルプスへ。
遠くに甲斐駒ヶ岳が美しい。

開花状況はまさに満開。

石灰岩地の岩壁に生えるという。個体数は少なくもなかったが、多くもなかった。

やや観光資源になっているので、それほど危機的ではないかもしれないが
「昔はもっと多かった」という声も聞こえた
前回のテーマである「アツモリソウ展」の件で長野県庁環境部自然保護課へ要望書を提出しました。
以下要約です。賛同された皆さん、「アツモリソウ展」に対して疑問を持たれている皆さんも長野県庁へ
要望書を送ってみてはいかがでしょうか。
多くの方々から意見があればきっと何かしらの前進があると思います。
このように自生で美しく咲く姿を取り戻すために...
※この場所からもホテイアツモリが姿を消してしまいました。
前略、
突然の要望書で失礼します。当方、山梨県甲府市に本部があり、希少高山植物の保護啓蒙で全国的に活動をしています日本高山植物保護協会の会員であり、「山と渓谷」「岳人」ナショナルジオグラフィック」など、山岳、自然科学系の媒体を中心に、撮影、執筆などを広く行うなど、写真家、ジャーナリストとして活動しています。
先日高山植物保護協会理事のN氏より、FAXがあり、千葉県に住んでいる知人より富士見町で行われている「全日本アツモリソウ展」についていろいろと疑問点や意見を述べた手紙をもらったとのことでした。
4年前、第1回目の時は私も、現地へ取材に行き、その記事を「山と渓谷」「岳人」誌などで発表しました。会場でホテイアツモリの株が販売されていたこと。自生地の保護を訴える展示がなく、全体的に園芸を煽る内容でした。
あれから4年たった訳ですが、昨年、訪ねたところ、まだ自生のホテイアツモリの株が生育しているのが新たに確認されて、町として厳重に保護管理するよう条例まで制定したとのこと。
それはそれで良いと思います。
しかし、こちらのイベント案内を見る限り、イベントの内容はそれほど変わっていないようにも思えます。
希少植物を保護するためのものとして現在、長野県では環境省版レッドリストのカテゴリーに準じた形で長野県版レッドデータブックを作成し、さらには「長野県希少野生動植物保護条例」という形で種を指定して保護を進めているのは広報資料などから理解しています。
しかしながら、その条例の運用として、例えば山梨県では「流通監視員制度」などを設けて、その株が合法的に仕入れたもので山採りのものではないか。特別指定希少野生動植物が許可なく流通されていないか?などを実際に、県の委嘱監視員が定期的に巡回して監視しています。
それによって、アツモリソウなど下界での増殖培養が難しく、山採り=自生地での盗掘につながりやすい種に関しては数字上でも明らかに流通量が減ってきたとのこと。本年度から県職員も監視に加わり、自生地は特別保護区とするなどさらに厳しい運用をするそうです。
長野県でもかつてアツモリソウが見られた山域で今、激減して絶滅寸前という自生地は多いと思います。かつての山岳関係の資料を読むと、登山道沿いでアツモリソウが見られたという報告が多くありますが、現在登山道脇でアツモリソウなど見る機会は皆無に近いのが現状です。
南アルプスのホテイアツモリは特に希少だと思います。広く県民、さらには長野県全体のイメージ、理解を深めるためにもこのような園芸的なイベントは中止して、本気で南アルプスのホテイアツモリの復活のために、もっと広く理解されやすい形での保護、啓蒙活動をされてはいかがでしょうか?
特に、希少植物保護の意識が高まっている現在では、首都圏を中心にこのような保護と相反する園芸的なイベントに対して疑問を持っている国民は多いと思いますので、それが富士見町や長野県のイメージを悪化させているようにも思えます。
アツモリソウなど希少植物は園芸的に売買するのではなく、あくまで自生地で国民の共有財産として楽しむものであると思いますが、10年後、20年後の将来まで希少植物保護のための、本質を捉えた、抜本的な政策を期待します。
以上、よろしくお願い申し上げます。
KAZも会員である日本高山植物保護協会の理事のNさんより
今年も長野県富士見町で行われる全日本アツモリソウ展について、千葉県の方から以下のような手紙が来たとのこと。

