さて、「てれまくり」2日目です。
今回注目のブラックダイヤモンド メガワット、パウダーで真価を発揮するスーパーファットスキーです。

ガリガリだったためかそれほど試乗の人気はないようでしたが、乗っている人もいました。
KAZの技術ではとても、この板でこのガリガリ急斜面はじゃじゃ馬すぎて取り回せないです...。
トップライダーでニセコから来たNHさんや、長野県からのYSさんの取材の合間にKAZも試乗をしてみました。
今回、最も気になっていたのがテレマークの新しいビンディングシステムであるNTNシステム。

ロッテフェラ社がブーツメーカーのスカルパとクリスピと協力のもと開発したそうです。
価格は55000円とのこと。靴の先端のコバが長い従来からのテレマークブーツとの互換性はなく、新しい規格のブーツも必要ですが、全く新しい革新的なシステムとのことです。
写真はスカルパのTXですが、試乗はモンベルが輸入しているクリスピで行いました。
ブーツの蛇腹があまり曲がらず最初はやや固めかなと感じましたが、
実際に斜面を滑ると
いつもは後ろ足がバタつかないよう気をつける必要があるテレマークターンの時に
それほど低い姿勢を取らなくても、ネバリ強さがありしっかりと雪面を捉えてくれるという感触。
特に高速の時に安定して、楽にテレマークポジションが取りやすい。といった印象でした。
新雪も降らずガリガリ状態とテレマークには不利な条件のバーンでも、安定して滑ることが出来ました。
感想としては
かなりいいでしょうか、再びもとの板でガリガリバーンを滑った時も違いを改めて感じました。
これを写真で見てみると
同行編集者でパワー派テレマーカーのKさん。ブーツはスカルパT2で、ビンディングはロッテフェラの従来タイプの時のテレマークポジション。高速で安定させるためかなり低いポジションです。
ちなみに板はK2、ワークスティンクスです。

同じくNTNシステム、クリスピブーツのKさん。スピードはほとんど変わりませんが、ポジションは高めです。
※ これ以上曲がらないので低くならないようでした。
参考に板はK2のワールドピステ、Kさんいわく、ワークスティンクスより安定してないとのこと

従来システムとの互換性がないこと、価格面からも現状高めなのですぐに変更というわけにもいかないと思いますが、次はこれにしたいと強く感じました。
本日は同じ業界関係の
井上大助さんと新潟の神楽へ。
「この冬一番の寒波」と言われ昨日は実際、関東でも風がすごく強く、寒い。
6時出発、本日、風はそれほど吹いていないものの、冷え込んでて出発時の気温は-5°と表示。
新潟は雪がしんしんと降るなか、上部は明らかに天気が悪そうだったため、最初からバックカントリーの装備が入ったザックは持って行かず、アバランチビーコンのみ。
最初悪天のため上へ行く神楽ゴンドラは運休でしたが、ちょうど9時過ぎにオープンし運良くほぼ一番乗り。
その後次のリフトへ乗り継ぎ、非圧雪の激パウを当てました。おそらく昨日猛吹雪のなか、一日ずっと積もっていたのでしょう。あまりに深く傾斜が足りないと感じるほど。
2人ともテレマーク。右がKAZでトップは124、井上さんは120。井上さん軽々とパウダーこなしていました。

KAZはブラックダイヤモンドのBOODOOですが、ハードピステでは185は長過ぎかと、前回感じたものの、今回のようなパウダーでは安定していました。
ファットながら軽く取り回しやすいのも魅力です。
ハイクアップも交えて5〜6本滑り、和田小屋で休憩、昼食。
その後、ビーコントレーニング、特に複数埋没の練習をしたり、アナログビーコン(かなり難しく慣れが必要と感じました。やはりデジタルは分かりやすいですね。)で試したり。

機種はトリプルアンテナのマムート、パルス・バリヴォックスです。
その後、ゲレンデで5〜6本。ここも雪がドカドカ降り続き、テレマークとしてはなかなか良い条件。豪快に行くも疲れてきて最後は乱れ気味でした。
今回もハイブリット車プリウス号の燃費の良さで交通費が安く済みました。
環境にも優しいしKAZもハイブリットほしいでね。
本日は甲斐駒ヶ岳の黄連谷へアルパインアイスの予定でしたが、仲間の都合が付かないのと、日曜日に天気予報が良くないのでキャンセル。
大学時代の友人と初滑りへ行ってきました。標高が高いかぐらスキー場でしたが、予想外に雪は少なめでコース脇のパウダーはそれほど楽しめませんでしたが、今シーズン初&NEW板の足慣らしにはなりました。

背後に神楽峰が見えました。見通しが良くバックカントリーの人も大勢いました。
さてブラックダイヤモンドの新しい板のブードゥーですが、185cm、124-88-115とファットながら軽量でピステでも雪面をしっかりとエッジで捉えやすく、取り回しも比較的良い方だと思いますが、181cmで体重68kgとやや軽量なKAZでは短めの175でも良かったかなという印象でした。
※ 以前はK2のワークスティンクス、若干太めで短めのファットに乗っていましたが、重く、ピステでは特に扱いにくい印象でした。
次回はこの板の真価を発揮すべくパウダー狙いで行きたいですね。
それにしてもテレマークは2000年に突発的に購入して始めて以来8年目となりますが、敢えてヒールフリーの不安定さだけあり、難しいですね。
最近はカリカリなど大変なところは敢えてテレマークターンでいかなくてもいいじゃないか、と割り切って楽しんでいます。
やはり適度なパウダー斜面がいいですね。
ボードやゲレンデスキーが簡単で飽きたからといってテレマーク始める人もいるようです。確実にテレマーク人気の広がりを実感します。
難しさゆえ、習得して上手く決まった時の喜びは何事にも代え難いものです。