※登山用具店でのパンフより
日本高山植物保護協会 N様
新緑の美しい頃かと思います。いかがお過ごしでしょうか。
昨年は何度かお世話になり、大変ありがとうございました。特にアツモリソウをはじめとする希少な碓物の保護に関するお話をうかがえたことは、非常に意義深いものでした。
さて、そのアツモリソウについてですが、昨年のN様のお話の中にもありました長野県で、今年も「アツモリ草展」が開かれるとのこと。
実は先日私が都内の登山用品店に立ち寄ったところ、富士見町の観光パンフレットの中に案内が入っていたのです。内容は同封しましたものを御覧いただきたいのですが、これを読む限りいったいどこが「守る・育む」なのか全く理解できません。
どうみてもこれは山野草栽培の促進イベントです。多くの方々に自然保護と花を愛する心が広がることを願っています」と冒頭にうたっていながら、講演には自生地をいかにして保護するかといった、N様が取り組んでおられるような内容は含まれているように思われません。
さらに期間中には山野草の販売も行うとのこと。これには山野草の販売業者が関係していると推測されます。
これは例えるなら、タンチョウヅルの保護地のなかで町が後援してその飼い方の講習会を開き、そこにペットショップが出店して他の野鳥を販売するようなものではないでしょうか?
登山用品店でこの展示案内を見たときに、私のように山を歩いて自然の景色や花を見ることを楽しみにしている多くの一般ハイカーは違和感を覚えるはずです。
山野草の栽培愛好家を全て否定するつもりはありませんが、この展示を見てアツモリソウの美しさに魅入された人が是非手に入れたいと思い、インタ-ネットのオークションでそれを購入したとして、そのアツモリソウが他の絶滅寸前の自生地から盗掘されたものではないという保障はどこにもないように思うのです。
ですから、このようなイベントは開催地である富士見町ばかりではなく、全国的に自生地のアツモリソウをもさらに減少させる結果を生みかねないと私は危倶するのです。
千葉県より、花と自然を愛する一市民KAZが第1回の時は突撃取材を敢行して、会場まで見に行ったこともあります。会場では「商工観光課」との名前のバッチをつけた係の人が案内して、ホテイアツモリの鉢も売っていました。
その記事は「山と渓谷」「岳人」などに発表しました。
富士見町は少しは見直しなどしてくれたのでしょうか?
あれから4年たった訳ですが、昨年、入笠山へ登ったときに山小屋で訪ねたところ、まだ自生のホテイアツモリの株が発見されて、富士見町として厳重に保護管理するよう条例まで制定したとのこと。
それはそれで良いと思います。
しかし、こちらの案内パンフレットを見る限りは、イベント自体はそれほど変わっていないようにも思えます。
まず、大きな流れ、大前提として
アツモリソウなど希少植物は園芸的に売買するのではなく、あくまで自生地で国民の共有財産として楽しむものであるこの意味をもっと大事にして欲しいと願います。
本日はヤマケイJOY夏号の取材で三ッ峠へ。
天気はなんとか回復したものの曇りがちで、5月とは思えない寒さ。山頂付近にはなんと雪もありました。
途中のクロモジの新緑と花

カラマツの新緑のなかに浮かび上がるオオヤマザクラ。

真っ白に戻った富士山

今回は前回、2月に行ったフクジュソウと同じテーマで「撮影術」内容は主にフレーミングでした。
2ページのみと少ないこと、また編集部がSONYから借りたデジタル一眼レフカメラα350ですが、レンズも標準ズーム1本のみと内容はやや浅め。
マクロレンズ撮影歴の長いKAZが伝授するせっかくの機会だから、愛用のシグママクロレンズも含めてもっと突っ込んだ内容にした方が独創的で斬新だと思うのですが…。一眼レフ入門マニュアルの域を脱し切れていない気が少々。
ところでこのα350、少し操作した感触としてはバリアングルの背面液晶がユニークでした。地面すれすれのローアングル撮影はもちろんですが、このようなハイアングルにも対応できるとのこと。

縦位置まではさすがに無理なようですが、あれば便利と感じました。
SONYα350、これで1400万画素とのこと。同社は近々2400万画素フルサイズのデジイチも発売するらしいです。
昨年ニコンが盛り上がっていましたが、今年は各メーカー間、競い合って面白くなってきました。
仕事上、季節の移り変わりのスピードに敏感になる。
今年はGWまでの暖かさが続き季節は早めに進んでいた。
ところが、ここに来て一転、昨日、今日と寒い。
季節外れの寒気が来て、標高が高い高山では雪とのこと。
たまにはそれでもいい。
あまり急ぎすぎても追いかけるのに大変だから。
本日夕方MTB散歩で見た里山の植物。

ハンショウヅル(キンポウゲ科)
左は咲き始め
花は鮮やかで目立ちます。
本日は取材のロケハンを兼ねて高尾山へ。
4月16日の日記、4号路でヤマザクラとホオオノキの新芽の写真の林。すっかり葉が開き、ホオノキは花が咲いていた。

見上げると新緑のブナの葉が美しい。

初めて見る植物。
ホウチャクチゴユリ、ホウチャクソウとチゴユリの雑種という。

ホウチャクソウは今が満開。チゴユリが早めなことからやや満開過ぎだった。
オオバウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)、花はなかなか見つからない。

タチガシワ(ガガイモ科)、花は褐色が強いものから

緑色が強いものもであった。

本日は夕方から都内で打ち合わせ、その後クライミングジムでトレーニングでした。
昼に買い物がてら、いつもの里山散策路をMTBで走った時のことです。
尾根筋の遊歩道の脇、
6日に盗掘されたギンランの場所から近い場所でキンランを見つけました。合計3箇所。
前回はここを迂回するトラバース道を通ったため、気づかなかったようです。
踏まれないように簡易的な柵で囲われ、盗ったりしないように注意書きがありました。

誰かよく分かっている人が気遣ってくれたのでしょう。
保護されて咲き、訪れる人たちの目を楽しませてくれていました。
きっと
来年も咲くことでしょう。
ここで。
連休を避けて箱根へ
さすがに空いている。
新緑の山肌の向こうに富士山

シコクスミレ、太平洋側のブナ帯に生える。今年は全体的に早めなようで、満開は過ぎていた。

トウカイスミレ、同じくブナ帯の林床に生えるが、とても小さい。ややピーク過ぎ。

コイワザクラ、フォッサマグナ要素の植物

ところでこの箱根、登山道の整備状況がよろしくない。
土壌の浸食が進み、場所によって2mくらいえぐれ、ますます歩きにくくなっている。
本日でGWは最終日。最初は北海道へ行く予定でしたが、結局関東近辺でした。
風が強いものの、天気が回復した本日、外出したいところですが、仕事があるため家で。
しかし買い物を兼ねてMTBでいつもの里山散策コースへ。
3日のブログに書いたクゲヌマランを見つけたコナラ林とは別の雑木林へ。
KAZのジョギングコース沿いにあり、7月にはオオバノトンボソウが見られる雑木林です。
ここにもギンランがありますが、今年はササバギンランが多く見られ、このような立派な株も。
そして、なんとここでもクゲヌマランを確認。

これまでで一番花付きがいいようです。

少し離れた場所ではこのようなキンランの群生も見られました。

天気も良く気温も高いため花の開き具合もいいようです。

今年はキンラン、ギンランの仲間、花付きが良いようです。
3日の日に見てこのブログにもアップした、行儀良く2本並んだギンランの株を改めて撮影しようと見たところ、
なんとありません。
よく見たところ穴が二つ残され、その脇には無惨に折られたギンランがあるではありませんか。
3日間のうちで盗掘されてしまったようです。人が歩く散策コース沿いに咲いていたのですが...。
きっと、盗掘した人にこう語りかけているのでしょう。
「お願いだから、私を掘り起こさないで…。庭には移されてもいつかは絶えちゃうだけ…。
毎年私に会うことを楽しみに来る人が大勢いるのに….この場所で」
今年はサクラソウ科の植物も網羅したいと考えています。
本日は妙義山へ。
狙いは妙義山固有のミョウギイワザクラ
このエリアの登山ガイドブックを執筆しているUさんに
「ルートはいくら難しくても構わないので、なるべく良い群落が多く見られるコース」とと事前に情報収集。
新緑まっさかりで奇岩とのコントラストが印象的

ザイル、ハーネス、デイジーチェーン、スリング、カラビナとクライミングギアも用意して出発。
妙義山のなかでも最難関の上級コースとされるこのコース、過去にも転落死亡事故も多く発生しているとのこと。
KAZが登りながらも、数人の登山者が岩場が難しくて途中で断念して引き返したところでした。無理して突っ込まないのが安全登山の鉄則といえるでしょう。
自分でコントロール出来る範囲内で行動することが安全登山では大切だと考えています。
確かに一般登山道の岩場コースより明らかに難しく、切り立っています。アルパインクライミングの経験がなければ恐さを感じるのも無理ないようです。
そしてそのような恐ろしいところにミョウギイワザクラが多く咲いていました。

イワザクラより葉が切れ込まないとのこと。

こちらはサビバナナカマドの新緑

フモトスミレ

なかなか充実した山行でした。
今回役に立った装備。スリング、デイジーチェーン、ハーネス

ぶら下がっての撮影で使いました。
本日から撮影に行く予定が雨のため延期に。
午後から雨が上がったので家の近くの里山の雑木林を訪れました。
この時期、里山にはギンランやキンランが咲きます。一方、ギンランに似ていますが、花に距がないものをクゲヌマランといい、沿海地のクロマツ林内に生えるとのこと。
名前の由来は神奈川県の鵠沼海岸で、KAZも藤沢市内で見たことがあります。
このクゲヌマランでは最近は丘陵地でも発見されているとのこと。
KAZも家から歩いていける範囲内、多摩丘陵のコナラ林内で一昨年クゲヌマランを見ています。
ところが昨年は同じ場所で見られませんでした。そこで今年は4月頭に、この範囲内8m四方の生い茂ったササを刈って、ゴミも拾って集めておきました。
先週確認したところ芽が出てなく今年もダメか...と考えていました。
本日近くの里山の歩道を歩いていると今年はギンランの当たり年のようで。かなりの花が目につきます。

思い立って例の場所を見てみると、その8m四方から少し離れた場所にクゲヌマランを見ました。

※花に距がなくれっきとしたクゲヌマランです。
周辺で確認された5個体のうち4個体はギンラン、クゲヌマランは1個体だけでした。
クゲヌマランってギンランと混生したり、突然生えたりするのでしょうかね?
※後日、植物写真家のNさんからの指摘でこれはギンランにたまたま距がないタイプが出現しただけのタイプであるとのことでした。
れっきとしたクゲヌマランはかなり大柄になり、一番の違いは茎を抱かず、そしてやはり砂地のクロマツ林内だけに生えるそうです。失礼しました。
ここ3〜4年ずっと細いスリックタイヤを装着しているMTBですが、画鋲がささってパンクしたのを機に太めのセミスリックタイヤに交換しました。
ミシュランのXC用タイヤで細かい凹凸のため、ブロックパターンタイヤよりペダルは軽く感じます。5年以上前に購入して保管したままでした。
家の近くはシングルトラックが多く、このような場所では確かに安定した走りとなるようです。

また12月以来、5ヶ月ぶりにクライミングジムパンプへ。力は落ちていましたが、なんとか時間を作って通い調子を取り戻していきたいと思います。
